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【長野】白濁!濃厚!硫黄の香り!白骨温泉『白船荘 新宅旅館』で極上温泉ステイ!

白濁の硫黄泉!白骨温泉『白船荘 新宅旅館』で極上の温泉ステイ!


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長野県白骨温泉にある『白船荘 新宅旅館』は極上の温泉ステイを楽しめる素晴らしいお宿!濃厚な源泉かけ流しの宿泊レポートです!

 

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筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

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こちらの記事は【GW甲信飛騨温泉旅行記】のシリーズよりお届けしています。
 

 

白骨温泉』の歴史

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白骨温泉…いとも不気味な温泉名ですよね。まるで骸骨が出てきそうな名称ですが、実は元々「白船温泉」とも呼ばれていました。


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現地で温泉に浸かると、「白船温泉」「白骨温泉」の由来が良く分かります。その濃厚過ぎる温泉成分が、湯船の回りで白く固まり(白船)、その固まった様はまるで人骨のようにも見える(白骨)のです!

 

大正時代に、中里介山による長編小説「大菩薩峠」で『白骨温泉』と紹介されてからはそちらが定着し、現在も正式名称として白骨温泉が採用されています。


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そんな長野県白骨温泉は、岐阜県との県境である乗鞍岳の東山麓に湧く温泉街です。

 

今回初めて訪れましたが…ここはもう、ものすごい山の中!よくぞまあこんなところに温泉街を拓いたな…というくらい、人里離れたところにある山間の温泉地です。安房峠で信州と飛騨を繋ぐ国道158号線から、白骨温泉へ向かう何もない山道を走ること15分。急な坂道を登りきった先に突如現れる温泉旅館群は、初めて来る方には衝撃を与えると思います!

 

白骨温泉の歴史は、およそ600年前にも遡ります。かつてこの辺りには、北陸地方と鎌倉を結ぶ「鎌倉街道」が通っていました。その頃には既に温泉地として知られていたようですね。

 

また、甲斐の武田信玄は美濃飛騨を攻めるに当たって、ここを傷病兵を癒す温泉地として活用したとも言われています。

 

江戸時代に、信州松本藩から大野川村の庄屋「斎藤氏」が許可を受けたのを皮切りに、現在では10軒ものお宿が立ち並ぶ温泉街になっています。

 

『白船荘 新宅旅館』のおすすめポイント

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今回お邪魔したのは白骨温泉でも屈指の名旅館『白船荘 新宅旅館』です。山の斜面に沿って温泉宿が立ち並ぶ白骨温泉でも、最も高台に位置する旅館で、とても静かな環境です。


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ロビーはこちら。ソファが並べられており、チェックイン前でもこちらでのんびりと過ごすことができます。


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今回通されたお部屋が…これがまたスゴかった!なんと、お部屋に入るために飛び石があり玄関がある特別室仕様!いやー!テンション上がりますね!


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玄関を抜けてもまだ廊下が続いています。ちょっと…高級過ぎません!?大丈夫!?


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お部屋はこちら!わー広い!ゆったりとした和室に回り縁付きで殿様気分!メインのお部屋は15畳の和室!


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そして…さらになんと6畳の別室まで着いている!夜更かししたい組はこちらに布団を敷いても良いですね!我が家は子供たちが持ち込んだ宿題部屋として活用しました(笑)

 

さて、そらでは早速今回のお目当て!温泉を堪能しにいきましょうー!


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『白船荘 新宅旅館』の温泉は男女別の内湯と露天風呂が各ひとつずつ。それに、別棟に貸切りできる温泉がふたつあります。


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※写真は公式サイトより

 

大浴場がこちら!いや…唖然。スゴくないですか!?この浴槽!浴槽の周縁に真っ白に固まっているのが温泉成分。そして源泉は青みがかった乳白色!そしてジャバジャバ溢れる源泉かけ流し!いやあ!極楽極楽!

 

内湯を堪能したら…続いて奥に続くトンネル通路を抜けて露天風呂へ。


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※写真は公式サイトより

 

露天風呂はさらにすごい!陽が指すことで源泉の青さが一際輝いています。こちらもじゃんじゃん源泉が注がれたかけ流し!硫黄の香り立つ温泉が素晴らしすぎる…!

