こんにちは!旅人サイファです。
毎週日曜日は、その時に起こっていることをリアルタイム投稿する、毎週恒例の『週末雑感』です。
サッカーW杯カタール大会、残念ながらトーナメント1回戦で日本は破れてしまいましたが、かなり盛り上がりましたね!特にドイツ戦、スペイン戦のあとの、日本中の熱狂っぷりは特筆すべきものでした。
いよいよ4強が出揃いましたが、注目はモロッコでしょうね!アフリカ勢発のベスト4ですし、アラブ圏からの後押しも期待されます。個人的には、メッシに有終の美を飾って欲しいところですが!
さて、気が付けばもう12月も半ばに近づいてきました。まさに「師走」ですね。すごい勢いでに年末年始に向けて動きはじめている印象です。
1日24時間は変わらないのに、なぜ12月はこんなに気忙しく感じてしまうのでしょう?
私は、これ「冬至」が関係していると思うんですよね。
一年で最も日の短い日である「冬至」。今年の冬至は12/22です。この冬至をピークにして、その前後しばらくは日中時間が短く、夜間が長い時期になります。
一方、真逆の「夏至」は、日中時間が最も長く、夜間が短い。「夏至」と「冬至」、この両者の日中時間の差って…どれくらいあるかご存じですか?
夏至/冬至の日の出/日の入り時刻
夏至:日の出4:26 日の入り19:00
冬至:日の出6:47 日の入り16:32
これは2022年の夏至と冬至の日照時間の比較です。これ、時刻だけを見ると(ふーん?)としか思えないじゃないですか。これを少し変えると…こうなります。
夏至/冬至の日照時間
夏至:14時間34分
冬至:9時間45分
最大差:4時間49分
えっ!?結構びっくりしません!?「夏至」と「冬至」には、なんと約5時間ほども日照時間に差があるんです!そりゃ、あっという間に暗くなる訳だ!5時間あれば半日仕事よりも長い時間です。
時計と電灯に支配されている現代人でも、暗くなっていく風景を目にすると、無意識的に「1日の終わり」を感じてしまうものです。「暗くなるのが早い」ということは、無意識に1日の長さも短く感じさせてしまうんです。
「師走」の語源は「お坊さん(師)すらも走り回る」ことから来ているという説が一般的です。電灯もなかった近代以前は、日照時間=労働時間でした。「日が落ちる前に檀家さんところを回らなきゃ!」と、走り回るお坊さんの姿が、ありありと見えて来るではないですか!
そう考えると…「師走の忙しさ」は、「日中時間の短さ」にあり!と思えるのですが、いかがでしょう?単純に、年の瀬だから…というだけでは無さそうですよね。
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