天皇泉は必見!『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』は良質な温泉かけ流し!
岐阜県奥飛騨温泉郷でも屈指の人気を誇る温泉旅館『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』は、温泉マニアからもおすすめされる超おすすめお宿!今回はこの人気温泉旅館の宿泊レポートをお届けします!
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
旅人サイファ実績
・スキルマーケット「ココナラ」にて旅行お出かけカテゴリ売上実績No1
・グルメサイト「ニッポンごはん旅」公認ライター
・スマートニュース/Yahoo!ニュースほかメディア掲載実績多数
・「にほんブログ村」国内旅行カテゴリPVランキング1位を記録
こちらの記事は【GW甲信飛騨温泉旅行記】からシリーズでお届けしております。
奥飛騨温泉郷とは?
岐阜県と長野県の県境に位置する奥飛騨エリア。ここは温泉の宝庫で、奥飛騨温泉郷という一大温泉地を形成しています。
奥飛騨温泉郷は、いくつかの温泉地を複合した呼び方で…
の5つの温泉から構成されています。
「奥飛騨温泉郷」としての湧出量の送料は、大分県の別府温泉、由布院温泉に次ぐ全国3位とも言われるほど!この辺りは、乗鞍岳や穂高岳、槍ヶ岳などの高峰に囲まれた国内屈指の山岳リゾートでもあります。
ここ奥飛騨温泉郷は、広大な敷地を活かして、各旅館には広い露天風呂がたくさん作られており日本でも指折りの露天風呂天国とも言われています。
『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』のおすすめポイント
今回お邪魔した『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』は、奥飛騨温泉郷のうち、福地温泉エリアに位置する一軒宿。広い敷地内に4つの源泉を有し、ここでしか入れない貴重な源泉や、宿泊者以外には開放しない特別な温泉にも入れる、温泉好きにはたまらない旅館になっています。
エントランス前には、なんと国鉄時代に現役だった列車の客車がお出迎えしてくれます。これ実は、北海道で活躍していた実物の客車!なんと内部は改装されて、宿泊者用のカラオケ列車として活躍中なんです!
かつて北海道で現役で活躍していた車両「キハ27 551」 と「キハ27 552」が当館にカラオケ列車としてよみがえっています。
鉄道ファンでなくても、喜んでいただけるこの「カラオケ列車」。
二次会場などにご利用いただけます。
「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」で、列車の旅をお楽しみください。
館内の様子
エントランスをくぐると広々としたロビー&フロントフロアになっています。ロビーにはソファが並び、のんびりと過ごすことができるようになっています。フロントカウンターも広く取られていますので、チェックインやチェックアウト時に混みあうこともありませんでした。
ここ『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』に来たら、ぜひ見てほしいのが…これ!まるで鉱石のように見えますが…なんとこれ、温泉成分が固まったもの!!後程紹介しますが、この旅館の温泉は濃度が高い&超新鮮!そのため、浴槽周辺にはこのように温泉成分がすぐに固まってしまうとか!
ロビーフロアの奥、温泉への入り口には休憩フロアも作られています。ここで休憩や水分補給をすることもできますので、ぜひお立ち寄りください。
なお、この休憩フロアのさらに奥には足湯も作られています。ここまで足を運ぶ人も少ないので、ほぼ独占して足湯を楽しむことができるはずです。
この足湯も、ただの足湯と侮ることなかれ!足湯の回りにも、温泉成分の塊が浴槽を取り囲んでいますので…これだけでもここ『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』の源泉の濃さが実感できるはずです。
客室の様子
今回通されたお部屋は、8畳の和室プラス回り縁のお部屋でした。最近のお宿は、感染予防のためか予めお部屋にお布団を敷いてくれているところも多いですが、こちらはテーブルが置かれたままで、のんびりとお茶をいただくことができました。
足が悪い方はこちら、回り縁の椅子とテーブルをご利用なさると良いです。窓の外には、奥飛騨の山の風景をのんびり楽しむことができますよ。
『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』の温泉!
ここ『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』には、敷地内から湧出する4種類の源泉を心行くまで堪能することができます。
宿泊した方には、絶対に訪れてほしいのが…ここ!天皇泉!ここは、立ち寄り入浴では入ることができない、宿泊者だけの特権!超絶最高クラスの源泉露天風呂なんです!!
筆者が訪れた際は、誰も入っておらず独泉状態!家族(女性陣)が入りに来た際も、念のため筆者が入り口で門番していましたが、結局誰も入りに来ませんでした。
客室のある本館からは、駐車場を突っ切っておよそ5分ほど歩かねばならないとはいえ…せっかくここ『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』に宿泊してるなら絶対に入らないと!なんともったいない!
