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【東京】圧巻!東京最大規模のカトリック教会『東京カテドラル』を見学!

『東京カテドラル』は東京を代表するカトリック教会!

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東京・目白台にある『東京カテドラル』は、都内でも最大規模のキリスト教カトリック教会で、一般見学も可能です。

 

筆者紹介

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『東京カテドラル』の歴史

キリスト教カトリックの聖堂のひとつである『東京カテドラル』は、日本国内でも数少ない「カテドラル」を名乗る教会です。

 

「カテドラル」とは、司教(大司教)自らが信徒たちを教え導く場所(カテドラ)のある場所という意味で、日本国内に16あるカトリック司教区(大司教区)の中心施設にしか存在しません。

 

東京都および千葉県のカトリック教会を管轄しているのがここ『東京カテドラル』で、東京教区を管轄する大司教が主管しているという、都内でも最大規模のカトリック教会なんです。

 

東京カテドラルとは

カテドラルとは、”カテドラ”のある教会のこと。カトリック教会には、教会の行政、司牧のための地域的区分があり、それを「教区」と呼びます。(日本は16の教区に分かれています。)それぞれの「教区」には教区長である司教または大司教がおります。

この(大)司教が、自分の教区内にいる信徒を教え、導き、司式するための“着座椅子”をギリシャ語で《カテドラ》といいます。(祭壇左手にある紋章のついた赤い座がそれです。)昔から、この 言葉は教授、判事の席を意味しており、後に高座そのものをいうようになりました。つまり、権威をもって教えるという意味です。

 

《カテドラ》すなわち司教座のある教会を“カテドラル”、司教座聖堂といいます。 東京教区の司教座聖堂ですので“東京カテドラル”と呼ぶわけです。カテドラルは、いわば教区の〈母教会〉といえるもので、長である東京大司教が公に儀式を司式し、教え指導する教会なのです。教区全体の行事、集会もここで行われます。

 

この歴史は古く、まだ禁教とされてきた江戸時代末期まで遡ります。黒船来航を経て、開国へと動き出した日本へは、ヨーロッパ各地から宣教師たちが訪れていました。

 

当時、江戸での宣教の拠点は築地に置かれていましたが、手狭になってきたこともあり、ここ文京区関口にあった「関口教会」に大司教座ごと引っ越したのが、現在に残る『東京カテドラル』のはじまりです。

 

明治32年に作られた聖堂は、関東大震災では倒壊を免れたものの、昭和20年の東京空襲にて焼失してしまいます。戦後は、仮聖堂や麹町や神田の教会へ仮移転しつつ信仰が続けられたようです。

 

現在の近代的で独創的な建築は、昭和39年に完成したものです。日本への再布教100年を記念して、ドイツ・ケルン大司教区の支援を受けて、建築家・丹下健三氏のデザインを基に作られました。

 

なお、戦後長らくここ『東京カテドラル』の司教をされていた土井辰雄氏は、日本人初の枢機卿(ローマ教皇直属幹部)に任命されています。

 

『東京カテドラル』の見どころ

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※内部写真は公式ホームページより

 

『東京カテドラル』の聖母マリア大聖堂は、東京を代表するカトリック教会です。ここは、キリスト教カトリックの日本総本山的な役割を担っており、ローマ教皇(法王)が来日した際には、ここで講話が行われるほどの由緒と格式を誇っています。

 

この大聖堂は、ミサの時間外であれば一般公開もされているので内部の見学も可能です。ただし内部は撮影禁止ですのでご注意ください。

 

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※内部写真は公式ホームページより

 

聖堂内部は圧巻!近代的な外観通りの雰囲気を残しつつ、ファンタジー世界にも登場しそうな空間!後方に立てられた巨大な十字架も存在感抜群です。祭壇の後方は天窓が開けられ、自然光が後光となって降り注ぐ圧巻の作り!

 

また、計算され尽くした音の響きも抜群で設置されたパイプオルガンやミサの際に歌われる讃美歌の響きも素晴らしいものがあります。


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この『東京カテドラル』の象徴である聖母マリア大聖堂は、とても特異な外観をしています。まるでステンレスを張り合わせたようなデザインで…どこかゲーム機のPlayStation5「プレステ5」にも見えませんかね?ちなみに、この正面扉を開けると、先ほどの祭壇真正面までの道が一直線の伸びています。

 

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実はこの大聖堂、上空から見るとご覧の通り!建物そのものが十字架を模しているんです!これも地上からは分からないニクい作りですね。


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また、敷地内の一画には「ルルド」を模した洞窟も作られています。ルルドの洞窟とは、フランス南西部にあるルルドという村に聖母マリアが出現したという逸話を元に世界中に作られたもの。聖母マリアは、ある少女の元に10数回も出現し、マリアが立っていた地面を掘ると、清らかな泉が湧き出したとも言われています。

 

ここ『東京カテドラル』にあるルルドの洞窟も、フランスのルルド村にある洞窟を模して作られており、こちらは関東大震災や東京空襲でも焼けずに残された貴重なものです。

 

※一般見学が許されているとはいえ、ここ『東京カテドラル』はあくまでも信仰施設であり観光施設ではないことにはご留意ください。

 

ここでは、毎週日曜日の主日ミサをはじめ日々様々な宗教行事が行われています。ミサの最中は見学を断られる場合がありますので予めご理解ください。

 

『東京カテドラル』へのアクセス/駐車場

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『東京カテドラル』は、東京目白台の高台に位置しています。

 

最寄り駅は東京メトロ有楽町線江戸川橋駅。ここからですと徒歩10分~15分ほどでアクセスできます。また、JR山手線の目白駅から路線バスやタクシーでのアクセスも便利です。

 

お車の場合は、首都高速の早稲田出口から10分ほど。東京駅からは20分ほどで到着します。

 

まとめ

日本のカトリック教会の総本山的な役割を果たす『東京カテドラル』。特にその象徴である聖母マリア大聖堂は圧巻です!ミサ中でなければ内部見学も可能ですので、ぜひ一度足をお運びください。美しいキリスト教の世界に…圧倒されますよ!

 

【春の都内さんぽ】で訪れた東京目白台田中角栄の屋敷もあった高級住宅街は、実は見どころいっぱいです。ぜひ一度ゆっくりと散策してみてくださいね!

 

『東京カテドラル 聖マリア大聖堂』の基本情報

アクセス

東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅より徒歩15分

JR山手線 目白駅より路線バスまたはタクシー

首都高速 早稲田出口より10分

 

見学時間

9:00-17:00

※以下の時間帯はミサのため見学お控えください

・日8:00-14:00

・水木金10:30-11:00

・木13:00-16:15

 

定休日

年中無休

 

見学料金

無料

 

駐車場

無料駐車場あり

 

アドレス

東京都文京区関口3-16-15

03-3941-3029