こんにちは!旅人サイファです。【GW京都&北近畿旅行記】の4日目。
『伊根の舟屋』を散策しています。
昨日記事にしました『伊根湾めぐり遊覧船』で、舟屋群を海上から見学した後は、実際に伊根の中心街に足を踏み入れて散策したいと思います。
まず訪れたのは、『道の駅舟屋の里公園』。
細い道と狭い駐車場しかない伊根でも、唯一の大駐車場を有する道の駅です。
この道の駅は伊根湾を眼下に見下ろす高台に位置していますので、その眺望は言わずもがな!
穏やかな伊根湾の海と、その淵にずらり並ぶ舟屋は素晴らしい光景です!
さて、ここから海岸線に降りて舟屋の町並みを見学に行きましょう!
陸地側から見た伊根の町並みは、素朴な港町。細い路地に沿って、木造の民家が並びます。どこか…佐渡の宿根木の町並みにも似た風景ですね。
しかし、通常の港町と決定的に違う点がひとつ。
それは、路地から海が全く見えないこと。
普通の港町ですと、海沿いには堤防が敷かれ、堤防の上から海が一望できますが…この伊根の町は海からすぐにも関わらず、海が見えません。
その答えがこちら。
なんと、海岸線ギリギリに民家がびっしりと立ち並んでいるんです!民家の軒先が海に直結しています。
舟屋の中から見ると…こんな風景。家屋の1階は丸々船用のガレージになっているんです!
言うなれば、家から船で「いってきまーす」と飛び出して行ける環境(笑)
こんな舟屋造りの民家がずらーっと並ぶ!圧巻です!
舟屋の中には、内部を見学させてくれるところもありました。
折角なので入ってみましょう!
舟屋は決して大きくありません。横幅は四間(3.6m)くらいでしょうか?
舟の格納庫及び漁で使う道具の倉庫のような感じ。まさにガレージですね。
ここの舟屋からは、正面に青島が見えています。
あの島が伊根湾に蓋をしてくれているおかげで、この辺りの海は基本的に波穏やかに保ってくれているようです。
それにしても…ここ伊根の海の美しいこと!
南国の島の海と比較しても遜色ない透明度!
海と共に生き、舟と共に暮らす家『伊根の舟屋』。
もはや舟も家族の一員なんでしょうね。こんなにも海や舟と距離の近い営みは、国内でも類を見ないものだと思います。
なかなかアクセスが大変なところではありますが…ぜひ、一度訪れてみてください。
『伊根の舟屋』おすすめです!
道の駅 舟屋の里公園
アクセス
営業時間
9:00-17:00
定休日
年中無休
アドレス
0772-32-0680
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