船でしか行けない幻のビーチ『ヒリゾ浜』は知る人ぞ知る海の絶景!
日本の美しい風景。その秘訣は「四季」にあります。春は花が咲き乱れ、夏には山や海がきらめき、秋は紅葉で真っ赤に燃え、冬は白銀の世界が広がる。
日本には、その季節にしか出会えない素晴らしいスポットがあります。その季節にその場所を訪れたものだけが出会える風景は、やはり格別です。
毎週月曜日は、そんな特定の季節にしか見ることができない【季節の絶景スポット】を毎週ひとつずつご紹介します。
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
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毎週月曜日は旅人サイファ厳選【季節の絶景スポット100】と題して、毎週1ヶ所ずつ、その季節ならではのおすすめスポットをご紹介しています!
『ヒリゾ浜』のおすすめポイント
静岡県伊豆半島の最南端にある石廊崎。台風中継などで良く目にする岬ですが…実はこの石廊崎のすぐ近くに、あまり人に知られていない幻のビーチがあるのをご存じですか?
それが『ヒリゾ浜』!周囲はゴツゴツした岩場に囲まれ、陸路からは道が付けられていないため、アクセスは渡し船のみという神秘のビーチなんです!映画の舞台にもなりそうなロケーションですよね!
『ヒリゾ浜』は、アクセスが大変なこともあり、かつては地元の人間以外には全く知られていなかった幻のビーチでした。しかし、SNSが発達した昨今、盛んに発信されるようになってからその知名度は爆上がり!夏休みシーズンしか渡し船が稼動していないこともあって、トップシーズンには早朝から駐車場が満車になるほどなんです。
ここ『ヒリゾ浜』の海は本当にキレイ!周囲を岩場に囲まれた湾になっているため汚染がほとんどなく、透明度の高い美しい海が保たれているんです。
海の中は…驚きの光景!ここは本当に静岡県か!?と驚くほどの光景が広がります。なにせ海中にはサンゴが生息し、周囲にはカラフルな熱帯魚たちが泳ぐ!ウソでしょ…下手すりゃ沖縄の海よりキレイかも!
『ヒリゾ浜』のベストシーズン
道路が通っていない『ヒリゾ浜』へは、渡し船でしか行くことができません。その渡し船が運航しているは、なんと7月初旬~9月末という夏の3ヶ月間のみ!それ以外の時期は立ち入り禁止のため、この風景を見ることができるのは夏限定なんです!わずかな期間にしか出会えない夏限定の絶景なんです!
しかも、海が荒れている時は船も欠航になりますから、その辺りはお天気次第!特に海の日の連休やお盆休みには大混雑することもあるので、駐車場が満車になったり渡し船に乗る行列ができたり…ということも起こるようです。
『ヒリゾ浜』へのアクセス/駐車場
『ヒリゾ浜』への渡し船は、南伊豆町の中木港から出港しています。ヒリゾ浜までの所要時間はおよそ5分ほど。ゴツゴツとした断崖絶壁に囲まれた風景も素晴らしいのでお見逃しなく!
中木港には有料の駐車場がありますが、台数に限りがありますので満車になることもしばしば。その場合は、中木集落の入り口にある臨時駐車場をご利用ください。
中木港までは、伊豆急行の下田駅からタクシーで30分ほど。お車の場合は伊豆縦貫自動車道の月ヶ瀬ICより60分。近年、高速道路の整備が進められていますので東京方面からのアクセスも飛躍的に向上しています。
『ヒリゾ浜』を訪れる際のおすすめお宿
『ヒリゾ浜』を訪れるには、まず伊豆南端の都市、下田を目指しましょう。この辺りは下田温泉として一大温泉街になっています。
そんな下田温泉でも屈指の人気を誇るのが「黒船ホテル」です。黒船で来航したペリー艦隊にあやかって「黒船」と名付けた旅館で、全室オーシャンビュー!下田港を見下ろす景観が見事なお宿です!ここからは、ヒリゾ浜までおよそ30分ほどです。船が欠航したり天気が悪かったり…ヒリゾ浜に行けない場合にはホテルのプールで遊ぶことができますのでぜひ連泊で訪れてみてください!
『ヒリゾ浜』の基本情報
アクセス
営業時間
渡し船 8:00-16:30
定休日
10月~翌年6月末
※7月~9月のシーズン中は無休
入場料金
無料
渡し船 大人2000円 子供1000円
駐車場
有料駐車場あり
アドレス
0558-65-1050