本日放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』ざっくりコラムです。
東京オリンピックによる休止期間をあけて、ようやく再開したNHK大河ドラマ『青天を衝け』。
渋沢栄一パリに滞在。日本では大政奉還からの戊辰戦争が起こっている頃です。
この最中、栄一は証券取引所で株式投資の現場に接する機会を得ます。これが、日本人が初めて接した『経済』かもしれません。
この時の栄一の経験が…やがて日本に『経済』と『産業』をもたらすことになります。
少しばかりの金を少しずつ集めることで、大きなパワーとする。一滴の水滴が集まって大河にする。
『一人が幸せになるのでなく、皆を幸せにする』明治の産業界をリードすることになる渋沢栄一の原点がここにあります。
自分とその身内の発展のために事業を進めた三菱の岩崎弥太郎。
反対に、私腹を肥やさずに民衆のためのインフラ整備に力を尽くした渋沢栄一。
明治の産業界をリードする二人が出会うのはもう少し先の話です。
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