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【愛知】古川美術館分館『爲三郎記念館』の庭園が見事!

古川美術館分館『爲三郎記念館』の隠れた名庭園が見事!

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名古屋市千種区覚王山エリア。閑静な住宅街が広がるこのエリアに、美しい日本庭園を有する美術館があります。それが、今回ご紹介する古川美術館分館『爲三郎記念館』です。

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

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こちらの記事は【京都~名古屋庭園巡り旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

古川美術館別館『爲三郎記念館』の概要

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名古屋市街地から東方に2km、市営地下鉄東山線覚王山駅や池下駅の周辺は、間口の広い高級住宅街が広がっています。

 

そんな落ち着いた住宅街の片隅にあるのが、地元名古屋地盤の企業へランドグループの創業者・古川爲三郎が収集した絵画などを集めた美術館「古川美術館」です。

 

そんな「古川美術館」の別館として本館から50mほど離れた場所に2007年にオープンしたのが今回ご紹介する『爲三郎記念館』です。

 

ここは、故・古川爲三郎が晩年を過ごした邸宅を公開したもので、数寄屋作りの母屋や茶室、苔の素晴らしい日本庭園などを楽しむことができる穴場スポットなんです!

 

古川美術館別館『爲三郎記念館』の見どころ

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覚王山日泰寺、揚輝荘と、落ち着いた大人向けのスポットが点在する覚王山エリア。その片隅に美しい日本庭園を有する美術館があると聞き訪れてみました。

 

ここは名古屋を地盤とするグループ企業の創業者・古川爲三郎がその収集品を集めた美術館・古川美術館の別館にあたる『爲三郎記念館』です。

 

住宅地の真ん中に突然現れる数寄屋門からもう既に美しいですね。

 

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門をくぐり坂道を下って行くと…母屋が見えてきます。ここで受付を済ませて内部へお邪魔します。期間限定かもしれませんが、LINE登録すると入館料が無料でした!ラッキー!


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まずは母屋の内部を拝観します。母屋は「爲春亭」と呼ばれる平屋造りの建物で、色々な角度からお庭を眺めることができるよう、部屋には角を多く作られています。広い窓から眺めるお庭が素晴らしいですね。


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こちらは大桐の間から眺めたお庭。白州と苔がバランス良く配置され、建物と自然に溶け込んでいます。


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大桐の間の角からお庭を眺めるとこんな風景。中央には輪のオブジェが異彩を放っていますが…ちょっと蛇足に見えたので隠して撮影してみました。右手には茶室「知足庵」が見えています。


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ここ『爲三郎記念館』のお庭は、お庭に出て回遊することもできます。館内からの風景を堪能したらお庭に出てみましょう。


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こちらは右手に見える葵の間とお庭を合わせて撮影してみたところ。葵の間はお茶室になっていて、かつては賓客をここでおもてなししたそうです。


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ここ『爲三郎記念館』は覚王山の丘陵地帯に建てられているため起伏があります。お庭はそんな地形を活かし、崖下の窪地に作られているため、その崖が遮蔽物となって外界との仕切りになっています。余計なものが視界に入らないので、お庭の世界観に没入できるのはおすすめポイントですね。


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「足るところを知る」とは茶の湯の大家・千利休の言葉です。ここ『爲三郎記念館』のお庭に建てられている茶室はその言葉から取られた「知足庵」と名付けられいます。この茶室は犬山市にある国宝「如庵」をモチーフに作られたそうです。

 

ここ古川美術館別館『爲三郎記念館』は、あまり知られていないのが惜しいくらい素晴らしい庭園を有しています。名古屋の観光というと、名古屋城熱田神宮が有名ですが…ここ『爲三郎記念館』を含む覚王山エリアは落ち着いた大人向けスポットが多数!ぜひ一度、のんびり町歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

古川美術館別館『爲三郎記念館』へのアクセス/駐車場/所要時間

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古川美術館および『爲三郎記念館』へは、名古屋市営地下鉄東山線の池下駅が最寄りで、駅からは徒歩7.8分でたどり着くことができます。またこの辺りは、「覚王山日泰寺」や「揚輝荘」など見どころも多数ありますので、それぞれから徒歩でアクセスも可能です。

 

今回筆者は、覚王山駅→覚王山日泰寺→揚輝荘→『爲三郎記念館』→池下駅と歩きましたが、ちょうど良いお散歩道を楽しむことができました。

 

お車の場合は、名古屋駅からおよそ20分、東名高速道路の名古屋ICからは25分ほとです。台数は少ないですが、古川美術館(本館)の駐車場を利用することも可能です。

 

『爲三郎記念館』の見学所要時間はおよそ30分。お庭をのんびり愛でる場合は45分ほど必要です。

 

 

【初夏の京都~名古屋庭園巡り旅行記】四日目。この日は名古屋市街地の東方、覚王山エリアを散策しています。この後は、尾張徳川家ゆかりの庭園へお邪魔しました。次回もお楽しみに!

 

古川美術館別館『爲三郎記念館』の基本情報

アクセス

市営地下鉄東山線 池下駅/覚王山駅より徒歩

東名高速道路 名古屋ICより25分

 

営業時間

10:00-16:30

 

定休日

毎週月曜日

※祝日の場合は翌日

年末年始

 

入場料金

爲三郎記念館単独券 一律500円

※ほか古川美術館との共通券もあり

 

駐車場

古川美術館駐車場利用

アドレス

名古屋市千種区池下町2-50

052-763-1991