 


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実はあまり知られていませんが、ここ『白船荘 新宅旅館』では、無料で家族風呂を貸切ることができるんです!これ、お部屋で案内を読んだ人でないと気が付きませんのでご注意を!ただし受け入れ枠はわずかですので、チェックイン直後に予約をすることをおすすめします。

 

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家族風呂は別棟にあり、2つの浴室(こなし、すもも)が用意されています。今回通されたのがこちら!


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ちょ!!スゴすぎません!?これ、本当に無料でいいの!?


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この家族風呂も、もちろん源泉かけ流し!真っ白に固まった温泉成分が、その濃厚さを如実に現していますよね。

 

結局…一晩で5回は温泉に入ってしまいました。いやあ…白骨温泉の源泉、素晴らしすぎます!存分に堪能させていただきました!

 

さて。温泉の後は…御食事です。

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今回は、個室での懐石料理コースをいただきました。


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この日のコース内容はこちら!

お献立

食前酒

・杏子酒

前菜

・順菜豆腐

・占地と独活白和え

・いかだ牛蒡

・筍パイ焼き

・厚焼き玉子

・法蓮草田楽

・海老酒煮

造里

・信州サーモン

・岩魚昆布〆

・あしらい一式

・黒毛和牛蓮根真丈 椎茸 長芋

凌ぎ

安曇野産地粉蕎麦 葱 山葵

焼き物

・岩魚塩焼き 囲炉裏にて

台の物

・黒毛和牛朴葉味噌焼き 野菜色々

郷土の一品

・温泉粥コロッケ

替皿

・春野菜のトマトサラダ

炊き合わせ

・鯛子 小芋 筍 もみじ麩

食事

安曇野産こしひかり

・赤だし

香の物

・三点盛

水菓子

・季節のフルーツゼリー

いやはや…信州の山の幸を存分に活かした贅沢な御食事でした!
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まずはこれ!長野県のブランド魚「信州サーモン」のお造り!しっかり脂の乗ったサーモンで、旨味がぎっしり!海の無い長野県でこれだけ上質なお造りを頂けるとは…!


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さらにこれこれ!長野県産の蕎麦粉を使用した「信州そば」!実はこの日、ランチでも信州そばいただきましたが…それに劣らないほど香り高い一品でした!


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メインはこちら!飛騨名物でもある「黒毛和牛の朴葉味噌焼き」見てくださいこのサシ!口の中でとろけるほど上質な脂と旨味が半端ない!肉汁と絡んだ朴葉味噌だけでもご飯2杯いけますわ…!


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こちらも贅沢に地元産の岩魚をひとり一尾!しかも、レストラン前に置かれた囲炉裏でトロトロと焼いた絶品!子供たちも残さずペロリと食べていましたので…その美味しさの証明となるでしょ!

 

『白船荘 新宅旅館』へのアクセス/駐車場

『白船荘 新宅旅館』は、白骨温泉の温泉街中心部に位置しています。

 

白骨温泉までは、電車は通っていませんので、車か路線バスでのアクセスになります。

 

お車の場合は、長野自動車道の松本ICから上高地方面へおよそ60分。岐阜県側からは高山ICより80分。国道158号線から細い山道を入ったところになります。敷地内に広い駐車場がありますのでそちらをご利用ください。

 

路線バスの場合は、松本電鉄新島々駅からおよそ70分です。

 

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まとめ

温泉大国の長野県でも屈指の泉質を誇る白骨温泉。今回お世話になった『白船荘 新宅旅館』は、白骨温泉でも指折りの人気旅館です。ここ白骨温泉は…はっきり言って温泉以外は何もありません。これ、温泉の泉質だけで勝負できる証拠でもありますよね!濃厚で新鮮な温泉を味わいに…ぜひ一度、『白船荘 新宅旅館』へ足を運んで見てください!超おすすめです!

 

【GW甲信飛騨温泉旅行記】。この日は信州の名湯・白骨温泉を堪能しました。翌日は飛騨へと足を進めます。次回もお楽しみに!

 

『白船荘 新宅旅館』の基本情報

アクセス

松本電鉄 新島々駅より路線バス

長野自動車道 松本ICより60分

 

アドレス

長野県松本市安曇白骨温泉

0263-93-2201