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【鎌倉殿の13人】ざっくりコラム 第5話 虐げられた東国武士の怨みが頼朝を支える原動力!

こんばんは!旅人サイファです!

今回は1日遅れでごめんなさい!!NHK大河ドラマ【鎌倉殿の13人』】ざっくりコラムをお届けします。

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ついに平家打倒の兵を「挙げてしまった」源頼朝と北条一族。手始めに標的とされたのは平家方の伊豆国目代・山木判官でした。

 

そしてこの初戦の勝利で、頼朝は革命的なことを行います。それは「領地の分配」。

敵将から奪った土地を、味方し活躍した武士へ配分する。これまで土地の差配は天皇と朝廷の専売特許でした。

これを、頼朝は自分の思うままに奪いまた配分するというのは、かつて平安時代に東国独立国を目指した、平将門の理想にも通じるところがありますね。

 

この土地を媒介とした「ご恩と奉公」と「一所懸命」こそが、やがて鎌倉時代という新しい世界を作る原型になります。

 

「西からやって来た奴らの顔色を窺うことなく、我ら坂東武士の世を作る」

北条宗時が語ったこの理想。これまで、朝廷や藤原一族に、良いようにこき使われてきた東国の人間たちの鬱憤。今度は平家によって同じようにこき使われ、精魂尽くして作った米を奪われる生活。

 

自分達の土地を自分で守る。自分達で作った米を腹一杯食べる。そんな世の中にしたいと募らせた東国人の怨差が、源頼朝への期待として高まっていたのです。

 

さて、山木判官を血祭りに上げたものの、続いて行われた石橋山の合戦で、頼朝勢は大敗を喫します。

この敗戦で、その北条宗時は戦死。残された頼朝一行はわずかな手勢だけで…石橋山の山中に隠れています。いかにしてこの局面を脱出するのか。次回も必見ですね。

 

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