日本は四方を美しい海に囲まれた島国です。
つまり、ぐるりと海岸線に囲まれた国とも言えますよね。
いわゆる海岸線と言えば…岩場が連なる断崖絶壁だったり、穏やかにカーブを描く砂浜が一般的ですよね。
しかし!ここ『種差海岸(たねさし-)』の海岸線は、普通の海岸線と様相が違います。
なんと、波打ち際ギリギリに広がっているのは…天然芝生の大草原!?
こんにちは!旅人サイファです!
こちらは、3月に訪れた【青森県グルメ取材旅行記】からの記事です。青森滞在2日目!
この日は引き続き、八戸市の名所を巡っています。
朝一番で「蕪島」を散策し、運転を技術担当にバトンタッチ!そのまま海岸沿いに南下しました。
「実に2年ぶりとなる実車の運転です( ̄▽ ̄)」
途中眺めの良いスポットがあったので立ち寄りました。
ここはもともと軍の施設だったようですね。
砲台か?測候所か?どこか要塞の一部のような雰囲気が残っています!
ここは「葦毛崎展望台(あしげざき-)」。ここからは雄大な太平洋が一望!
その解放感は抜群です。
調べてみると、その眺望を活かして幕末期から異国船の監視所として活用されていたようです。太平洋戦争末期には海軍のレーダー基地となっていたようですね。
ちなみに、ここ「葦毛崎展望台」は種差海岸まで続く「種差海岸遊歩道」の起点にもなっています。ゆっくり時間をとってトレッキングするのも良いですね!
さて、「葦毛崎展望台」から海岸線沿いに南下すること数キロ。新しくできた『種差海岸インフォメーションセンター』に到着です。
広い駐車場もあり、トイレや施設もピカピカですので、種差海岸散策の拠点にするには最適ですね!この日はクローズしていましたが、施設内には飲食店も入っていました!
3月の東北はまだまだ冬!日差しいっぱいの種差海岸にも、ところどころ雪が残っていました。
ちなみに…真冬の種差海岸はこんな感じ!
積雪の少ないと言われる八戸の海岸沿いですが、大雪が降るとご覧の通り!
一面真っ白な雪に覆われます。こんな雪の下でも健気に生きて、春になると地面に出てくる芝生の力強さに感嘆!
この時期はまだ茶色い冬枯れの芝生ですが、盛夏になると…
ご覧の通り!
波打ち際のギリギリまで芝生に覆われる美しい光景に様変わり!アングルによっては、まるでスコットランドの海辺のような美しい風景を撮影することができますよ!
ここ『種差海岸』の芝生の美しさは、司馬遼太郎も著書「街道をゆく」の中で絶賛しています。
「どこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの種差海岸に案内してやろうとおもったりした。」
かの司馬遼太郎をもって、地球上で最も美しい風景のひとつと賞された種差海岸!ぜひ一度、お立ち寄りください!
種差海岸 インフォメーションセンター
アクセス
八戸自動車道 八戸ICより30分
営業時間
9:00-17:00
※冬季は16:00まで
海岸の散策は24時間自由
定休日
年末年始(12/29-1/3)
入場料金
無料
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
0178-51-8500
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