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【熊本】港町と一体化した教会!世界遺産『崎津集落』の見どころ紹介!

世界遺産『﨑津集落』は港町と一体となった美しいキリスト教会!

いわゆる「隠れキリシタン」の里として知られる『﨑津集落/﨑津教会』は、世界遺産長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつです。

 

古くから、キリスト教徒の多かった天草地方でも、ここ『﨑津集落』は非常に珍しい、港町と教会が一体化した、とても美しい町並みを形成しているのです。

 

こんにちは!こちらの記事は、全国の隠れた名所を訪れ紹介している、旅行プランナー/旅行ブロガーの「旅人サイファ」が執筆しています。こちらは6月に訪れた九州旅行の記録を【西九州ドライブ旅行】としてまとめたシリーズからお届けしています。

 

『崎津教会』へのアクセス/駐車場はある?

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『﨑津集落』は天草地方でも、下天草島の南方に位置する集落です。天草への玄関口である三角港(天草五橋の入り口)からでも、車でおよそ120分ほど、天草市の中心部本渡市街からでも、45分ほどかかります。

 

天草地方は鉄道が走っていませんので、移動は車か路線バスに限られてしまいます。路線バスは本数も少ないので、マイカーやレンタカーの利用がおすすめです。

 

なお、『﨑津集落』の中にも観光用駐車場はありますが、キャパシティが少ないため、国道沿いにある『﨑津集落ガイダンスセンター』の駐車場を利用するのがおすすめです。駐車場も無料ですので安心して散策できるかと思います。

 

崎津集落』の歴史は?島原の乱にも加担した?

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﨑津集落

 天草地方では1566年に領主の天草久種が南蛮貿易目的で宣教師のルイス・デ・アルメイダに布教を許し、以来天草全体に多くのキリスト教徒が暮らしていた。島原・天草の乱の際、島原に近かった上天草のキリシタン一揆に加わり、命を落としていった。

 

 一方、下天草地方のキリシタンは情報が少なかったことも幸いして、一揆に加わらず、難を逃れ、当時船でしか行くことができなかった﨑津集落など限られた集落に潜伏することになった。(※﨑津集落は今は国道389号バイパスが通っているが、当時は海路でしか行くことができず、そのため潜伏が可能だった。)

 

潜伏キリシタン仏教徒を装い、﨑津諏訪神社へお参りするなどして信仰を守り続けていった。

 

 島原・天草の乱後、宗門改めや寺請制度が始まり、番所が置かれ宗教統制が厳しくなった。キリシタンは信仰を守るために表面上は神仏を敬い、仏教徒を演じて潜伏していった。

 

1651年に建立された﨑津諏訪神社へ詣でる際には、「あんめんりうす(アーメン デウス)」と唱えていたという伝承もある。

天草+キリシタンと言うと、真っ先に思い浮かべるのが、日本史上最大のキリシタン一揆とも言われる「島原の乱」です。一揆方の総大将が「天草四郎」であることからも分かる通り、実は、島原だけでなくここ天草も戦場となりました。

 

しかし、ここ『﨑津集落』他、多くの潜伏キリシタンを有していた下天草地方の領民は、この一揆には加わりませんでした。当時『﨑津集落』は他の地区と陸路で繋がっておらず、交通は専ら船便に頼っていました。

 

そのため、天草北部の領民がキリシタン一揆を起こしたことが『﨑津集落』には伝わらず…結果として彼らは一揆に加担しなかったのです。このことが、江戸時代を通じて密かにキリスト教信仰が守られた大きな要因となったのです。

 

『﨑津集落』の見どころはどこ?

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『﨑津集落』の最大の見どころは、その象徴とも言えるキリスト教会!そして、その教会と港町が一体となった町並みの美しさにあります。

 

﨑津ガイダンスセンターから、入り江越しに見る『﨑津集落』の美しさは唯一無二!よくぞこんなに小さな港町に、キリスト教信仰が残ったことか!

 

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この地に建っている『﨑津教会』は、長崎の建築家・鉄川与助によって設計されたゴシック様式の教会で、現在の教会は1934年(昭和9年)、フランス人宣教師ハルブ神父の時代に再建されたものです。

 

教会は、尖塔の上に十字架を掲げた重厚なゴシック様式で、その堂内は国内でも数少ない畳敷きになっています。

 

建てられた土地は、ハルブ神父の強い希望で、弾圧の象徴である絵踏みが行われた吉田庄屋役宅跡が選ばれています。この禁教時代に厳しい絵踏みが行われた場所に、現在の祭壇が配置されたと言われています。


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歴史の教科書にも載っている「絵踏み(踏み絵)」も、ここにあった庄屋屋敷で行われていました。禁じられた信教を密かに守り続けた、﨑津集落』の住民たちの、苦悩の場所でもあるのです。

 

なお、明治になりキリスト教が解禁されてからの調査では、『﨑津集落』に住む住民600名のうち、550名がキリスト教徒だったとも言われています。


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ここ『﨑津集落』は深い入り江に面して建てられています。この美しい海も、当時と変わらぬ姿でこの集落を見守っています。

 

港町と教会が一体化した、世界遺産の集落『﨑津集落』。天草へいらした際には、ぜひこちらにも足を運んでみてください。おすすめです。

 

さてこの後は、天草の西海岸にあります下田温泉のお宿へチェックインしました。次回は、天草随一の温泉街のお宿をご紹介します!【西九州ドライブ旅行】、次回をお楽しみに!

 

 

﨑津集落/ガイダンスセンター

アクセス

天草市中心部より車で45分

九州自動車道 松橋ICより120分

 

営業時間

9:00-17:00

 

定休日

年末年始

 

入場料金

無料

 

駐車場

ガイダンスセンターに大型無料駐車場あり

崎津集落内に6台分無料駐車場あり

 

アドレス

熊本県天草市河浦町崎津1117-10

0969-78-6000

 

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