こんにちは!旅人サイファです!
今回も、環境省が発表している『温泉利用状況調査』から、全国47都道府県の温泉ランキングをお届けします!
シリーズ第4回目の今回は【年間宿泊利用人員数】のランキング!
その県内の温泉宿泊施設に、令和元年4月1日〜令和2年3月31日までに宿泊した総人数をカウントしたものです!
つまり、どれだけ温泉滞在者を誘致できたか…のランキング!なかなか興味深いですね!
このランキングは、その県の観光魅力度ともリンクしていますから要注目ですね。
それではトップ5、ワースト5、それぞれを見ていきましょう!
年間宿泊利用人員数トップ5
第1位 北海道 12969276人
第2位 静岡県 11045967人
第3位 長野県 7457967人
第4位 大分県 5753400人
第5位 群馬県 5713802人
お!ここに来てようやくあの県が顔を出していますね!
トップは貫禄の北海道!やはり道内至るところで温泉が沸く北の大地は強い!観光的魅力も高いので、納得の結果です。
その北海道に猛追を見せたのが、第2位に食い込んだ静岡県!静岡県の特徴は、伊豆という強力なエリアを抱えていること!
首都圏からのアクセスが良好なこもに加え、なおかつ年間通じて温暖なために1年通して宿泊客を誘致できているのでしょう。
第3位は長野県。こちらも首都圏からのアクセスが良く、山岳リゾート感溢れる観光誘致が奏を功している好例かと思います。
第4位に西の温泉ランキング大国大分県がランクイン!別府温泉と由布院温泉という、強力なツートップを有して、西日本で唯一のトップ5入り!
そして第5位で…ようやく顔を出してきたのが、関東の温泉大国群馬県!
5位の大分県と肉薄する年間571万人を超える温泉宿泊客を誘致しています。代表的な温泉は草津温泉や伊香保温泉。
年間宿泊利用人員数5
第47位 東京都 358822人
第46位 徳島県 406557人
第45位 埼玉県 456374人
第44位 高知県 558263人
第43位 奈良県 587211人
一方ワーストはほぼ常連とも言える顔触れが並びます。
しかし驚き!ここまでワースト二冠の沖縄県の名前がありません!
ワーストトップは東京都。まあ…仕方ありませんかね。東京で温泉宿に泊まろうと考える人の方が少ないでしょうし。
しかし、その他都市型観光都市の大阪名古屋(愛知)福岡はランキングに入っていませんね。その辺り、もう少し研究進める必要がありそうです。
ワースト2位は徳島県。やはり、そもそもの温泉宿の数が少ないため、この順位になっています。
そしてワースト3位が新顔、埼玉県。埼玉県は観光魅力度ランキングでも毎年下位をさ迷っていますので仕方ないかもしれません。
首都圏からのアクセスが良すぎて日帰り余裕なことも、この位置である要因かもしれませんね。代表的な温泉は秩父温泉など。
ワースト4位は高知県。こちらも2位の徳島県と同じく、そもそもの温泉宿の少なさがネックになっています。最も温泉宿数が多いのが、高知市内からでも二時間以上かかる足摺温泉ですので、かなり苦しい。
ワースト5位には奈良県がランクイン。実は奈良県は、温泉宿に限らず全体的に日本一宿泊観光客が少ない県なんです。
理由は宿泊3位の埼玉県と同じ。大阪からのアクセスが良いばかりに、大阪に泊まって一日だけ奈良に来るという日帰り観光客が大多数なんです。うーん!厳しい!
いかがでしたか?全国47都道府県別【年間温泉宿泊人員数ランキング】!なかなか興味深い顔触れでしたね。
次回は、ここまでの4つのランキングをポイント化した【オリジナル総合ランキング】を発表!令和最新の日本一の温泉県は…どこだ!?
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