『銀山温泉の冬景色』はランプ灯に照らされる絶景!
日本の美しい風景。その秘訣は「四季」にあります。春は花が咲き乱れ、夏には山や海がきらめき、秋は紅葉で真っ赤に燃え、冬は白銀の世界が広がる。
日本には、その季節にしか出会えない素晴らしいスポットがあります。その季節にその場所を訪れたものだけが出会える風景は、やはり格別です。
毎週月曜日は、そんな特定の季節にしか見ることができない【季節の絶景スポット】を毎週ひとつずつご紹介します。
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
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毎週月曜日は旅人サイファ厳選【季節の絶景スポット100】と題して、毎週1ヶ所ずつ、その季節ならではのおすすめスポットをご紹介しています!
『銀山温泉冬景色』のおすすめポイント
山形県尾花沢市にある『銀山温泉』は、その美しい風景から、多くの人に愛される絶景の温泉地として知られています。
この『銀山温泉』ですが…なぜこんな名称になったかをご存知ですか?
実はここ『銀山温泉』は、江戸時代には本当に銀山があったんです!それが延沢銀山で、最盛期には鉱夫ら20万人もの人口があったと言われています。
この地に温泉が湧くのを発見したのも、銀山で働く鉱夫だったと伝わっています。ちなみに温泉街の突き当たりには、銀山の入り口が今も残されているんですよ!
この『銀山温泉』の人気の秘訣が、その美しい町並みです。大正末期~昭和初期に建てられた温泉旅館の建築群が、ロマン溢れる素晴らしい景観を産み出しているんです。
温泉街の中央には銀山川が流れ、その両側に温泉旅館が建ち並びます。そして、両側を渡す橋と、川沿いに作られたガス燈が、暖色の明かりとなって町並みを照らす。どこか懐かしい、ノスタルジックな風景は、銀山温泉ならではの魅力とされています。
『銀山温泉冬景色』のベストシーズン
銀山温泉が最も美しく輝くのが、1月~2月の雪が積もったばかりの夜です。
温泉街の真ん中を流れる銀山川にかかる橋や、川沿いに設けられたガス燈のランプが照らす冬景色は、もうそれだけで絵画の世界!山の中の温泉街ですので、周りは真っ暗!温泉街だけが明るく照らされる様子は、まさに異世界のような風景に身を置くことができるんです!
ぜひ、1月~2月の真冬に宿泊して、その絶景を目に焼き付けてください!
『銀山温泉冬景色』へのアクセス/駐車場
『銀山温泉』へは、山形新幹線の大石田駅が最寄り駅になります。大石田駅からは尾花沢まで路線バスで移動、尾花沢でバスを乗り継いで銀山温泉へと向かう必要があります。少々大変ですので、タクシーやレンタカーを利用する方がスムーズです。
お車の場合は、山形自動車道の尾花沢ICから30分ほどです。ですが、銀山温泉までは山道を通る必要がありますので、雪道に慣れていない方は充分ご注意ください。
銀山温泉の温泉街の手前に「銀山温泉ロマン館」という施設があります。温泉旅館に宿泊でない方は、こちらに車をとめてシャトルバスにお乗りかえください。
『銀山温泉冬景色』を訪れる際のおすすめお宿
『銀山温泉』の冬景色を見に行くのであれば、ぜひとも銀山温泉の温泉街にあるお宿に宿泊なさることをおすすめします。
特に冬場は、温泉街まで行くだけでも一苦労です。特に夜間となるとかなり急な坂道を上がり下りしなければなりませんで、凍結している場合は危険も伴います。
銀山温泉の温泉街には13軒のお宿がありますが、おすすめは古勢起屋さん。銀山温泉の温泉街のほぼ中央に位置していますので、玄関を出ればすぐ目の前に銀山温泉の絶景が広がるという贅沢っぷり!
銀山温泉全体でも、宿泊キャパシティは多くありませんので、ぜひ早めに予定を決めてご予約なさることをおすすめします。
『銀山温泉』の基本情報
アクセス
山形自動車道 尾花沢ICより30分
営業時間
24時間立ち入り自由
定休日
年中無休
入場料金
無料
駐車場
アドレス
0237-28-3933(銀山温泉案内所)