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リニューアルのため閉館間近!『江戸東京博物館』へ行ってきました!

こんにちは!旅人サイファです。

 

先日、ネットニュースで見てびっくりしました。なんと、東京都墨田区にある『江戸東京博物館』がリニューアル工事のため閉館すると!

 

江戸東京博物館 22年4月1日よりリニューアル工事のため一時閉館へ 25年までのおよそ3年間

 

1603年、徳川家康によって江戸に幕府が開府されてからおよそ400年。江戸、明治、大正、昭和、平成、令和…日本の中心都市として時代と共に移り変わって行った江戸及び東京。

江戸東京博物館』はそんなの江戸・東京の歴史・文化・風俗を楽しく学べる、おすすめのミュージアムです。

 

いつか子供たちを連れていこうと思っていた矢先のこのニュース!

これはヤバい!すぐに行かねば!

 

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と、思ってやって来ました!東京都墨田区両国駅からすぐのところにある『江戸東京博物館』です!

高床式倉庫を模した、特徴的な建物が目を引きますね。真向かいには相撲の聖地「両国国技館」があります。かつて、訪日外国人向けのインバウンド旅行では国技館とここ『江戸東京博物館』は鉄板セットでした。


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この日は天皇誕生日の祝日。

閉館のニュースが流れた影響もあるのか、なかなか賑わっていますね。早速チケットブースでチケットを購入。都内在住の小学生中学生は無料なのは嬉しい限り。ファミリーに優しいですね!

早速6階の展示室へ向かいます。長い長いエスカレーターが印象的。


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展示室は6階と5階を吹き抜けにして使った余裕あるスペース。入ってすぐのところには、江戸の象徴「日本橋」が原寸大で復元されています!これが圧巻!

長さは半分ほどですが、かつてはこんな橋が日本の中心として架かっていたんですね。


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寸法は当時のものとほぼ同一に作られています。幅もかなり広い。

現在の伊勢神宮宇治橋より広い印象を受けます。当時はここを町人や侍が行き交ったんでしょうね!実際に歩いて渡れますので、向こう側に渡ってみましょう。


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日本橋左手には、江戸市中に何個か建っていた芝居小屋も復元されているのが良く見えます。


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日本橋を渡ると、当時の町の様子を再現したジオラマが。

現在はデパートや銀行が立ち並ぶ日本橋の町並み。いやあ!精巧に作られていますね!ジオラマを見下ろす気分は「進撃の巨人」(笑)


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また、その隣には往時の江戸城も再現されています…が、ちと不満な仕上がり。

こちらは天守閣と御殿がメインで、石垣の上は何もない。隅櫓や多聞櫓、城門なんかがほとんどありません。日本一の城郭の模型なんだからもっと詳細に作ってください(笑)

 

その他6階部分には、徳川家康が朝廷から賜った「征夷大将軍任命の任命状(宣旨)」のレプリカなども展示されています。レプリカとは言え、実際にこれを家康が受け取ったもの…と考えると感動しますね。写真撮れなかったのが残念!

 

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また館内の至るところに、子供たちが体験できるブースなどもたくさん!

これは大名籠に娘を乗せてみたところ。


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こちらは天秤棒を担がせてみたところ!重くてピクリとも浮かびません。

ちなみに中身は…人肥(う◯こ)!片側25kgというから子供には無理ですね(笑)


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5階部分は庶民の風俗の展示が並びます。こちらは町民長屋の一画を再現した部屋。六畳くらいのスペースに生活道具や仕事道具がびっしり!


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また、江戸を彩ったお祭りに関する展示も多数ありました。こちらは神田明神のお祭りで使用されていた山車。結構な大きさで圧倒されます!

 

さて、江戸エリアを過ぎると、明治エリア大正エリアへと展示が進んでいきます。


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こちらは明治23年に建てられた「凌雲閣(りょううんかく)」通称「浅草十二階」のミニチュア模型です。

ミニチュアと言っても高さは5m近くはあります。当時は日本一の高さを誇り、日本初の電動エレベーターも備えられていました。(関東大震災で倒壊)

 

この後、展示は関東大震災、そして太平洋戦争と東京大空襲などの展示へ。少々暗くなるテーマではありますが、これもまた東京の歴史の一部。きちんと見せてきましたよ。

関東大震災後の火災は、なんと3日も燃え続けて、東京の東半分は焦土と化したとか。

その後は戦後エリアへ。昭和の団地を再現したエリアや、ファミコン、ラジカセ、トレンディドラマなど、我々世代直撃の懐かしい展示も!(笑)

 

一通り見て回ったところでおよそ2時間。館内も広くて歩き回るのでそこそこ疲れました。


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3/6までの期間限定ですが、特別企画展示として「徳川一門」も開催中でした。

初代徳川家康から、将軍家、御三家、御三卿家それぞれに伝わる貴重な宝物がずらり!天璋院篤姫所用の着物や雛道具、最後の将軍・慶喜公着用の陣羽織など、見応えありました!

 

さて、ぐるりと見学してお昼近くになりましたので、両国駅前でお昼ご飯としましょう。


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ここは両国駅と直結した「両国江戸NOREN」。両国らしい飲食店が並ぶグルメモールです。

ちゃんこ鍋屋さん、日本蕎麦屋さん、味噌ラーメン屋さん、もんじゃ焼き屋さん、そして…親子丼屋さんなど!


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今回は親子丼が売りのこちら「鶏はな」さんをにお邪魔することにしました!


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ちょうどランチタイムでしたので、お得なランチメニューを頂きます。


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筆者は親子丼をセレクト!これが美味でした!なにせ卵が濃厚!濃いめの出汁がよく効いた美味しい親子丼を頂いて大満足!

ちなみに江戸東京博物館のチケット半券を提示すると、アイスクリームが貰えるのでそちらもぜひ!


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ちなみに館内の中央には、大相撲で使われる原寸大の土俵も再現されています。そのサイズ感はなかなかのもの!ぜひこちらもお見逃しなく!

 

3月末をもって一時閉館してしまう『江戸東京博物館』。今のうちにぜひ一度訪れてみてくださいね!

 

江戸東京博物館

アクセス

JR総武線都営地下鉄大江戸線 両国駅より徒歩1~3分

 

営業時間

9:30-17:30

 

定休日

毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)

年末年始

※2022年4月1日よりリニューアル工事のため閉館

 

場料金

一般 600円

大学生 480円

高校生・シニア 300円

小学生・中学生(都内在住在学) 無料

 

駐車場

敷地内有料駐車場あり

身体障害者手帳等提示で無料

 

アドレス

東京都墨田区横網1-4-1

03-3626-9974