だって!だって!この湯船を見てくださいよ!これ、固まった温泉成分!じゃぶじゃぶと新鮮&濃厚な源泉がかけ流されているために、湯船は常にこんな感じ!濃厚な温泉成分が溶け出し固まって、こんな風に湯船の周囲を固めてしまうんです!
ここ「天皇泉」は、平安時代の天皇で、醍醐天皇の子、村上天皇がお忍びで訪れた…という逸話から「天皇泉」と名付けられています。なお伝説によれば、村上天皇はこの地で崩御されいる…とも?
この「天皇泉」は泉質は素晴らしいのですが…完全な混浴!しかも、庭園露天風呂とは違い湯浴着も着用不可ですので、まずは偵察がてら様子を見てから入浴することをおすすめします。
※画像は公式サイトより
ここ『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』自慢の温泉が…この「うぐいすの湯」!その名の通り、エメラルドグリーンに近いうぐいす色の温泉は源泉かけ流し!じゃんじゃんと湯船に注がれる様は圧巻です!
ここは混浴エリアではありますが、常時湯浴み気の着用が義務付けられていますので、気兼ねなく温泉を楽しむことができます。また、夜間には毎日3時間ほど女性専用になる時間も設けられています。とはいえ、駐車場から丸見えなのはら変わらないので、ちゃんと湯浴み着は着用なさってくださいね。
混浴の庭園露天風呂は、メインの「うぐいすの湯」の他にも、洞窟風呂や打たせ湯なんかもありますので、飽きずにたくさんの温泉を楽しむことができます。
夕食は専用個室でコース料理!
今回、お食事は専用の個室でいただきましたが…これがまたスゴかった!
何せほら!個室にも関わらず囲炉裏があるんです!!その場で蒸籠を使って蒸してくれるお料理!なんだろう!楽しみすぎる!
この日のお品書きこちら!メインは飛騨牛の牛鍋でしょうかね!わくわく!
本日のお品書き
・食前酒
・料理長おまかせの一品
・季節の前菜七点盛り
・生盛なます
・お造り 奥飛騨の幸盛り
・パイ包み
・飛騨牛 牛鍋
・温泉せいろ蒸し 胡麻豆腐自家製味噌 彩り野菜のクリーム包み蒸し
・蕎麦の実雑炊
・おまかせ天ぷら
・白ご飯 牛そぼろ
・味噌汁
・野菜漬け
・果物
前菜とお鍋がこちら!なんだか全部がオシャレ!食べるのがもったいない感じ!
小鍋の蓋を開けると…じゃん!これぞ「飛騨牛の牛鍋」です。火を通してからいただくと…やっば!あっという間にとろけて口からなくなってしまいます!さすが飛騨牛!
そして、囲炉裏でコトコト煮込んでいたのが…これ!蕎麦の実で炊いたお雑炊!初めて食べましたが、蕎麦の香りが素晴らしいですね!とっても美味しかったです。
また、こちらも囲炉裏で作られた蒸籠蒸し!胡麻豆腐と蒸し野菜ですが、これ、なんと温泉を使用して蒸しているとか!温泉のパワーをぎゅっ!と食材に詰め込んだお料理!元気になれそうですよね(笑)
翌朝の朝食がこちら!ご飯のお供になりそうなおかずがたくさんの定食スタイルです。色んなものをちょっとずついただけるのが嬉しいですね。
この中でも…最強のお供がこれ!飛騨名物の朴葉味噌です。これがまた美味!この味噌だけで…白ご飯3杯はいけちゃいます(笑)
『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』へのアクセス/駐車場
『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』のある奥飛騨温泉郷は、岐阜県飛騨地方の最奥部、安房峠を越えれば長野県という県境に位置しています。
国内でも有数の山岳地帯でもありますので…周辺に鉄道は走っていません。最寄り駅は、岐阜県側はJR高山本線の高山駅。長野県側は松本電鉄の新島々駅になります。それぞれから、路線バスで80-90分はかかりますのでご注意ください。
お車の場合は、東海北陸自動車道の高山ICより60分、長野自動車道の松本ICより80分ほどかかります。拠点となる平湯温泉からは5分ほどでお宿へ到着できます。
楽天ポイントがザクザク貯まる!楽天トラベルからのご予約はこちらからどうぞ!
まとめ
多彩な温泉旅館が集まる奥飛騨温泉郷でも、随一の個性が光る温泉旅館『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』の宿レポートでした!宿泊者しか入れない幻の温泉「天皇泉」をはじめ、源泉かけ流しの温泉が実に素晴らしいお宿でした!
【GW甲信飛騨温泉旅行記】4泊目のこの日は、奥飛騨温泉郷の新鮮&濃厚な温泉を満喫しました!次回は可愛いクマの赤ちゃんに会いにいきます。お楽しみに!
『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』の基本情報
アクセス
長野自動車道 松本ICより80分
東海北陸自動車道 高山ICより60分
アドレス
0578-89-2811