より深く知る!『種子島宇宙センター』の施設案内バスツアーへの参加レポート!
種子島といえば…ロケットが思い浮かぶ人も多いはず!宇宙開発の聖地である『種子島宇宙センター』には…絶対に参加するべきツアーがあります。それが、『施設案内バスツアー』!事前予約が必要ですが、種子島宇宙センターの見学スポットをガイド付きで見学できる、超おすすめツアーなんです!
筆者紹介
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『種子島宇宙センター』施設案内バスツアーの概要
種子島観光で外せないスポット『種子島宇宙センター』は、970万㎡、東京ドーム200個分という広大な敷地に、ロケット発射場や整備場、中心司令室などの施設が点在しています。
そんな広大な『種子島宇宙センター』は、立ち入り禁止区画も多く、一般の観光客は併設するミュージアム「宇宙科学技術館」をはじめごくわずかなエリアしか見学することはできません。
しかし!そんな『種子島宇宙センター』ですが、事前に申し込みをしておくことで、普段は入れないような特別なエリアまで見学することができるんです!なんと、通常非公開の、ロケット発射を指揮する「中心指令室」まで入れるというから驚き!
それが…種子島宇宙センターが開催している見学ツアー『施設案内バスツアー』です!
これは、種子島宇宙センターの見学スポット各所をガイド付き付き回るバスツアーで、1日3回(冬季は2回)開催されています。1回のツアーはおよそ75分。基本的に事前予約が必要ですが、当日に空き枠があれば参加することも可能です。
この『施設案内バスツアー』では…
- 総合司令塔
- ロケットガレージ
- 大型ロケット発射場(展望台)
という、通常では立ち入れない特別なスポットを見学することができます。ガイドさんの開設もとても分かりやすいのでおすすめです!
…と!いうよりも!『種子島宇宙センター』に来るなら、この『施設案内バスツアー』への参加はもはやマスト!必ず事前に申し込みをして参加してください!
『種子島宇宙センター』施設案内バスツアーの見どころ
種子島といえば…ロケットの島ですよね!種子島南部にある『種子島宇宙センター』は、一般の方でも見学できるミュージアムが併設されています。このミュージアム「宇宙科学技術館」は、なんと入場無料!実際のロケットのパーツなど、貴重な資料を見学することができます。
しかし…この『種子島宇宙センター』は東京ドーム200個分という広大な敷地に、ロケット発射場など様々な施設が点在しています。
そんな、普段は見学できないような施設を見学できるのが…『施設案内バスツアー』です。これがスゴかった!
この案内ツアーは…
- 総合指令棟
- ロケットガレージ
- ロケットの丘展望所
の3ヶ所をガイドさん付きでバスで回ります。日によって回る順番は異なる場合があるようです。
ツアーに参加するには、事前予約が必要です。参加は無料ですので、ぜひ事前予約しておいてください!(当日に空き枠がある場合は、飛び入りで参加できることもあるようです)
予約は電話か来館のみ。宇宙科学技術館の総合受付で予約可能です。
筆者は予約しておいたので、名前を告げるとすぐに受付をして貰えました。ツアー参加者には写真のようなリストバンドを配られます。このリストバンドがないと、ツアーバスに乗り込むことができませんのでご注意ください。
さて!今回予約したツアーは10:30開始。『宇宙科学技術館』の1階で集合したツアー参加者は、ガイドさんに導かれてツアーバスへ乗り込みます。
まず到着したのが、厳重な柵に囲われたエリア。一般観光客は立ち入れない特別な場所です。
施錠も厳重です。ツアーバスが到着すると、ゲートの鍵が開けられ、内部へ。帰りも、参加者全員が退出したのを見届けてからきっちりと施錠していました。
この厳重に管理されたエリアが何か…というと?
