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【京都】世界遺産!国宝!『下鴨神社』は京都の守護神!

下鴨神社』は京都の守護神!平安京遷都前からある歴史ある神社!

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京都最古の神社とも言われる『下鴨神社』は、平安京が作られるはるか昔からこの地に鎮座している世界遺産の古社です。戦前には伊勢神宮に次ぐNo.2の位を持っていたとされる由緒正しい神社をご紹介します。

 

筆者紹介

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こちらの記事は【初夏の京都~名古屋庭園巡り旅行記】よりシリーズでお届けしています。

 

 

下鴨神社』の歴史

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下鴨神社』は、現在の京都の基礎となった神社として知られています。

 

下鴨神社が鎮座するのは、京都市内を南北に流れる鴨川のほとり。賀茂川高瀬川が合流し「鴨川」と名を変えるポイントからまっすぐ北上した地に社殿を構えています。

 

京都の街区の基準線は、この下鴨神社と鴨川の流れを結ぶラインとも言われており、京都の碁盤の目状の街区の基礎ともいえる存在なのです。

 

そんな『下鴨神社』の歴史は古く、その創建は平安京が作られるはるか昔!一説には初代・神武天皇の時代に御祭神が降臨したとも言われています。※初めて文献に登場するのは崇神天皇の時代

 

正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と言い、上賀茂神社と合わせて「賀茂社」総称されます。また、両社合同のお祭りである「葵祭」は京都三大祭のひとつで、その起源は欽明天皇(560年ごろ)の時代まで遡るといいます。古来「祭」といえばこの「葵祭」のことを指したとされるほどで、日本の祭の原型だとか、京都最古の祭だとか言われています。

 

御祭神は、神武天皇の母君「玉依姫」とその父「賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)」です。賀茂建角身命は、八咫烏の化身という説もあり、導きの神としても知られています。ちなみに、玉依姫の子「賀茂別雷大神」は上賀茂神社の御祭神とされています。

 

下鴨神社』は、古くから縁結、子育ての神さまとして信仰されています。厄除、縁結、子宝、安産、子育、交通安全など人々の暮らしを守る神さまとされています。

 

下鴨神社』の見どころ

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賀茂川と高野川が合流するポイントに広がるのが、下鴨神社の社叢「糺の森」です。この森は、下鴨神社へまっすぐ伸びる参道で、木漏れ日の中を気持ちよく歩けるお散歩コースとしても人気です。


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そんな「糺の森」を歩くこと10分弱…正面に見えてきた鳥居が『下鴨神社』の大鳥居です。


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大鳥居をくぐると、右手に手水舎が見えてきます。ここ下鴨神社の手水舎は御手洗(みたらし)と呼ばれる清水で、ここ糺の森の地中から湧き出している水と言われています。ちなみにこの「御手洗」は、みたらし団子の語源にもなっています。


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鳥居をくぐりさらに進むと…下鴨神社のシンボルにもなっている朱塗りの楼門が見えてきます。三階建の建物と同じくらいの高さでしょうか?かなり雄大な印象を受けますね。


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さて、楼門で一礼し内部へとお邪魔します。この日は平日だったこともあり参拝客も多くありませんね。境内はとても広くゆったりと建物が配置されています。


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中央の舞殿を通りすぎ、最深部まで進んできました。この奥に、拝殿と本殿が建てられています。


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拝殿のあるエリアに入ると…ちょっと雰囲気が他の神社と異なります。拝殿の手前には小さなお社が7つ。なんだろこれ?


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よくよく見てみると、これ十二支を祀った干支詣らしい!それぞれの干支に割り振られたお社で祈願するそうですが…なんで干支は12なのにお社は7つ?しかもなぜ本殿の真ん前に?

しかも…あれ?ちょっと待てよ?…これ7つ全部「オオクニヌシ」の別名じゃん!?

 

全て同じ神様の小社なのに、わざわざ12の干支を、7つという割り切れない社に分ける意味あります?うーむ。不思議!


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ちなみに、拝殿とその向こう側に置かれている本殿はこちら。ちなみに拝殿と本殿は国宝に指定されています。

 

とはいえ…拝殿の目の前に7つの社が置かれている関係で…完全に主役を奪われています。なかなか興味深い配置ですね。7つの社をかいくぐるようにして、拝殿前で参拝します。

 

ここ『下鴨神社』は、京都でも最古とされる神社で、現在のように寺社や町家で埋め尽くされる以前からこの地に鎮座していると言われています。平安京建設以来、碁盤の目状に整然と整備されている京都ですが…平安京以前の京都を窺い知ることができる貴重なスポットとも言えそうですね。

 

ぜひ一度、糺の森を歩いて『下鴨神社』へご参拝して、いにしえの京都を感じてみてはいかはがでしょうか?

 

下鴨神社』へのアクセス/駐車場

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下鴨神社』は京都市街地の北東部に位置しています。最寄り駅は京阪電車出町柳駅で、糺の森を抜けて10分ほどで境内に至ります。

 

路線バスの場合は、市営地下鉄の北大路駅から京都市バス1系統、もしくは京都駅から4系統、205系統です。下鴨神社前、もしくは糾ノ森バス停から歩いてすぐになります。


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お車の場合は、京都駅から30分。境内の西側に参拝者用の有料駐車場がありますので、そちらをご利用ください。

 

【初夏の京都~名古屋庭園巡り旅行記】二日目。この日は銀閣寺から下鴨神社方面を散策しています。この後は、もうひとつの賀茂社へ立ち寄りました。次回もお楽しみに!

 

下鴨神社』の基本情報

アクセス

京阪電車 出町柳駅より徒歩

京都市バス 下鴨神社前より徒歩

京都駅より車で30分

 

参拝時間

6:30-17:00

 

定休日

年中無休

 

参拝料金

無料

 

駐車場

参拝者用有料駐車場あり

 

アドレス

京都府京都市下鴨泉川町59

075-781-0010