こんにちは!旅人サイファです。
日曜日は、その時に起こっていることをリアルタイム投稿する、毎週恒例の『週末雑感』です。
いやぁ…この記事、ちょっとウルっと来ちゃいました。こういう気持ちって…素晴らしいと思うんです。
コロナ禍で苦しんだホテル本能寺、修学旅行生の粋な計らいに感激(朝日新聞デジタル)
コロナ禍で苦しんだ旅行業界。特に京都のお宿は、修学旅行の相次ぐ中止で、存続の危機に立たされる施設が続出しました。
京都市役所からほど近くにある『ホテル本能寺』も、そんな危機に喘いでいた施設のひとつです。
今年になって、ようやく京都の町にも修学旅行生の姿がチラホラと見えるようになってきました。
先月、ここ『ホテル本能寺』に宿泊した埼玉県新座市立第二中学校も、数年ぶりの修学旅行で京都にやって来た学校のひとつのようです。
彼らはここ『ホテル本能寺』に2泊したそうですが、食事の片付けをしていたスタッフが何かを発見します。通常でしたら、そのままゴミとして捨ててしまう箸袋に…何か書いてある?
お世話になりました!3日間ありがとうございました。私たちのために色々な献立を立て、作っていただき、ありがとうございました!!
ホテルで過ごした3日間は、学びあえ、楽しく過ごせた3日間でした!本当にありがとうございました!
この3日間、美味しいお食事に、素敵なおもてなしに本当にありがとうございました!!行動から帰ってきてバスタオルや八ツ橋が新しくされていて感動しました!!思い出に残る修学旅行をありがとうございました!!
三日間おいしいお食事を提供して下さりありがとうございました!!全部おいしく楽しく頂きました!!
3日間おいしいご飯をありがとう!めっちゃ残しちゃったけどとってもおいしかったです!本当にお世話になりました…!
3日間おいしい食事をありがとうございました。おいしい食事のおかげで3日間健康に楽しくすごすことができました。本当にありがとうございました。
ホテルでの最後の食事もおいしかったです!ごちそうさまでした!3日間おいしくてたくさんの料理をありがとうございました!また来たいです!本当にありがとうございました。修学旅行楽しめました!いい思い出をありがとうございました♡
とってもおいしいご飯をありがとうございました。3日間のエネルギーになり、京都を楽しむことができました。ホテル本能寺最高~!!
メッセージの数は、およそ50枚!
恐らく、ホテル側もこのご時世の中で、でき得る限りの感染対策とおもてなしに励んだんでしょうね。それを生徒さんたちも肌で感じたからこそ、こういったメッセージを残したのではないでしょうか。
校長先生はお見送りに来たお宿のスタッフからこの話を聞いて仰天したそうです。何せ、学校・教師からは何一つ指示していないというから驚き!
彼らは、箸袋や敷き紙に自主的にメッセージを残したそうなんです。
こんな風に、お互いに「ありがとう」って言い合える関係って…素敵だと思いませんか?
ビジネスライクに考えれば、宿泊業はは有償で宿泊場所を提供し、ゲストはそれを受けて対価を払うというドライなもの。
しかし、日本の旅館業はそれ以上に「素敵な時間を過ごして欲しい」と真心を込めてゲストを迎えて下さいます。
お宿は「来てくれてありがとう」
ゲストは「もてなしてくれてありがとう」
お互いに「ありがとう」と言い合える、素晴らしい関係!これこそが、日本が誇る「おもてなし精神」の根幹ではないでしょうか?
そんな『ホテル本能寺』さん。もちろん個人でのご利用も可能です。
地下鉄駅からのアクセスも良好ですので、京都観光の際には便利かもしれません。ご予約は上記リンクからどうぞ!
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