海抜0mに咲く高山植物!?『礼文島』で初夏にしか見られないお花畑!~夏の絶景スポット~
日本の美しい風景。その秘訣は「四季」にあります。春は花が咲き乱れ、夏には山や海がきらめき、秋は紅葉で真っ赤に燃え、冬は白銀の世界が広がる。
日本には、その季節にしか出会えない素晴らしいスポットがあります。その季節にその場所を訪れたものだけが出会える風景は、やはり格別です。
毎週月曜日は、そんな特定の季節にしか見ることができない【季節の絶景スポット100選】を毎週ひとつずつご紹介します。
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
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毎週月曜日は旅人サイファ厳選【季節の絶景スポット100】と題して、毎週1ヶ所ずつ、その季節ならではのおすすめスポットをご紹介しています!
『礼文島』初夏にしか出会えない高山植物のお花畑!
北海道の最北、稚内の西沖に浮かぶ離島・礼文島は、「花の浮島」とも呼ばれる絶景あふれる島です。
ここは日本の最北端地域。本州はおろか北海道内でも特別な気候です。何せ、通常は標高2000mクラスの高山地帯にしか咲かないような
高山植物が、ここ礼文島ではなんと標高0mの海岸線近くから花を開いているんです!
花の島・礼文島を代表する花が、この「レブンアツモリソウ」!ふっくらと丸い花が印象的なこの花は、礼文島の固有種!ここでしか見られない花です。
そしてもうひとつがこの「レブンウスユキソウ」!これはエーデルワイスと同じ品種で、和名はエゾウスユキソウとされています。エーデルワイスはヨーロッパアルプスで良く観察される品種で、本来標高2000-2900mという高山地帯に自生しています。
礼文島の美しさは、トレッキングをしてこそ味わうことができます。特に、北部の浜中周辺にはレブンアツモリソウの群生地があり、青々と茂る大草原とはるか洋上に浮かぶ利尻富士を見ながらの散策路は、まるで天国のような体験をすることができます!
『礼文島』のベストシーズン
最果ての島「礼文島」の夏は短く、わずか1~2ヶ月しかありません。本州が猛暑に見舞われる8月半ばにはすでに秋の気配が漂い始める…という最果ての島「礼文島」。そんな「礼文島」に咲く高山植物の最盛期は6月~7月!幸い北海道には梅雨がありませんので、初夏こそがベストシーズン!世の中は旅行閑散期ですので、それほど混み合わないのも魅力です。今年は、少し早めに夏休みを取得して花の絶景の島「礼文島」を訪れてみてはいかがでしょう?
『礼文島』へのアクセス
礼文島へは、稚内港からの船でアクセスする以外方法がありません。稚内港から、礼文島の玄関口香深港まではおよそ2時間弱。利尻富士を眺めながらの優雅な船旅です。
稚内港から礼文島へ向かうフェリーは1日2~3往復。季節によって本数は増減しますので、事前に時刻表をよくご確認ください。
出発地である稚内港までは、JR宗谷本線の稚内駅から徒歩15分ほど。お荷物が多いときは駅前からタクシーをご利用ください。稚内空港からは、路線バスでおよそ35分。稚内空港→稚内フェリーターミナル→稚内駅を結ぶシャトルバスが走っていますのでそちらをご利用いただけば便利です。
礼文島内の移動は、レンタカー、タクシー、路線バスのいずれかですが、やはり利便性でいえばレンタカーが最強です。ぜひ絶景の島を爽快ドライブしてみてください!
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『礼文島』を訪れる際のおすすめお宿
アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 (旧:アザラシの見える宿 礼文島スコトン岬<礼文島>) 宿泊予約【楽天トラベル】
礼文島の高山植物を見に行くならば、おすすめのお宿がこちら!礼文島最北端にある絶景ポイント「スコトン岬」!その岬の突端部分にはなんとその絶景を独り占めできる民宿があるのです!それが『民宿ストコン岬』!
はじめて訪れる方は…びっくりされると思いますよ。「えっ!?こんなところにお宿があるの!?」っていう場所に建っていますから(笑)
決して豪華なお宿ではありませんし、今シーズンはお食事がセルフ調理のようなので、どちらかというと若者向けかもしれませんが、この「何もない」感は本当に魅力!礼文島にお越しの際は、ぜひ一度宿泊してみてください!日本で一番の「最果ての宿」です!
『礼文島』の基本情報
アクセス
稚内港より香深港までフェリー
定休日
年中無休
営業時間
24時間自由
アドレス
0163-86-1001