こんにちは、旅人サイファです!
毎週日曜日はその時起こっていることをリアルタイムで執筆する『週末雑感』です。
東京オリンピックも終わり、世の中も落ち着いて来ましたね。
オリンピック期間中は、やはりどこか浮ついた気持ちになっていましたので、その反動もあることでしょう。
先日、こんなニュースを目にしました。
【日本旅行業協会 ワクチン2回摂取で旅行解禁を!】
旅行関連の業界団体である「日本旅行業協会」が会見し、ワクチン接種済の方々から優先的に旅行解禁する要望を出しました。
現在は、東京他で緊急事態宣言が発令されています。
また、連日東京では4000人、全国でも20000人を超す新規感染者が出ている状況です。
毒性が強いと言われるデルタ株が猛威を奮っています。
ただし、重症化しやすいと言われる高齢者へのワクチン接種は全国でも7割を超えました。また、職域接種など現役世代へのワクチン接種も少しずつですが進んでいます。
ワクチンは、デルタ株にも効果がある(重症化を防ぐ)というデータも出ています。
で、あれば…?ワクチン接種を終えた人にまでも、従来の自粛を求めるのはナンセンスではないでしょうか。
政府や東京都は、外出自粛を強く求めています。現役世代や若い世代には特に強く娯楽の制限を訴えています。
しかし、現役世代へ仕事の制限は一向にかけられていません。
言うなれば…
『仕事はしろ!』&『遊びには出るな!』
…と、まるで矛盾したメッセージ。
これを、国民が受け入れるとお思いでしょうか?
テレワークを推奨しているとはいえ、それに本腰を入れている様子も見られずに、飲食店や娯楽施設への圧力をかけるばかり。
『出勤のための外出はOK!遊びに行くための外出はNG!』
これでは、国民が従う訳はありません。せめて、
『ワクチン接種後の人々は外出も旅行も娯楽もOK!』
といったメッセージが出してくれれば、ワクチン接種率の増加と共に、コロナ前の日常も少しずつ取り戻せるはずです。
以前にもこのブログで意見した通り、現在の 2類感染症から、5類感染症へグレードダウンさせ、一般病院や外来治療ができる体制へとシフトしなければ…いつまでも今の状況はつづくでしょう。
決して感染を広げたい訳ではありません。
ワクチン接種後でも感染してしまう可能性はゼロではありません。リスクはあります。
ですので、ワクチン接種+当たり前の感染対策をすることで…できるだけそのリスクを下げつつ、旅行や娯楽も含めた日常を、少しずつ取り戻すことができるはずです。
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