都内のど真ん中で雲海!?『ホテル椿山荘東京』で絶景イベント開催中!
都内屈指の名庭園『椿山荘』で行われる雲海イベントをご紹介します!
筆者紹介
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『椿山荘』の歴史
結婚式場としても人気の『椿山荘』は、東京目白台にあります。
ここは室町時代のころから椿が自生する名所として知られていたようで、当時の記録にも「つばきやま」と呼ばれ登場するそうです。
明治時代に、軍人・政治家であった山県有朋が資材を投じてこの「つばきやま」一帯を購入。庭園や邸宅を整備し、その名を『椿山荘』と命名しました。この時、庭や敷地のコンセプトは山県有朋自身が指導を行ったと伝わっています。作庭は当時東京で屈指の名声を誇った岩本勝五郎で、西の小川治兵衛と並び山県有朋お抱えの庭師として活躍した人物です。
山県有朋は庭園を愛し、各地にゆかりのある庭園が残されています。京都南禅寺近くにある「無鄰菴」などが有名ですね。
大正時代になると、ここ『椿山荘』は藤田財閥の所有となります。そして、戦後になって、かつての名庭園をそのまま残しつつ、近代的なガーデンレストランとして『椿山荘』をオープンさせたのが、現在に続く『ホテル椿山荘東京』です。
『ホテル椿山荘東京』の見どころ
『ホテル椿山荘東京』は、目白台の崖沿いに作られた庭園が最大の見どころです。ホテルの建物とエントランスは目白台の台地上にあり、庭園はそこから神田川の低地に向かって下りながら展開していきます。
敷地内はちょうどV字型の谷になっており、ホテルと反対側の台地上には『椿山荘』の象徴とも言われる三重塔が建てられています。この三重塔は広島県の寺院にあったものを移築したもので、登録有形文化財に指定されています。
ここ『ホテル椿山荘東京』では、2020年からあるイベントが行われています。それが「東京雲海」という人工雲海を発生させるという壮大なイベントで、こちらは毎日開催されており好評を博しています。
ちょうど筆者が立ち寄ったタイミングで「東京雲海」のイベントが始まるところでした。庭園の中央にある池が…
開始からすぐ、みるみる雲のようなスモークに覆われはじめ…
あっという間に池は雲に包まれてしまいます。一帯はもう既に日常とは異質な空間になってしまいます…ここまでわずか数分!
最大時には視界はご覧のとおり!真っ白ですぐ先も見ることができないくらい!
このイベントは、概ね30分に1回、夕方から夜には15分に1回のタイミングで開催されていますので、のんびり散策していれば2.3回は出会うことができるはずです。
筆者のおすすめは、バンケット棟から出てすぐのところにあるテラス。庭園が雲海で埋め尽くされる様子を俯瞰して見ることができるのでおすすめです!
ちなみに宿泊者限定ですが、朝の6時台と夜22時台には、通徐の3倍近い時間をかけた「大雲海」が行われます。特に夜間は、庭園のライトアップと合わせて、それは幻想的な空間が生まれると言われています。ぜひ一度体験してみたいものですね!
『ホテル椿山荘東京』へのアクセス/駐車
『ホテル椿山荘東京』は、東京目白台に位置しています。最寄り駅は東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅。こちらからは徒歩10分ほどでアクセスできます。
また、JR池袋駅から『ホテル椿山荘東京』行きの無料シャトルバスも運行されていますので、お越しの際はそちらをご利用くださると便利です。
お車の場合は、東京駅からおよそ20分ほど、首都高速の早稲田出口からは5分ほどで到着します。敷地内に有料駐車場がありますのでそちらをご利用ください。
まとめ
いかがでしたか?都内のど真ん中に突如出現する雲海!テレビ等でも取り上げられ、大人気のイベントになっています!現在は感染予防のため宿泊者ほか施設利用者限定となっていますが、これは喫茶店や売店利用でも認められるようです。ぜひ一度、足をお運びください!
【春の都内さんシリーズ】から『ホテル椿山荘東京』の雲海イベントをご紹介しました。次回は、『椿山荘』のすぐお向かいにあるカトリック教会の見学レポートをお届けします!お楽しみに!
『ホテル椿山荘東京』の基本情報
アクセス
雲海イベント開催時間
6:00-22:45
定休日
年中無休
入場料金
庭園散策無料
駐車場
有料駐車場あり
アドレス
東京都文京区関口2-10-8
03-3943-1111