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離島観光の玄関口・泊港『沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ』10月閉館へ

こんにちは!旅人サイファです。

また旅行業界にとって残念なニュースが入ってきましたね。

 

沖縄県那覇市のホテル『沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ』が閉館することが決まってしまいました。

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沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ、10月閉館へ コロナ禍で経営圧迫 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

 

『沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ』は、那覇市街地の北方、泊港にある離島フェリーターミナルと直結しているホテルです。

泊港は、那覇の海の玄関口。特に、ケラマブルーで知られる「慶良間諸島」へ行くにはここから船でアクセスするのがメインルート!

高速船に乗ればおよそ40分でケラマブルーの楽園へ行けちゃいます。

 

慶良間諸島には大きなリゾートホテルなどは無くお宿は民宿がメイン。

ですので、泊港に隣接しているここ『沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ』に宿泊して、慶良間諸島を日帰りで楽しむ方も多かったはず。なにせ、フェリーターミナルに隣接している唯一のホテルですから、船で離島へ行くには便利この上なし!だったのですが…!

 

『沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ』は、今年の10月で閉館してしまいます。慶良間諸島へ行く時は、ここに泊まろうと思っていただけに非常に残念!

10月までは予約も可能ですから、それまでに沖縄へ行く予定がある方は…ぜひご検討ください!

 

ただ裏事情を読むと、なかなか厳しい現状も見えてきます。なんとこのホテルは、泊港を運営する「泊ふ頭開発」から月額3000万円で賃貸していたとか。

このコロナ禍の中で賃料3000万円はかなりの負担です。撤退するホテル側の気持ちも理解できるような気もします。

 

泊港は、慶良間諸島をはじめとした離島自治体の生命線です。この地からホテルが失われると、離島への観光客数へも大きく影響することになるでしょう。

例えば、座間味村渡嘉敷村久米島町など、泊港からの航路がある離島自治体と船会社の共同出資で、離島観光と完全セットにしたコンセプトホテルなんかを運営してみたらいかがでしょう?

このホテル宿泊者専用で離島ワンパックプランなんかを売り出したら…かなり人気になると思うけどな!

 

いずれにせよ『沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ』撤退後のプランは白紙!

離島観光に重要な存在である泊港の価値を充分に活かせる活用方法を検討して頂きたいものです!