皆さんこんにちは!旅人サイファです。
先日、通勤で道を歩いていたら…こんな面白いものを見つけました。
なんだコレ?「Shaeroシェアロ…」?水色のケースに赤い折りたたみ自転車のようなものが数台ぶら下げてあります。
ケース内にはヘルメットや充電ケーブルのようなものも見えます。
うーん?住民が電動キックボードのベースでも作ったか?
水色のケースに、QRコードが記載されていたので、早速アクセスしてみました。すると…
なんとなんと!これは「電動シェアバイク」!
以前、京都観光で利用したことがある「シェアサイクル」の電動バイクバージョンではないですか!
ふむふむ?使い方は、シェアサイクルと基本的には一緒ですね。現在地近くのステーションから充電済みのマシンを借り、目的地近くのステーションで充電ラックにかけて返却する…というシステムのようです。
こちら、よく調べてみると非常に興味深い!
- 年会費や登録料は無料!
- 基本料金は15分200円!
- ステーションごとに乗り捨て可能!
- 電動折りたたみバイクで要原付免許
まさに、シェアサイクルの電動バイクバージョンですね!ホームページには、マシンのスペックも記載がありました。
マシンスペック
パワーソース、充電時間、免許について
パワーソースとなるモーターはリアハブに内蔵しています。定格出力350Wで、50ccクラスと同じ原付1種扱い(要原付免許)です。バッテリーはリチウムイオンで3~5時間で満充電され、航続距離は最大約30kmとなっています。
なるほど。リチウムイオン電池で充電するマシンなんですね。
航続距離は最大30km。都市部ではなかなかの距離です。東京駅を起点にすると…東は習志野、北は浦和、西は国分寺、南は横浜駅くらいまでが半径30km圏内です。
まあ、直線ではないのでそこまで行くのは難しいとは思いますがね。それにしてもかなりのところまでは行けそうですし、都心部の移動であれば充分の距離でしょう。
ちなみに、最短料金の15分間使用でどこまで行けそうか?も調べてみました。こちらも東京駅を起点にすると、周辺の2.3駅分くらいは余裕で行けそうです。
ステーション
現在、都内を中心に50ほどのステーションがあるようです。マンションの一画などに設置されていることが多いようですね。
アプリからは、各ステーションの貸し出し可能台数や返却可能台数も表示されるので便利ですね。
料金システム
基本料金無料
会員登録後も基本料金はかかりません。バイク利用時間によって料金が変わります。
200円/15分
利用開始から最初の15分までは200円
それ以降は15分毎に200円課金
料金が2,000円を超えた場合は自動的に1DAYプランに切り替わります。
2,000円/24時間乗り放題
利用開始した時点から24時間何度でも利用可能です。
終了時刻を超えた場合、超えた時間分は従量課金(200円/15分)となります。
途中で解約・変更はできません。
20,000円/30日間乗り放題
利用開始した日から30日間(約1ヶ月)何度でも利用可能です。
終了時刻を超えた場合、超えた時間分は従量課金(200円/15分)となります。
途中解約の場合、開始日から2,000円/日で課金し、残りを返金いたします。
この『Shaeroシェアロ』という電動バイクシェアサービス。都心部を中心にステーションを増やしているようです。
反面、都内辺縁部の住宅街のステーションはまだ少ないようです。
とても面白そうなサービスではありますが…電車や路線バスが充実している都内でどれだけの需要があるでしょう?
電車バスが動いている時間帯は、なかなかニーズが無さそうです。値段も都バスとほぼ同額(むしろ距離によってはバスより高額)ですしね。
と、なるとターゲットは
① 路線バスに乗り馴れていない層
② 終電後の深夜移動
③ 観光客
④ 自転車を持っていない地元民
電車の行き先は分かっていても、路線バスは行き先や経路を調べるのはかなり面倒です。パッと乗ってパッと乗り捨てできるこの『Shaero』は便利そうですね。
また、深夜に終電を逃してしまった時の移動としてもかなり有力でしょう。この場合、ライバルはタクシーになりますね。しかし複数人いる場合や、30分圏外の場合はタクシーには敵いません。
むしろ、観光客にはなかなかマッチしそうです。軽快に町並みを眺めながらバイクを走らせて、観光スポットから観光スポットへ。この場合は1日2000円でワンデー利用が良さそうですね。
また、地元民のチョイ乗りとの相性も良さそうです。「あそこのお店に行きたいけど足がない」という時は便利です。特に電車やバスに乗るほどの距離でない場合は重宝しそうですね。ただし、この場合は、目的地に返却ステーションがあることが大前提。買い物をしている時間も課金されてしまいますからね。
いずれにせよ、もっともっとステーションが増えれば、利便性もあがるはずです。特に、こういうシェア系サービスはショッピングモールや大型スーパーとの相性が良いはず。家の近くからさっと乗って、ショッピングモールで返却。買い物終えて帰る際に、改めてシェア開始。こうすれば買い物中は課金されません。
注意点として、これはあくまでも「バイク」であること。ヘルメットはマシンと一緒にレンタルできますが、その他交通法規の遵守が必要です。
都内ではバイクの取り締まりはかなり厳しいので、せっかくのライド中に交通違反で罰金取られようものなら…サイテーな思い出になってしまいます。また交通事故にも注意が必要になります。
まだ始まったばかりのような電動バイクシェアサービス『Shaero』!
いつか機会があれば利用してみたいですね!使ってみました ↓
実際に使ってみました!
詳しくは公式ページへ!