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【北海道】川湯温泉『お宿 欣喜湯』の濃厚すぎる温泉がスゴい!

名湯川湯温泉!『お宿 欣喜湯』の温泉は強酸性!驚異のpH1.73!?

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北海道でも指折りの人気を誇る温泉地「川湯温泉」!すぐ近くの活火山「硫黄山」から自然涌出する天然温泉のある『お宿 欣喜湯』の宿泊レポートです!

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

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川湯温泉』の歴史

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道東の名湯として知られる川湯温泉は、活火山である硫黄山によって作られた温泉です。この温泉は、全国的にも貴重な自然涌出する温泉で、温泉街のど真ん中を流れる川は源泉そのもの!その名も「湯の川」としていつも湯煙をあげています。

 

この温泉は、自然涌出しているためにアイヌには古くから知られる温泉だったようで、その名前の由来も「セセキ(熱い)ペツ(川)」から、「川湯温泉」と名付けられました。

 

温泉街の形成は明治時代半ばから。はじめは硫黄山で働く鉱夫たちの慰安場として栄えていました。その後、昭和初期より鉄道網や自動車道の整備が進んだことで温泉宿は徐々に増え、最盛期には20軒以上の旅館が林立していたとも言われています。1990年代にはなんと年間70万人もの宿泊客が押し寄せたとも言われていますから…驚きですよね。

 

現在は、10数軒の旅館がたたずむ静かな温泉街としてひっそりと湯治客を迎え入れています。

 

『お宿 欣喜湯』の館内の様子/おすすめポイント

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今回お世話になった『お宿 欣喜湯』は、創業70年を超える老舗旅館。内部はとてもきれいで過ごしやすいお宿でした。

 

ビーフロアもご覧の通り広々としています。こちらではウェルカムコーヒーを滞在中何度でも頂ける嬉しいサービスもありました。


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今回通されたお部屋は角部屋の和洋室。お一人様利用なんですけど…ベッドが3台も置いてあります(笑)せっかくなので一番広いベッドでのんびりさせていただきました。


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和室スペースには座卓も用意されていますので、ちょっとしたお仕事もできますね。館内Wi-Fi完備で、お部屋でも問題なく接続できました。

 

なお北海道という土地柄か、冷房は付いていません。窓を開けて扇風機で風を流せば、夏場でも充分過ごせるようです。

 

温泉は濃厚すぎ!生源泉100%掛け流し!

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さあ!それでは早速、お宿自慢の温泉へと参りましょう。大浴場は1階にあります。入り口は数段の階段がありますのでご注意ください。


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ちなみにここ「川湯温泉」は、2021年に行われた温泉総選挙にて絶景部門5位!そして環境大臣賞まで受賞しているんです!その価値が窺い知れますよね。


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そして…これこれ!これはここ『お宿 欣喜湯』の源泉に付けておいた鉄製の釘!なんとその強すぎる酸性の源泉は…10日ほどで溶けて無くなってしまうほど!そのpHは驚異の1.76とか!これだけの強酸性ですと、通常の温泉循環設備は使えないため、ここ川湯温泉の旅館は全て源泉掛け流しとか。いやはや…濃厚すぎるでしょ!


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※画像は公式サイトより

 

ここ『お宿 欣喜湯』の温泉大浴場は二段構えになっています。上階は内湯と洗い場になっていて湯船は2つ。ひとつは源泉掛け流しで、もうひとつは上がり湯用の真湯です。温泉が濃すぎるため、皮膚が弱い方などはしっかりと上がり湯を利用される方が良いかもしれません。


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そして…スゴいのが下階にある半露天風呂!高い壁で仕切られているので眺望はありませんが…ここがまたスゴかった!

 

湯船は3つあり、各々低温(38℃)、中温(40℃)、高温(42℃)に分けられています。もちろん新鮮な源泉がじゃんじゃん掛け流し!温泉成分が濃厚すぎる証拠に湯の花もたっぷり浮いています。これほどまで濃厚な温泉は…初めてかも!硫黄含有量日本一と賞されている群馬県万座温泉にも匹敵しますよこれ!

 

お食事は別館『忍冬』のグレード高いバイキング!
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さて…温泉を堪能したら続いてお食事です。今回のプランは、徒歩5分のところにある『お宿 欣喜湯別館 忍冬』でいただきましたが…これもまたスゴかった!


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もともと『お宿 欣喜湯 忍冬』は別の旅館だったようですが…コロナ禍を受けて閉業。それを欣喜湯がリノベーションして再営業させたもののようです。もともとかなりグレードの高いお宿だったようで…このバイキングが素晴らしい内容でした。

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まずはこれ!お隣、標茶町のブランド牛である「星空の黒牛」を利用した焼き肉!


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さらに、道東の海の恵みを直送したお寿司はオープンキッチンで握りたて!


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さらにさらに…こんなに太く大きなカニ脚までも食べ放題!ちょっと!こんなんご馳走過ぎますってば!もうテンション上がり続けでした!

 

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この他にも、豚の角煮や名物の餃子、フカヒレスープに大きなエビフライなど…うん。レベルが違いました。さすが北海道!どれもこれも美味しいが過ぎる!


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もちろん食後のスイーツも充実!ケーキ屋フルーツなど、色とりどりのスイーツをお腹いっぱいいただいて…大満足!


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翌日の朝食は、本館の『欣喜湯』のホールでいただく、こちらもバイキングスタイルでした。


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朝食も朝から豪華!ズワイガニの身がたくさん入ったお味噌汁!


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それに焼き魚や昆布締めのお刺身、地元産のソーセージなど…体に優しい朝食をいただきました。


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なお、注目はこれ!なんと土鍋で作った自家製プリン!まるで豆腐のように白く輝くプリンも、もちろん食べ放題!たくさん器によそっていただいちゃいました!

 

濃厚すぎる素晴らしい温泉と、グレードの高いお食事バイキング!川湯温泉『お宿 欣喜湯』は、誰にでもおすすめできる良いお宿でした!連泊して1日中温泉を堪能したいくらい!こりゃリピート確定ですな。

 

『お宿 欣喜湯』へのアクセス/駐車場

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『お宿 欣喜湯』のある川湯温泉は、北海道東部の弟子屈町に位置しています。釧路市網走市のちょうど中間点、神秘の湖として知られる摩周湖川湯温泉の源泉である硫黄山など、多くの観光スポットに恵まれている町ですね。

 

川湯温泉へは、3つの空港からアクセス可能です。女満別空港中標津空港からは車で70分、釧路空港からは90分ほどの距離です。駐車場は敷地内に無料スペースがありますので、お車でのアクセスが最も便利でしょう。

 

電車の場合は、JR釧網本線川湯温泉から路線バスで10分ほど。バスの本数は決して多くないので、お時間が合わない場合はタクシーをご利用ください。

 

 

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【北海道 道東ひとり旅】2日目の夜を迎えました。翌日は、川湯温泉周辺を散策してから知床方面へと向かう行程です。次回もお楽しみに!

 

『お宿 欣喜湯』の基本情報

アクセス

女満別空港/中標津空港よりそれぞれ車で70分

JR釧網本線 川湯温泉駅より路線バス

 

アドレス

北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1-5-10

015-483-2211