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【種子島】超稀少!インギー地鶏!『美の吉食堂』で満喫!

世界中で種子島にしか生息しない!『美の吉食堂』は幻のインギー地鶏を食べられる貴重な食堂!

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世界でも種子島にしか生息していないという「インギー鶏」をご存じでしょうか?実はこのこの幻の地鶏をいただける稀少な食堂があるんです!

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

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こちらの記事は【夏休み宮崎鹿児島種子島7泊8日旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

インギー鶏』の歴史

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日本はおろか世界的にも珍しい幻の鶏『インギー鶏』をご存知ですか?

 

実はこのインギー鶏が飼育されているのは…世界中でも鹿児島県の離島・種子島だけという大変稀少な鶏なんです!

 

元々は中国大陸南部原産の鶏でしたが、原産地の中国大陸では既に絶滅しており、まさに「幻の鶏」として大変貴重な種なのです!

 

そもそも…『インギー』ってなんでしょう?実はこの「インギー」とは、種子島の言葉で「イギリス人」のことを指すんです。

 

明治27年、上海を出発したイギリス商船「ドラメルタン号」が暴風雨により種子島へと漂着しました。

 

種子島の島民は、漂着した船を発見すると直ちに救助活動を開始。船員の救援に奮闘、それぞれの民家に収容するなど手厚く保護したと言われています。

 

「ドラメルタン号」の船員たちは、このことに強い謝意を示し、載せていた貨物にあった11羽の鶏を島民へと譲ったのです。

 

この11羽の鶏こそが…『インギー鶏』!元々は、中国大陸南部原産のコーチン種とされていますが、現在中国では絶滅しており、その原種が残っているのは、ここ種子島南種子町のみなんです!

 

この『インギー鶏』は、その貴重さから平成25年に、鹿児島県によって天然記念物に指定されています。それ以後、原種を食用にすることは禁じられましたが、その子孫から『インギー地鶏』が開発されました。現在、種子島からほぼ出ない、幻の地鶏としてわずかに流通しているんです。

 

『美の吉食堂』のおすすめポイント

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そんな幻の地鶏「インギー地鶏」をいただける貴重なお店が、種子島南部・南種子町にある『美の吉食堂』さんです。


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お店の軒先には「インギー鶏肉店」とちゃんと掲げられていますね!インギー地鶏は、この『美の吉食堂』さんをはじめ、島内でも数店舗でしか食べられないという超貴重な地鶏!楽しみです!

 

この日は夏休みシーズンの週末だったこともあり、店内はかなり混雑。お座敷までほぼ満席という状況でした。


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お座敷に通された筆者一行。うどんやラーメン、丼ものなどもメニューにありますが…やはりここは名物の「インギー地鶏料理」を食べなきゃいけませんよね!

 

インギー地鶏料理

  • インギー刺身定食 2300円
  • インギー陶板焼き定食 2300円
  • インギー焼鳥定食 2100円
  • インギー手羽唐揚げ定食 1400円
  • インギー丼 1100円
  • インギーうどん 1100円


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さんざん悩んだ挙げ句…こちらをオーダー。ひとりは鶏肉が苦手なため冷やし中華です(笑)


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まず運ばれてきたのは…こちら!「インギー丼」です!こちらは、インギー地鶏の正肉と卵を使用した親子丼。インギー地鶏のしっかりとした肉質を強く感じられる逸品でした!とろっと半熟の卵も最高!


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続いて…このお店の目玉商品!「インギー地鶏の刺身定食」!新鮮なインギー鶏の刺身に白ごはんに鶏汁、小鉢三種まで付いて2300円ですから、素晴らしいコスパです。


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見てください!この鶏の刺身の美しさ!軽く皮目が炙られており、生の鶏肉の風味がダイレクトに口に広がります!コリっとした固めの肉質で、噛めば噛むほど旨味が出る大人の味わい!うん、おいしい!どちらかというと…ご飯のおかずではなく、酒のおつまみとしての方が合いそうです。


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続いてこちら!「インギー地鶏手羽唐揚げ定食」!こちらも鶏汁と小鉢が付いています。ちなみにこの鶏汁も肉がホロホロになるまで煮込んであって大変美味しかったです。


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掌サイズの手羽唐揚げが4本。一口噛むと、じゅわーっと肉汁が溢れる絶品唐揚げでした!いやー!「インギー地鶏」すごく美味しい!

 

なかなかお目にかからない、幻の地鶏「インギー地鶏」。種子島に来たら、ぜひ一度食べに来てください!

 

ここ『美の吉食堂』は南種子町の中心近くにありますから、アクセスも楽チンですよ。

 

『美の吉食堂』へのアクセス/駐車場

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幻のインギー鶏を食べられる『美の吉食堂』は、種子島の南部、南種子町の中心近くに店舗を構えています。

 

本土からの船の玄関口である西之表港からは車で60分ほど、種子島空港からでも30分ほどかかります。路線バスのターミナルになっている南種子町役場からも徒歩圏内です。

 

お店の近くには無料の駐車場もありますので、そちらをご利用ください。

【宮崎鹿児島種子島7泊8日旅行記】6日目。種子島宇宙センターの見学後は、幻の地鶏を求めて『美の吉食堂』さんへとお邪魔しました。この後は、種子島の歴史的スポットへ立ち寄ります。次回もお楽しみに!

 

『美の吉食堂』の基本情報

アクセス

種子島西之表港より車で60分

種子島空港より車で30分

 

営業時間

11:00-14:00

16:00-21:00

 

定休日

年中無休

 

駐車場

無料駐車場あり

 

アドレス

鹿児島県熊毛郡南種子町中之上2264-4

0997-26-0033