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【富山】天空の散策路!『弥陀ヶ原』は「立山黒部アルペンルート」でも隠れた超絶景エリア!

天空の散策路!『弥陀ヶ原』は「立山黒部アルペンルート」屈指の絶景ポイント!f:id:traveler-cipher:20221217153110j:image

標高2000m!「立山黒部アルペンルート」の中ほどにある『弥陀ヶ原』の絶景をご存知ですか?

 

立山黒部アルペンルート」は、富山県と長野県の県境にそびえる、標高3000mクラスの峰々を越える日本一の山岳観光ルートです。

 

ところで…この「立山黒部アルペンルート」って、年間どれくらいの人数が利用していると思いますか?

 

ここ数年はコロナ禍の影響もあり、やや落ち込みも見られていますが…なんと!例年、年間100万人もの観光客(登山客含む)がここを訪れているんです!

 

そんな、日本が誇る絶景山岳観光ルートの「立山黒部アルペンルート」ですが…ほとんどの観光客が時間を取って散策するのは「黒部ダム」と「室堂」の2ヶ所のみ。それ以外のスポットは、ほとんどが素通りしているというのが現状なんです。

 

しかし!実は「立山黒部アルペンルート」の魅力は、「黒部ダム」と「室堂」以外にもたくさんあるんです!そのひとつが…「室堂」と「美女平」の間にある『弥陀ヶ原』です。

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

 

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こちらの記事は2022年10月末に訪れた【立山黒部アルペンルートモニターツアー】からの記事をお届けしています。

 

 

『弥陀ヶ原』へのアクセス

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2022年10月、立山エリアの新たな観光資源発掘のための【立山黒部アルペンルートモニターツアー】に参加した筆者。「美女平」での散策を終えて、立山高原バスへと乗り込みます。

 

立山黒部アルペンルート」で富山県側から入ると、2番目の乗り物になるのがこの立山高原バスです。「美女平」から次の乗り換えポイント「室堂」までは、およそ50分の道のり。一般の観光客は、その美しい風景を車窓から眺めながら、一気に「室堂」まで登ってしまう方がほとんどです。

 

しかし実は…この「美女平」と「室堂」に間には、『弥陀ヶ原』という絶景ポイントがあるんです!知らずに通りすぎる方がほとんどなのがひっっっっじょぉーーーーにもったいない!わざわざ、バスを途中下車するだけの価値がある、素晴らしいエリアなんですよ!

 

立山黒部アルペンルート」は通年マイカー規制が行われていますので、アクセスはこの立山高原バスのみです。「美女平」からはおよそ30分、「室堂」からはおよそ15分で到着します。

 

『弥陀ヶ原ホテル』でランチ

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今回参加した【立山黒部アルペンルートモニターツアー】はランチ付きの充実プランでした。この日宿泊するハイグレードホテル「弥陀ヶ原ホテル」で大きな荷物を預けて、まずはランチをいただきます。


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用意されていたのが、この日のツアーのために特別に作っていただいたランチ!天候が良ければお外でいただくことも想定した、お弁当タイプになっています。


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こちらはさすが富山県らしい豪華なメニュー!煮物や酢味噌が添えられたお肉と共に並んでいるのは、なんとズワイガニ&ノドグロのお寿司!カニカマじゃありませんよ!?本物のカニと、高級魚ノドグロの炙りのお寿司!


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さらに、これが「芦峅汁」という地元の郷土料理!山菜たっぷりのお吸い物で、体がポカポカになりました!とっても美味!ご馳走さまでした!

 

『弥陀ヶ原』の見どころ!ネイチャーガイドツアーに参加!

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さて、美味しいランチを終えたら、絶景の弥陀ヶ原を歩く、ネイチャーガイドツアーに参加します。ガイドして下さるのは、地元立山でネイチャーガイドを勤めるN氏。標高3000mの立山の厳しい世界を物語るエピソードをたくさん披露してくださいました!


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ホテルのすぐ裏手から、『弥陀ヶ原』への散策路が延びています。

 

『弥陀ヶ原』は、ラムサール条約にも登録されている世界的にも貴重な高層湿原です。湿原を痛めないため木道が設置されていますので、散策は必ずこの木道から外れないように!


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この日は10月後半。数日前には雪も降ったようで、少しずつ冬の世界へ進み始めた時期です。湿原の草木も色合いは晩秋!草紅葉の風景が広がっていますね。


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ガイドのN氏が指し示す山々は大日岳の峰々です。大日三山とも呼ばれる立山から伸びる支脈で、左手から大日岳、中大日岳、奥大日岳。立山室堂から縦走して称名滝まで降りることもできる登山道が延びています。

 


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いかがですか!この抜群の解放感!右手に大日岳を見ながら、真正面は富山湾を目指してまっすぐと木道は延びています!美しい秋空も輝いていますね!


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湿地・湿原保護を目的とするラムサール条約に登録されているだけあって、散策路の左右には小さな池(池塘)が点在しています。水面に映る青空がまた美しい!


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このダイナミックなスケール感!前を歩く登山者があんなにも小さく見えます!正面右手の山が大日岳ですね!あの山の中腹には、大日平という、ここ『弥陀ヶ原』とよく似た湿原地帯が広がっていますが、ここからでは向こう側に渡ることはできません。実は、大日平との間には、前人未到とも言われる大渓谷「称名渓谷」が大地を割っているんです。称名渓谷は、立山山頂から流れる川が作った渓谷で、その流れはやがて、日本一の落差を誇る「称名滝」となって、山麓へ流れていきます。


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『弥陀ヶ原』には、数本の散策路が延びていますので、体力や時間に合わせて散策なさってください。スタート地点のホテルがある「弥陀ヶ原」バス停付近からは、緩やかに下っているので、帰り道は登り坂になりますのでご注意を。

 

散策後は弥陀ヶ原ホテルのアフタヌーンティー

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今回の【立山黒部アルペンルートモニターツアー】はゴージャス!『弥陀ヶ原』のネイチャーガイドツアーの後は、「弥陀ヶ原ホテル」の絶景ラウンジでアフタヌーンティー付き!


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この日いただいたのは「弥陀ヶ原ホテル」自慢のフルーツタルト!歩いて疲れた体には甘いものが効きますねー!とっても美味しかった!立ち寄り客もケーキはいただけますので、ぜひお召し上がりくださいな。

立山黒部アルペンルートモニターツアー】より『弥陀ヶ原』の魅力を堪能できるネイチャーガイドツアーの参加記録でした。弥陀ヶ原ホテル特製のアフタヌーンティー&フルーツタルトをいただいたあと、今度はホテルスタッフさんによる「立山カルデラ展望台」ツアーに参加しました。次回はそちらの様子をお届けします。お楽しみに!

 

『弥陀ヶ原』の基本情報

 

アクセス

立山黒部アルペンルート

立山高原バスで美女平より30分、室堂より15分

 

散策時間

散策自由

 

定休日

期間中は無休

11月~4月半ばまでは冬季閉鎖

 

入場料金

無料

 

アドレス

富山県中新川郡立山町弥陀ヶ原

076-442-2222(弥陀ヶ原ホテル)

 

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