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【岐阜】水まんじゅうが美味しすぎ!『金蝶園総本家』は大垣名物!

大垣城からすぐ!『金蝶園総本家』は大垣名物水まんじゅうが美味!

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大垣名物の和菓子が「水まんじゅう」!美味しい水まんじゅうをいただける人気店が『金蝶園総本家』です。

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

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こちらの記事は【初夏の京都~名古屋庭園巡り旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

『金蝶園総本家』の歴史

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大垣市内には「金蝶」を冠するお店が複数存在しています。いずれも「金蝶饅頭」や「水まんじゅう」を主力としているので…非常に混乱しますが、いずれも全く別の会社の経営らしく、とてもややこしいことになっています。

 

・金蝶園総本家(郭町)

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大垣城から程近くにあるのが、郭町にある『金蝶園総本家』です。創業は江戸時代中期の1798年

 

二大目のころ、大垣藩家老の小原鉄心に茶菓子として饅頭を献上したところ一首の和歌を賜りました。

 

「菜種咲く 花は黄金の 饅頭に 慕うや蝶の 賑わいの園」

 

このお誉めの和歌に由来して、献上した饅頭を「金蝶園饅頭」、屋号も『金蝶園総本家』としたと伝わります。他に支店を持たず、郭町の本店のみで営業を続けています。

 

・金蝶園総本家(高屋町)

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大垣駅前に店舗を構えるのがこのお店です。現在では市内各所やショッピングモールにも支店を出すなど、最も手広く商売されているのがここになります。

 

前述の郭町の店舗と同じ歴史を有していますが、どこかで暖簾分けしたのか、分裂したのか、現在では全く分かっていませんが、現在は全く別組織として経営されています。

 

郭町の金蝶園総本家と同じく、金蝶園饅頭や水まんじゅうを主力としています。

 

・金蝶堂総本店

こちらは既に経営破綻していますが、かつて郭町で同じく金蝶饅頭や水まんじゅうを主力として経営していた和菓子店がありました。

 

こちらの創業は1862年、幕末の桜田門外の変による混乱の中、彦根藩の奥女中として奉公していた女性が、実家の大垣に戻り和菓子作りを始めたのが起源とされています。

 

彼女作る和菓子は評判となり、大垣藩家老・小原鉄心にも伝わり、藩に献上するに至ります。その際、鉄心から金の蝶が付いたかんざしを贈られたことから、金蝶饅頭と名付けたという逸話が残っています。

 

この店舗は、金蝶堂という屋号を名乗っていましたが、業績芳しくなく2020年に廃業しています。

 

このように…大垣市内にはごく最近まで「金蝶」を名乗る和菓子店が3つも存在していたのです。常に混同されていたといいますから…そりゃそうですよね。

 

いずれにせよ…

・江戸時代中期

大垣藩家老・小原鉄心に献上

・「金蝶」を冠する

という共通点がありますが、ややこしいですよね。

 

現在は、大垣城近くで本店のみの一店舗経営を行っている『金蝶園総本家(郭町)』と、大垣駅前の本店を中心に手広く経営している「金蝶園総本家(高屋町)」のふたつの金蝶園が切磋琢磨して美味しい和菓子を作っています。

 

今回は、大垣城近くの『金蝶園総本家(郭町)』に立ち寄って参りましたのでレポートします。

 

『金蝶園総本家』のおすすめポイント

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今回お邪魔したのは、大垣城からほど近い、郭町にある『金蝶園総本家』です。アーケードの屋根の下になっていますが、存在感のある店構えですのですぐ分かるかと思います。

 

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店内は和菓子がいっぱい!名物の金蝶園饅頭などを買いに来るお客さんがひっきりなしに訪れていました。


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ここ『金蝶園総本家』ではイートインが可能!その場で食べたいことを申し出ると、店内にあるテーブルに案内してもらえました。


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店内には奥にもイートインスペースが置かれています。甘味処として利用するのも良さそうですね。


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この日は6月とは言え非常に暑い1日でした。と、なれば!やはり大垣の夏スイーツ「水まんじゅう」をいただくしかないでしょうー!


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オーダーすると、ご覧の通り!涼しげなガラス容器に氷をいっぱい入れて提供してくれます。いやー!夏にぴったり!

 

「水まんじゅう」は、なんとひとつ130円と超リーズナブル!ひとつからオーダーすることができますので、気軽にいただくことができます。


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では早速いただきます!

 

氷をかき分けて…これこれ!これこそが「水まんじゅう」です。半透明の葛生地の中にこしあんが詰められています。プルン!とした葛生地だけでもほのかに甘く、中心のこしあんにたどり着くと風味豊かな甘味が口いっぱいに広がります。これは美味しい!

 

お店の方のおすすめは、なんとガラスの器に入った氷と一緒にいただくんだとか!試しに氷を食べてみると…あれ?ほのかに甘さがある!不思議!葛生地の甘味が氷に混じるんでしょうかね?ただの氷なんですけど…美味しい氷でした。


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ここ『金蝶園総本家』では、お店の代名詞にもなっている「金蝶園饅頭」も大人気!きんつばのような酒饅頭で、こちらもひとつ140円から購入できます。お土産にちょうど良いので、ぜひご購入してみてください!

 

『金蝶園総本家』へのアクセス/駐車場

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今回お邪魔した『金蝶園総本家』は、大垣市のランドマーク、大垣城から通りを1本挟んだところにあります。城跡公園からは徒歩2.3分です。

 

JR大垣駅からは、徒歩7.8分でたどり着くことができます。アーケードの駅前通りを南に歩くと左手に見えてきますのですぐ分かるはずです。

 

お車の場合は、最寄りの名神高速道路・大垣ICから10分ほどです。店舗に専用駐車場はございませんので、周辺のコインパーキングをご利用ください。

【初夏の京都~名古屋庭園巡り旅行記】三日目。この日は京都駅から名古屋駅までローカル線でぶらり途中下車の旅岐阜県西部の中心都市大垣市を散策しています。この後は、町歩きの最中で偶然出会った、精巧なミニチュアを見学させていただきました。次回もお楽しみに!

 

『金蝶園総本家』の基本情報

アクセス

JR東海道本線 大垣駅より徒歩

名神高速道路 大垣ICより10分

 

営業時間

8:00-19:00

 

定休日

年中無休

 

駐車場

なし

周辺コインパーキング利用

 

アドレス

岐阜県大垣市郭町2-10

0584-78-2022