こんにちは、旅人サイファです！
毎週日曜日はその時起こっていることをリアルタイムで執筆する『週末雑感』です。
北京オリンピックが開催中ですね。皆さんご覧になっていますか？
スキージャンプ団体の高梨沙羅選手の失格問題や、フィギュアスケートの絶対王者・羽生結弦選手の躓きなど…残念なニュースも多くみられていますね。
そんな中、スノーボードハーフパイプの平野歩夢選手が素晴らしいエアで金メダルを獲得しました！こちらも、2回目の得点が不当に低いと報じられるなどひと悶着ありましたが、最終的に文句無しの素晴らしい結果になりました。
その平野歩夢選手、これまでのスノーボーダー特有のチャラチャラした感じが一切感じられず、とても好感が持てますね。受け答えや話し方も落ち着いていて素晴らしい！態度と競技結果に直接の因果関係はありませんが、競技イメージが悪くなるのはとても勿体無いですよね。
さて、北京オリンピックの話題が尽きませんが…旅人目線から今週のニュースを俯瞰したところ、目立ったニュースはやはりこれでした。
『呉市議 マスク着用要請に従わず航空機から退去命令 搭乗便1時間14分の遅れ』
広島県呉市の市議会議員である谷本誠一議員が、北海道の釧路空港から羽田空港へ向かうAIRDO便内にて、マスクトラブルを起こしました。2月6日午前、ノーマスクにて乗り込んだ航空機内にて、客室乗務員のマスク着用要請を拒否。機内の秩序を乱したとして機長より退去命令を受けました。駆けつけた警察官と共にようやく機を降りました。この騒動で、離陸は1時間14分遅れ、乗り合わせた他の乗客44名に影響が出ました。
いやあ…巻き込まれた44名の乗客が気の毒ですね。完全にとばっちり。この後のご予定にもかなり影響したことでしょう。
この谷本議員は、コロナ陰謀論者だったようで、釧路へも「ノーマスク運動」の一環として講演活動を行った帰りだったそうです。
確かに彼の主張する通り、マスク着用は任意ですし、マスクの予防効果は科学的に証明された訳ではありません。弊害もあるでしょう。
しかし、国民の健康を損なう可能性を下げるためのマスク着用は、最低限の予防策ではないでしょうか。効果はわずかかも知れませんが、他者を危険にさらさないという心配りは、最低限持っていて欲しいところです。
無論、各自の主張は自由であるべきです。筆者も、マスク警察の行き過ぎた他者攻撃には眉をひそめている1人です。ですが、航空機内などの狭い空間では、他者への危険性を最低限に押さえるためにもマスクを着用すべきかと思います。
谷本議員は「公共の福祉に反さない限り…」という憲法の条文をご存知ないのでしょうかね？市会議員にも関わらず？
彼は「航空機が遅れたのは、私のせいじゃない。そう判断した航空会社のせいだ！」と主張しているようですが、これは無理があるでしょう。AIRDOは威力業務妨害として刑事告訴を、乗り合わせた乗客は損害賠償請求として民事告訴をしても良いのかと思います。
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