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【東京】和洋折衷の極み!『旧古河庭園』を散策!

旧古河庭園』は和洋折衷を極めた庭園が見事!

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東京都北区西ヶ原にある『旧古河庭園』は、石造りの洋館と和洋折衷の美しい庭園が美しいスポットです。

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

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・こちらの記事は【Facebook日本庭園グループオフ会報告】からお届けしております

 

 

旧古河庭園』の歴史

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旧古河庭園は、明治時代より栄えた古河財閥の一族が作った邸宅です。

 

元々この地には、明治時代に外務大臣などを歴任した陸奥宗光の邸宅が営まれていました。

 

宗光は、かねて付き合いのあった古河市兵衛(古河財閥創業者)に次男を養子に送った関係で、彼の死後に古河家の所有となったのです。

 

三代目となった古河虎之助は、この地に邸宅と造園を作りました。邸宅とそれに隣接する洋風庭園は、上野の国立博物館などを設計した「ジョサイア・コンドル」に、一段下がった日本庭園は、無鄰菴などを作庭した近代日本庭園の大家「小川治兵衛」がそれぞれ設計しています。

 

旧古河庭園』の見どころf:id:traveler-cipher:20230717161207j:image

旧古河庭園のシンボルは、古河家の本邸として作られた洋館です。まるで、物語の世界やミステリー小説に登場しそうな…ちょっと謎めいた空間になっていますよね。

 

ここ旧古河庭園の設計は非常に面白い作りになっています。元々、この辺りは崖地になっており、本郷通りに面した表門の辺りが最も高く、南側は崖となっているのです。

 

その最も高いエリアに、芝生広場とこの石造りの洋館が建てられています。

 

旧古河庭園といえば…その代名詞ともなっていいるのが「バラ」です。特に5月~6月にかけてのバラのシーズンになると、多くの見物客が押し寄せる人気スポット!


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洋館から一段下がったところは、世界中の様々なバラを集めた洋風庭園になっています。この日はもう半分近くが花を終わらせていましたが、最盛期には洋館と大輪のバラのコラボがすばらしい!

 

多くの方は、この洋館と洋風庭園で満足して帰ってしまうのですが…実はここ『旧古河庭園』には、美しい日本庭園も有しているんです。これ、知らない方も多いかもしれません。

 

中段にある洋風庭園からさらにもう一段下がると…庭園の雰囲気は一変します。


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洋風庭園から一段下がったところがここ!早速苔むす溶岩帯が出迎えてくれます。

 

ここまでは洋風の左右対称に作られた規則正しい空間でしたが…この先は作庭家・小川治兵衛の本領発揮!複雑怪奇な日本庭園が広がっているのです!

 

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最下段の日本庭園は、池泉回遊式庭園となっており、ゲストは自ら足を踏み入れて様々な角度から庭園を愛でることができる作りになっています。心字池に木々が映り込んで、見事な水鏡を作り出していますね。


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この池の印象をぐっ!と引き立ててくれるのが、池の畔に置かれたこの巨大な灯籠。非常に存在感がありますね。


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ぐるっと池を回ったところに…茶室が設けられています。ここは少し引っ込んだところにあるので、あまり人が訪れない穴場になっています。この茶室の周りは旧古河庭園の中でも最も美しい苔が育っていますね。

 

この日ご一緒した日本庭園グループの管理人最も、ここに茶室があることはご存知なかったようで…非常に喜んでいらっしゃいました。


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さて。ぐるりと一周してきましたので、そろそろ上の世界に戻りましょう…ってくらい!下の日本庭園と上の洋風庭園は雰囲気が違います。

 

筆者は日本庭園の没入感が好きなので…ここ『旧古河庭園』では、出入り口のある上部の洋風庭園に戻ることを「現実世界に戻る」と表現しています。


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さて、現実世界に戻って洋館前へ。こちら側の角度から見ても…素晴らしい重厚感ですね。

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ちなみに、別料金にはなりますがこの洋館内部も見学することができます。内部には雰囲気の素晴らしい喫茶室もありますので、お時間に余裕がある方はぜひ内部拝観もになさってください!


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なお、芝生広場の隣にはケータリングの売店もあります。


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これからの暑い日はぴったり!バラのアイスクリームやイチゴやブドウのクレープアイスも販売されていましたのでぜひ!

 

旧古河庭園』へのアクセス/駐車場

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旧古河庭園には駐車場がありません。お車の場合は周辺のコインパーキング利用になりますが、都内のためやや高額。電車でのアクセスが良いのでそちらがおすすめです。

 

旧古河庭園へは、以下の路線を利用できます。

様々な路線を利用可能ですので、アクセスしやすいスポットかと思います。

 

 

今回から【Facebook日本庭園グループオフ会報告】として、都内で行われた日本庭園オフ会の様子をレポートしています。『旧古河庭園』を観賞したあとは、とある美容家の旧宅をリノベーションした料亭でランチをいただきました!次回レポートします。お楽しみに!

 

旧古河庭園』の基本情報

アクセス

JR京浜東北線 上中里駅より徒歩

東京メトロ南北線 西ヶ原駅より徒歩

 

営業時間

9:00-17:00

 

定休日

年中無休

 

入場料金

一般150円

65才以上70円

小学生及び都内在住の中学生は無料

 

駐車場

なし 周辺コインパーキング利用

 

アドレス

東京都北区西ヶ原1-27-39

03-3910-0394