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【北海道】アカエゾマツの森を散策!『川湯ビジターセンター』でネイチャーウォーク!

『川湯ビジターセンター』でアカエゾマツの森を散策!

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川湯温泉の温泉街からすぐ!自然の森を楽しめる『川湯ビジターセンター』でアカエゾマツの森をネイチャーウォーク!

 

筆者紹介

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『川湯ビジターセンター』の見どころ

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道東の名湯として知られる川湯温泉。その川湯温泉の温泉街のすぐ裏手に広がる森の片隅に…ここ『川湯ビジターセンター』は作られています。町のすぐ裏に、このような自然溢れる森が残されているのは北海道ならではですよね。


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川湯ビジターセンターは、1999年に作られた、ネイチャーガイドの拠点施設です。この辺りは阿寒摩周国立公園の区域内。そのうち、川湯、摩周、屈斜路エリアの自然環境をパネルや資料などを使って紹介しています。


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まだ新しい館内には、阿寒摩周国立公園の自然を紹介する展示だけでなく、ショップやカフェも併設されいます。また、この建物の裏手に広がる森を案内してくださるネイチャーガイドをお願いすることもできます。予約推奨ですが、飛び入りでもスタッフさんの空きがあればガイドウォークに参加させてもらえるとか!筆者も早速お願いしました。


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今回お世話になったガイドのK瀬さん。まずはこの『川湯ビジターセンター』の建物と周囲の森についてお話を聞かせて下さいました。


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散策路に入ると…ご覧の通り!いきなりしっかり森へと突入します。

 

ここ川湯ビジターセンターの周囲の森は、北海道内の他のエリアと大きく違う特徴があるそうです。


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それが…こちら!筆者も前日に訪れていた活火山・硫黄山!硫黄山の地熱で温められた地下水は、すぐ近くの川湯温泉となって地表に湧出しています。ちなみに、その地下水は、川湯温泉の東側にある摩周湖から滲み出す伏流水!川湯温泉は、摩周湖と硫黄山という、2つの大自然がタッグを組んで産み出された奇跡の温泉なんですね。

 

この川湯温泉の源泉は強酸性。なんとpH1.7という強い酸性の温泉です。そのため、ここ川湯温泉一帯の土壌も酸性度が高く、普通の草木は生息できないようなんです!


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そんな酸性の土壌を好む珍しい植物が…これ!エゾアカマツという針葉樹。道内他所とは異なる、エゾアカマツを主とした森林が形成されているんです。ちなみにこの写真は、倒木したエゾアカマツの切り株に種が落ち…新たに新芽が芽吹いている状況です。こんな風に…森は再生を繰り返して、保たれているんですね。ここに繁ったたくさん枝たちも、やがて生存競争の中で淘汰され、やがて勝ち残った一本だけが大きく成長していんだそうです。


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すくすくと育っているエゾアカマツの赤ちゃんがこちら!しっかり根を張り、まっすぐ幹を天へ伸ばしていますね。がんばれー!


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また、足元には山菜としても食べられるゼンマイがこんなに大きく成長していたり、また、エゾシカらしき動物の糞や、木々を飛び回る野鳥の声など…ガイドさんと一緒に歩くことで学べる自然もたくさんあります。今回は30分ほどのネイチャーウォークでしたが、とっても勉強になりました!


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なお、ここ『川湯ビジターセンター』周辺の散策路は何本か整備されています。最も短いもので30分ほど。野鳥を探しながら歩くアカゲラコース(60分)や、硫黄山まで歩くつつじヶ原コースなどもありますので、ご希望の際は、ガイドさんと相談してみてください。

 

ぐるっと森を散策して30分。ガイドのK瀬さん!ありがとうございました!

 

『川湯ビジターセンター』へのアクセス/駐車場

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川湯ビジターセンターは、川湯温泉の温泉街から車で2.3分のところにあります。川湯温泉のお宿に宿泊する前や、チェックアウトした後に立ち寄るとちょうど良いかと思います。

 

川湯温泉までは、女満別空港中標津空港から車で70分ほど。JR釧網本線川湯温泉から路線バスかタクシーでアクセスできます。

 

【北海道 道東ひとり旅】の旅行記も3日目に突入!この日は、川湯温泉をチェックアウトして知床ウトロまで向かう行程です。川湯温泉大自然を堪能した後は、一面ピンク色に染まる花の絶景を見に行きました。次回もお楽しみに!

 

『川湯ビジターセンター』の基本情報

アクセス

女満別空港/中標津空港より車で70分

JR釧網本線 川湯温泉駅より路線バス/タクシー

 

営業時間

8:00-17:00

※冬季短縮あり

 

定休日

毎週水曜日

年末年始(12/29-1/3)

 

入館料金

無料

 

駐車場

無料駐車場あり

 

アドレス

北海道川上郡弟子屈町川湯温泉2-2-6

015-483-4100