埼玉が誇る奇景!『長瀞岩畳』を散策!
秩父地方を代表する景勝地『岩畳』は、荒川の激しい流れが作った奇景として知られています。
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
旅人サイファ実績
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秋も深まる11月。筆者はグルメ取材の依頼を受けて埼玉県秩父地方を散策して参りました。今回より【秋の秩父グルメ旅行記】シリーズとして記事をお届けします。
長瀞の『岩畳』とは?
埼玉県長瀞町。埼玉県のどん詰まりに広がる秩父地方の入り口にある山あいの町です。
長瀞と言えば『岩畳』、『岩畳』と言えば長瀞…というほど、長瀞の代名詞となっている『岩畳』ですが、実はここ「地球の窓」とも呼ばれる地質学の聖地!世界的にも貴重な場所なのです!
『岩畳』へのアクセス/駐車場
『岩畳』へは、秩父鉄道の長瀞駅から徒歩で5分ほどの場所に位置しています。
長瀞駅前から東へ伸びる商店街を進むと、荒川へぶつかります。その荒川の流れに沿って不思議な形の岩石地帯が広がっていますが…この、一見どこにでもありそうな岩石地帯が『岩畳』です。まるで、畳を敷いたかのような平べったい岩が、幾重にも連なっています。
お車の場合は、長瀞駅周辺にある民間の駐車場を利用されるのが最もスムーズです。もしも、船下りも一緒に楽しまれたい場合は、船会社が用意している無料駐車場を利用することも可能ですので問い合わせてみてください。
筆者のおすすめは、一駅先の上長瀞駅近くにある「月の石もみじ公園」の駐車場。特に秋の紅葉シーズンは、こちらから赤く煌めくもみじを愛でながら下流の『岩畳』へと進む散策コースがとても素晴らしいものです。
長瀞岩畳の見どころ
筆者が長瀞を訪れたのは11月の末ごろ。周辺の紅葉が散り際の頃でした。
ほとんどが散りかけていましたが、ここ「月の石もみじ公園」では、毎年もみじ祭りも行われるほどの紅葉の名所です。ところどころで、こんな鮮やかな紅葉を楽しむことができました。
ちなみにここ長瀞は、「日本地質学発祥の地」ともされており、日本ジオパークのひとつとして認定されています。地質学の資料豊富な「埼玉県立自然の博物館」へは、かつてブラタモリでタモリさんも訪れていましたね。
さて、右手に荒川の流れを見ながら、下流(長瀞駅)方面へと散策します。一部、足元が悪い部分もありましたので、散策の場合はお気をつけください。
しばらく歩いていくと…木々が少なくなり平べったい岩が幾層にも連なる場所に出ます。この辺りから『岩畳』と呼ばれるエリアですね。周りの木々も枯れ葉色。徐々に冬へ向かっているのが分かります。
てくてく歩くこと20分ほど。長瀞駅近くまでたどり着きました。観光シーズンになると最も人が多くなるのがこの辺りです。この辺になると、まるで岩がステージのように階段状に連なっています。下から見上げるアングルでヒーローみたいな格好良い写真が撮れそう(笑)
この日は早朝の散策だったため、営業時間前でしたが、ここ長瀞はライン下り(船下り)も人気です。基本的にたおやかな流れですけども、ところどころ「瀬」という流れの早くなるスポットもあり、ちょっとしたスリルも楽しめます。長瀞でゆっくり散策される場合はとってもおすすめですよ!
荒川のほとりにある『岩畳』から長瀞駅の間には、岩畳通りの商店街が作られています。観光シーズン中には、ここにお土産屋さんやお食事どころが多数オープンしますので、ここでランチを取るプランにするのも良いですね!近くで獲れる鮎料理のお店もあります。お散歩にちょうど良い距離感ですので、いつかゆっくり散策してみてはいかがでしょうか?おすすですよ!
さて、今回よりスタートした【秋の秩父グルメ旅行記】は、とあるサイトからの依頼を受けての取材旅行。秩父地方の名所を巡りながらグルメを楽しんで参りました。次回もお楽しみに!
『長瀞岩畳』の基本情報
アクセス
関越自動車道花園ICより30分
営業時間
24時間散策自由
定休日
年中無休
入場料金
散策無料
駐車場
周辺に民間の有料駐車場多数あり
アドレス