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【鹿児島】伝説の竜宮城へはの入り口はここ!?『龍宮神社』は薩摩半島最南端!

竜宮城伝説の発祥はここ!?『龍宮神社』は薩摩半島の最南端!

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海幸彦山幸彦の神話や、浦島太郎の物語に登場する竜宮城は実在した!?伝説発祥の地とされる薩摩半島最南端、長崎鼻にある『龍宮神社』の参拝レポートです。

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

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こちらの記事は【夏休み宮崎鹿児島種子島7泊8日旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

『龍宮神社』の歴史

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鹿児島県薩摩半島の最南部に突き出た岬が「長崎鼻」です。その長崎鼻には、赤い社殿が美しい神社が祀られています。こここそが…竜宮城伝説発祥の地ともいわれる『龍宮神社』です。

 

 龍宮神社と長崎鼻について

この龍宮神社は古事記日本書紀にある豊玉姫 (乙姫様)を祀ってあります。長崎鼻は古くから浦島伝説太郎伝説があり、その発祥の地と言われています。

 

古書には「竜宮城ハ琉球ナリ」とも書かれているものもあり、ここからさらに南方、黒潮浮かぶはるか南の琉球の城を彷彿とさせる赤い社殿が印象的です。

 

またこの辺りは、ウミガメの産卵地ともなっています。ウミガメが卵を産む地は、近くに子亀に安全な漁礁があり、その漁礁はまた豊かな漁場でもあるのです。つまり、 ウミカメが産卵上陸する海岸は、 海の幸を育む豊かな自然があるということ!そのため、昔から漁師や釣り人たちは、海の守り神として亀を大切にしました。亀が魚編にかかれば、手厚く保護し海に返してあげていました。こうしたことから神話伝説ともあいまって、浦島太郎や乙姫さまを祀って信仰する風習が残っています。

 

なるほど!一説によれば…竜宮城とは、ここ薩摩半島のはるか南に浮かぶ琉球(沖縄)!ここから船を出し、琉球にたどり着いた漁民たちは、かの地を海の中の王国「竜宮城」として伝えたのかもしれませんね。

 

ここ『龍宮神社』は、浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と伝わる長崎鼻のつけ根に鎮座しています。

 

なお、この神社の主祭神豊玉姫(乙姫様) が祀られています。豊玉姫は海の守り神として信仰され、また、浦島太郎と乙姫様が出会ったことから縁結びの神社としても知られています。

 

『龍宮神社』の見どころ

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薩摩半島の先端である長崎鼻。その付け根近くに鎮座している神社がここ『龍宮神社』です。


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境内に入ると、そのシンボルとも言える楼門が高く聳え建っています。色鮮やかな朱色が青空に映えますね!


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楼門を抜けるとこちらも朱色が鮮やかな本殿です。たしかに、歴史に言われるように琉球の雰囲気を感じなくはありません。なるほど。竜宮=琉球説…まんざらではなさそうですね。


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ここ『龍宮神社』には面白い風習が残されています。それが、この牡蠣の貝殻を使った「貝殻祈願」です。

 

この貝殻に願い事を書き込み、祈祷料(100円)と合わせて奉納すると、神職がきちんとお祈りをして、境内の貝塚へと納めてくれるそうです。この納められた貝殻たちは、10年建つと再び海へと戻されるとか。なかなか面白いですね。


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楼門から南を向くと…はるか大海原が一望できます。気持ち良いー!山幸彦や浦島太郎も…ここから竜宮城(琉球)へ向けて旅立ったのでしょうか?


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『龍宮神社』からは、薩摩半島の最南端「長崎鼻」も目と鼻の先。遊歩道がつけられており、先端に建つ灯台まで歩くこともできます。お時間ある方は、ぜひのんびり歩いてみてください。


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振り返ると西側には端正な姿を見せる開聞岳!いやあ…素晴らしいロケーションに建つ神社ですね!

 

竜宮伝説発祥の地とも言われる『龍宮神社』。平成24年に建立された新しい神社ではありますが…海に向かって赤い社殿が建つ、素敵な神社でした。

 

『龍宮神社』へのアクセス/駐車場

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『龍宮神社』のある長崎鼻へは、人気の温泉地「指宿温泉」から車で20分ほどのところにあります。鹿児島市の中心である鹿児島中央駅からですと、指宿スカイライン経由で80分ほどです。

 

公共交通機関ご利用の場合は、JR山川駅から路線バスもしくはタクシーでのアクセスになります。

 

長崎鼻へ至る道沿いには、市営の無料駐車場が作られていますが、『龍宮神社』よりもかなり手前にありますので、少々歩かねばなりません。車で入れるギリギリのところにあるお土産店に車をとめることもできますので、歩くのが大変な場合はそちらをご利用なさると良いでしょう。(※要お買い物)


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なお、駐車場から『龍宮神社』へ至る参道には、こんな面白看板を掲げる名物店がありますので、そちらも合わせてお楽しみください(笑)

 

『龍宮神社』への参拝だけでしたら、駐車場からのアクセス含めて30分ほどで済みます。薩摩半島最南端の長崎鼻まで歩かれる場合は、そこからさらに往復60分ほど見ておくと良いでしょう。

 

【宮崎鹿児島種子島7泊8日旅行記】4日目がスタートです。この日は、指宿温泉のお宿をチェックアウトしてから、薩摩半島南部を周遊して鹿児島市内へと向かう行程です。この後は日本最南端の駅に立ち寄りました。次回もお楽しみに!

 

『龍宮神社』の基本情報

アクセス

JR指宿枕崎線 山川駅より路線バス

指宿スカイライン 頴娃ICより20分

 

営業時間

24時間自由

 

定休日

年中無休

 

参拝料金

無料

 

駐車場

市営無料駐車場あり

 

アドレス

鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水1581-34

0993-22-2111(指宿市観光課)