ここ!宇宙ロケット打ち上げの際にテレビニュースでも写される「総合指令室」!!ガラス張りの見学エリアから、実際にロケット発射を制御する中枢である、総合指令室を見学できちゃうんですよ!(この部屋は撮影厳禁!この写真は公式サイトより拝借)
まさか、総合指令室を間近に見学できるとは思わず!参加者一同は大興奮!ガイドさんに様々な質問を投げ掛けていました。
さて「総合指令棟」を後にして、再度バスへと乗り込みます。ここ『種子島宇宙センター』は、山を切り開いて施設を作っていますので、決行な山道。車酔いされる方は予め酔い止めの服用をおすすめします。
この車窓からの風景も素晴らしい!種子島らしい青い海と、岬の突端付近に見え隠れするロケット発射台。さすが、世界一美しいと賞されるだけありますね!
さて、バスは次の見学ポイントへとやってきました。こちらは実際に打ち上げに使用したロケットを保管する「ロケットガレージ」です。
こちらには、計画変更により打ち上げを断念したロケットがほぼそのまま保管されています。組み立てられたロケットの大きさを目の当たりできるのですが…予想以上の迫力でした。
また、打ち上げた後に離脱され、海に落ちてきたパーツなども回収されて保管されています。上空から落ちてきた衝撃で破損した部分もそのまま!スゴい負荷がかかるんでしょうね…!
ちなみに、ここ「ロケットガレージ」に置かれている資料の一部には実際に触れることもできます。こちらは、ロケットを運搬するための運搬台車(ドーリー)のタイヤ。巨大なロケットをを組み立て棟から発射台へと移動させるための台車に付けられているタイヤで、タイヤひとつあたり25トンもの重量を負担できるように設計されているとか!
また、大気圏の摩擦熱に耐えるだけの断熱材なんかにも触れることができます。感触としては固めの発泡スチロールに似た感じでした。
さて、再度バスに乗り込んだら…このツアーのクライマックスポイントへと移動になります。車内では、パネルを使って実際のロケット発射の様子を説明していただけます。
さあ!到着しました!こちらが、現在の主力であるHIIロケットやH3ロケットを打ち上げる発射場を見下ろす「ロケットの丘展望所」です。
いかがですか!この美しさ!よくロケット打ち上げニュースで見る風景がこちらですね!左に見えるビルが「ロケット組立て棟」、正面に見える紅白の鉄塔付近が、ロケット発射台です。
種子島島内で最もロケット発射場をよく展望できるのが、この展望所になりますが…残念ながら実際のロケット発射日はこの辺りまで全て立ち入り禁止になります。
「ロケットの丘展望所」を後にして、「宇宙科学技術館」まで戻って、このバスツアーは終了。およそ75分のバスツアーでした。今回案内して下さったガイドさん2名。男性の方は英語&韓国語対応して下さるようで、海外からのゲストも安心ですね。
『種子島宇宙センター』施設案内バスツアーへのアクセス/駐車場/所要時間
『種子島宇宙センター』は、鹿児島県種子島の南部に広大な敷地を持っています。
玄関口となるのが、宇宙科学技術館のある南側ゲートで、種子島の玄関口・西之表港から車で70分ほどの場所にあります。種子島空港からですと車で45分ほどです。
公共交通機関ご利用の場合は、西之表港または種子島空港から、路線バスで南種子町役場で乗り継いでのアクセスになります。
『種子島宇宙センター』は広大で、見学箇所全てを見てまわるのでしたら宇宙センターが開催しているバスツアーへの参加がおすすめです。
種子島宇宙センターが開催している施設案内バスツアーは要予約。所要時間は75分です。
【宮崎鹿児島種子島7泊8日旅行記】6日目!いやー!スゴかった!種子島宇宙センターの施設内案内ツアー!種子島にお越しの際は絶対に予約して行くべきです!この後は、種子島が誇る幻の鶏を食べに行きました!次回もお楽しみに!
『種子島宇宙センター』施設案内バスツアーの基本情報
アクセス
種子島空港より45分
ツアー開催時間
1日3回
10:30-11:45
13:00-14:15
15:00-16:15
※冬期は2回
定休日
毎週月曜日
※祝日の場合は翌火曜日
ツアー料金
無料
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
鹿児島県熊毛郡南種子町大字茎永字麻津
0997-26-9244