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【北海道】まるで花の絨毯!『ひがしもこと芝桜公園』が圧巻!

『ひがしもこと芝桜公園』はまるで花の絨毯!視界一面のピンク色に圧倒される!

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山の斜面一面がピンク色に染まる!まるで花の絨毯!摩周湖で知られる弟子屈町と網走の中間点にある『ひがしもこと芝桜公園』のご紹介です。

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております

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こちらの記事は【北海道 道東ひとり旅】からシリーズでお届けしております。

 

 

ひがしもことの芝桜の歴史

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北海道大空町摩周湖川湯温泉で知られる弟子屈町と、オホーツク沿岸の最大都市・網走の中間にある山間の町です。

 

この町は例年5月になると、道内のみならず全国からたくさんの観光客を集める賑やかな町になります。その皆さんのお目当てが…丘の斜面をピンク色に染める芝桜!5月上旬~後半にかけて『ひがしもこと芝桜まつり』が開催され、開催中には10万人もの見物客を集める、道東の名所になっているんです!

 

まつりの会場となっている『ひがしもこと芝桜公園』は、市街地から離れた里山のど真ん中。実はここに植えられている芝桜のルーツは、中鉢末吉氏という、たったひとりの人物によって整備されたものなんです!

 

ここに咲いている芝桜の苗のルーツは、終戦直後に中鉢氏の姉がもらってきた苗。彼はの株を大切に少しずつ増やし、自宅にミニ芝桜公園を作ったそうです。

 

やがて昭和52年、旧東藻琴村にあった温泉施設の裏山の開発を任された彼は、自宅からリヤカーで芝桜の株を運び、丘の斜面を切り開き1株1株を手で植えたと言われています。現在も植えられているおよそ7割は、中鉢氏がたったひとりで植えた芝桜の株だというから驚きです。

 

それからおよそ45年…。現在はその敷地を10ヘクタールにも広げ、また大々的に『ひがしもこと芝桜まつり』として開催するまでになりました。

 

『ひがしもこと芝桜公園』の見どころ

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筆者が訪れたのは5月半ば。前日、お隣の弟子屈町にある川湯温泉に宿泊していた筆者は、すぐ近くにある川湯温泉ビジターセンターのガイドさんから、こんな話を伺いました。

 

「今ちょうど、ひがしもことの芝桜が見頃のようですよ。川湯温泉からなら30分ちょっとで着きますよ」

 

当初は、美幌峠を越えて、この日の宿泊地知床方面へ移動しようと考えていた筆者。この情報を受けて即断します。

 

ん。よし行ってみよう!

 

臨機応変、ひとり旅の醍醐味がこれかもしれません。気の向くまま足の向くまま!一路、屈斜路湖から藻琴峠を越えて東藻琴方面へと車を走らせました。

 

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途中、峠道からみた屈斜路湖。天気は下り坂でどんよりしていますね。対岸が美幌峠方面ですが…あちらに行っても真っ白な雲の中でしたねきっと。

 

車を走らせること40~50分。霧に包まれた峠道を下ると…遠くに明らかに色彩が異なる風景が見えてきます。春のまだ茶色かかった山々の向こう側に…まるでペンキで塗ったかのようなピンク色に染まる丘!


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駐車場に着くと、もうほぼ満車状態でした。誘導された駐車スペースはもうほぼいっぱいいっぱい。この日は日曜日のため、かなりの観光客が来ているようです。

 

早速チケットを購入。オンラインクーポンを使用して、大人600円のところ500円で入場することができました。


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入場ゲートをくぐると…「おおおぉぉ!」そこは別世界!これ、声出ますね!まるで花の絨毯が敷き詰められているみたい!まさに見頃真っ只中です!こりゃすごい!


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園内は周りの丘の斜面に沿ってびっしりと芝桜か植えられています。濃いピンク色ですごい!存在感!中腹には、ピンク色の鳥居も立っています。どうやら、山頂にはお社も設けられているみたいですね。


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鳥居を過ぎて斜面を登ったところ…いやいやちよっと!この景色スゴくないですか?もう視界100%ピンク色!濃いピンクや薄い紫、そして白い芝桜が美しいグラデーションを作っています。


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ようやく頂上までたどり着きました。直登のため結構息が切れます。水分を飲みつつ…ようやくたどり着いた先には「山津見神社」の小さなお社が建てられていました。二礼二拍手一礼でご挨拶します。


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頂上から見下ろした様子がこちら!山の斜面が丸々お花畑になっているのが分かります。こりゃすげー!


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頂上からの景色を堪能したら、花の間に付けられた散策路をたどって少しずつ山を降りていきます。山のちょうど中間点くらい、お花畑のど真ん中からみた風景が一番美しいように見えました。


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ここ『ひがしもこと芝桜公園』は山の斜面に沿って作られていますので、坂道を登ったり降りたり、結構大変です。脚の悪い方には、ちょっとしんどいかと思いますが…そんな時にこれ!

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なんと、花畑の間に作られた車道を通る遊覧車が走っているんです!別料金かかりますが…脚の悪い方でも頂上近くからの絶景を楽しめますね。これ、良い試みだと思います。


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また、ファミリーやカップルにおすすめなのがこれ!なんとお花畑のど真ん中を走るゴーカート場があるんです!一周10分ほどで、こちらも別料金必要ですが、絶対楽しいと思います。


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一通り花畑を歩いて山を降りました。麓のエリアには露店がお店を開いていました。生ビールとソーセージ…美味しそうー!


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園内には足湯もあります。足拭き用のタオルも置かれていましたので、のんびり足湯に浸かりながらお花畑を楽しむ…なんてのもアリですね!


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小さなお子さま向けにはこちら!園内の池で釣りを楽しむこともできます。ヤマメなんかも釣れるらしいですよ?

 

『ひがしもこと芝桜まつり』データ

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開催期間 例年5/3~5/31

見頃期間 例年平均して5/15~5/25くらい

入場料 大人600円 子供300円

体験料 遊覧車400円、ゴーカート400円、釣り堀1800円、温泉入浴480円、足湯無料

所要時間 60分ほど(飲食含まず)

 

『ひがしもこと芝桜公園』へのアクセス/駐車場

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『ひがしもこと芝桜公園』へは、路線バスが会場まで走っていませんので少々不便です。

 

網走駅から東藻琴中心部までは路線バスで40分。このバスに乗車した方は、東藻琴から芝桜公園までの無料シャトルバスに乗ることができます。このシャトルバスは要予約ですので事前にお問い合わせください。

 

お車の場合は、最寄りの女満別空港から車で25分。網走駅から40分ほどかかります。お隣の弟子屈町にある川湯温泉駅からですと35分ほどです。園内の駐車場は無料です。

 

【北海道 道東ひとり旅】も3日目。この日は川湯温泉から各地を巡って知床ウトロまで向かう行程です。ちょうど見頃の芝桜まつりを堪能した筆者は…少し戻る形で次の目的地・神秘的な池を目指しました。次回もお楽しみに!

 

『ひがしもこと芝桜公園』の基本情報

アクセス

女満別空港より車で

JR釧網本線ほか 網走駅より路線バス+タクシー

 

営業時間

8:00-17:00

 

定休日

まつり期間中無休

例年5月上旬~月末

※2023年は5/3-31

 

入場料金

大人600円

子ども300円

 

駐車場

無料駐車場あり

 

アドレス

北海道網走郡大空町東藻琴末広393

0152-66-3111