奄美大島では貴重な屋内観光スポット!雨の日でも楽しめる『奄美パーク』のご紹介!
奄美空港から車でわずか5分!奄美大島の歴史と文化を学べるスポット『奄美パーク』は、奄美大島では珍しい屋内観光スポットです。
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この記事は8月の夏休みに訪れた【夏休み奄美大島旅行記】からの連載記事です。世界遺産奄美大島の魅力をお伝えしていきます!どうぞお楽しみください。
『奄美パーク』へのアクセス/駐車場
『奄美パーク』は、奄美大島の玄関口・奄美空港から車でわずか5分ほどのところに位置する観光施設です。
奄美空港から出ている路線バスでも同じく5分ほどでアクセスできますが、本数は少ないのでご注意ください。時間が合わない場合はタクシーの利用も推奨です。
敷地内には、数百台は駐車できる大きな駐車場がありますので、お車の場合はそちらをご利用ください。もちろん駐車料金は無料ですよ!
『奄美パーク』のみどころ
『奄美パーク』では、奄美大島のみならず、徳之島や与論島など周辺の島々含めて構成される、「奄美群島」の自然や文化、風俗などを分かりやすく学べるスポットです。
内部は有料ゾーンと無料ゾーンに分けられ、無料ゾーンだけでも充分楽しめる作りになっています。より詳しく学びたい場合は、ぜひ有料ゾーンまでお入りください!
入ってすぐのところは大きなホールになっています。その周辺には奄美群島を紹介するブースが並んでおり、それらがまた面白いんです!
奄美は四方を海に囲まれ、切り立った山を背に集落が挟まれる形でシマ(集落)を形成している。この海、集落、山という地形の構造は、同時に奄美の歴史、民俗、文化にも深く大きく関わっている。
総合展示ホールは、奄美の集落をモデル化し、海の道、テーマウォール、シマの道、森の道、4つのゾーンごとに、実物大の模型や写真、映像等で、奄美を見て知って体感してもらうもの。観光客はもとより地元の人たち、そして次代を担う子どもたちに、奄美の歴史を包括した独自の風習や民俗、文化を分かりやすく理解してもらう趣旨で構成されている。
子供たちが熱心に遊んでいたのがこれ!奄美大島のジャングルに隠れている動物たちを探すゲームになっています。
草むらや暗がりに巧妙に隠されていて…わずかな草の動きや影を見つけてタッチするとポイントが貰える仕組みになっており、たくさん見つければ高得点が貰えます!何度かプレイしましたが、満点はとても無理!
また、奥には奄美大島の伝統的な民家が再現されています。この縁側に座ってる人…かなりリアルですけど人形ですからね(笑)
この家屋内には靴を脱いで上がることもできます。奄美大島の伝統的な家屋…あまり琉球の風土は感じさせませんね。
そもそも、奄美群島の文化風俗は面白いもので…一言でいえば「半分琉球、半分大和」。この建物内にも展示されていましたが、三線など琉球と共通する文化は非常に多いです。しかし、かといってシーサーはどこにも置かれていませんし、食文化もまた異なっています。
沖縄(琉球)と奄美群島は、台湾と日本を結ぶ列島弧を共に形成しています。一時は奄美群島も琉球王朝の支配下に置かれた時期もあったようですが…このあたりはまた別の記事で詳しくまとめますね!
ちなみに、このおじさまは…喋ります。奄美の方言で、島の伝統や言い伝えなど、いくつかプログラムされたエピソードを面白おかしく解説してくださるので、にっこり笑って話しかけて(スイッチ押して)みてくださいね!
空想からも近い『奄美パーク』。美術好きの方には、敷地内に奄美の風景をたくさん描いた画家「田中一村」氏の美術館「田中一村記念美術館」も併設されていますので、ぜひお立ち寄りください!
奄美大島北部のスポットをいくつか回った【夏休み奄美大島旅行記】4日目。夕方近くなってきたところで、この日のお宿へ移動しましょう!次回は、奄美大島でも人気のリゾートホテルをご紹介します。お楽しみに!
奄美パーク
アクセス
奄美空港より車で5分
奄美空港より路線バス10分
営業時間
9:00-18:00
定休日
毎月第1・第3水曜日
入場料金
奄美の郷
大人310円 学生220円 小中学生150円
田中一村記念美術館
大人520円 学生370円 小中学生260円
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
0997-55-2333