どこまでも続く遥かな雪原！『野付半島の氷平線』は唯一無二の絶景！
日本の美しい風景。その秘訣は「四季」にあります。春は花が咲き乱れ、夏には山や海がきらめき、秋は紅葉で真っ赤に燃え、冬は白銀の世界が広がる。
日本には、その季節にしか出会えない素晴らしいスポットがあります。その季節にその場所を訪れたものだけが出会える風景は、やはり格別です。
毎週月曜日は、そんな特定の季節にしか見ることができない【季節の絶景スポット】を毎週ひとつずつご紹介します。
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊！旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
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毎週月曜日は旅人サイファ厳選【季節の絶景スポット100】と題して、毎週1ヶ所ずつ、その季節ならではのおすすめスポットをご紹介しています！
『野付半島の氷平線』のおすすめポイント
「氷平線」、という言葉をご存じでしょうか？これ、最近冬の北海道で注目を集めているワードなんです！
北海道の東部、知床半島と根室半島の間にひょろっと伸びる日本最大の砂の半島が、その「氷平線」の舞台となる野付半島です。
地図で見るとここですね！まるでミジンコの手のような形をした不思議な半島で、付け根から先端まではおよそ26km、最も幅の狭い部分ですとわずか50cmほどの場所もあるとか！
そんな『野付半島』では、真冬になると驚くべき絶景が広がります。なんと、野付半島に抱かれた海が凍り、水平線ならぬ「氷平線」を見ることができるんです。見渡す限り全てが雪原という絶景が生まれるのです！
『野付半島』のある別海町では、冬の間にここでしか見られない『氷平線』を楽しむイベントが種々催されています。
メインとなるのが「氷平線ウォーク」です。野付半島観光の拠点である『野付半島ネイチャーセンター』から、一面白銀世界となる野付半島を歩き、帰りは海の上を歩いて戻ってくるというもの！視界いっぱいに広がる『氷平線』の世界は、ここでしか体験できない絶景なんです！
『野付半島の氷平線』のベストシーズン
『野付半島の氷平線』を楽しむベストシーズンは、1月～3月前半です。
この時期になると、野付半島に囲まれた海が全面凍りつき、はるか水平線まで全てが雪原に変わる『氷平線』が現れます。
ベストシーズンの1月～3月前半になると、野付の海は分厚い氷で覆われるため、海の上を歩くことも可能！また、ソリで雪原を行き来することも可能です。まさに、この時期にここでしかできない体験をすることができるんです！
『野付半島の氷平』へのアクセス/駐車場
『野付半島』へは、最寄りの中標津空港からお車でのアクセスが最短です。
お近くには鉄道路線がないため、鉄道でのアクセスですと、花咲線の根室厚床駅、釧網本線の知床斜里駅か摩周駅からタクシーで『野付半島ネイチャーセンター』へ向かう形となります。
ただし厳冬期は、路線バスでのアクセスもリスクがありますので、余裕を持って移動なさってください。
最も移動しやすいのがレンタカーです。ですが、移動も気候の厳しい野付半島へは無理をなさらない方が良いでしょう。天候悪化が予想される場合は翌日まで天候回復を待つなど、余裕を持って訪れるようにしてください。
『野付半島の氷平線』を訪れる際のおすすめお宿
『野付半島』は知床半島と根室半島の中間に位置しています。周辺に大都市はないため、宿泊場所にも苦労することになるので、予めお宿を確保してから訪れるのが良いでしょう。
おすすめは、野付半島の対岸に位置する尾岱沼温泉です。ここからでしたら、『氷平線』体験の拠点である野付半島ネイチャーセンターまでもタクシーでアクセスしやすいです。
ぜひ、のんびりと温泉に浸かって、この時期にしか見られない絶景を楽しんでみてください！
『野付半島の氷平線』の基本情報
アクセス
中標津空港より車で60分
営業時間
午前の部9:30～
午後の部12:30～
定休日
1月～3月限定
体験料金
4500円
駐車場
あり
アドレス
北海道別海町野付
0153-82-1270
