こんにちは!旅人サイファです。【京都&北近畿旅行記】4日目は京都府天橋立の北部笠松エリアを巡ります。
この日訪れたのは、北近畿エリアでも最高のパワースポットと言われる神社を2箇所回ってきました。
1つ目が、これからご紹介する『元伊勢籠神社(このじんじゃ)』です。
もうね…来たら分かります。ビンビン感じますよ。
国道からすぐのところにある神社なのですが、空気が違う!鳥居をくぐると…神聖な雰囲気に満ち溢れています。
ちなみに、正面に見えている神門より内側は撮影禁止。
写真は鳥居の外からにしてくださいね。
笠松公園入り口から100mほど北へ向かうと、元伊勢籠神社の一の鳥居が見えてきます。
ここから、まっすぐ参道が本殿まで続きています。
ニの鳥居の向こうには神門。神門をくぐればそこは聖域です。
この先は写真撮影も禁止になります。
この時の目的は…こちら。
昨年、中学受験の際に知人より預かったここ『元伊勢籠神社』の受験必勝守をお返しするため。
おかげさまで、娘もなかなか優秀な成績で志望校に合格できましたので、その御礼のお参りに来たのです。
さて皆さん、なぜここが『元伊勢』と呼ばれているのか?疑問に思う方も多いと思います。伊勢と言えば、三重県の伊勢神宮ですよね。
実は、ここ『元伊勢籠神社』は、かつて日本の最高神「天照大御神」と、その食を司る「豊受大神」が降臨し、滞在していたと言われる地なんです。
もともとは、天皇と共に宮中で祀られていた「天照大御神」は、一度宮中を出て大和国(現在の奈良県)に移されます。その後、ここ丹後国与謝の地に降臨され、こちらの地に四年間滞在したと言われています。
その後、倭姫命とともに、安住の地を求めて南へ旅立ち、最終的に三重県伊勢の地の伊勢神宮・内宮に鎮まることとなります。
「天照大御神」がここ与謝の地を去ってからおよそ500年後…。
この地で「天照大御神」の食を司っていた「豊受大神」にも伊勢に来てほしいとお呼びの声がかかり、伊勢神宮・外宮に移られるのです。
このことからこの地は、かつて天照大御神や豊受大神が居らした地『元伊勢』として特別な尊敬を受けることになっているのです。
三重県の伊勢神宮・内宮の正殿は「唯一神明造」と称される特別な作りをしています。
基本的に、この作りは伊勢神宮にのみ許されているものなのですが…実はここ『元伊勢籠神社』はただ全国でも一箇所だけ、伊勢神宮・内宮正殿とほぼ同じ作りになっているとか。そのご由緒の正しさのおかげでしょうか。
ちなみに「豊受大神」が伊勢に旅立った後で、天照大御神の孫であり、初めて日本国土(葦原中つ国)に降り立ったニニギノミコトの兄弟「彦火明命」を主祭神として祀られる形として現代に至っています。
しかも驚くなかれ!ここ『元伊勢籠神社』の宮司さん(海部氏)は、この主祭神「彦火明命」の直径の子孫とか!現在の宮司さんは「彦火明命」から数えて83代目…恐るべし!
神の子孫ですよ(笑)ちなみに、この「彦火明命」から連なる海部氏の家系図は、国宝の指定を受けています。
これだけ霊厳あらかたな『元伊勢籠神社』ですが…本物のパワースポットはこの神社の奥にあります。
現在の地は、「彦火明命」をお祀りするために作られた新しい場所。
実は「天照大御神」や「豊受大神」が降臨した本当の聖地は…この神社の裏手なんです。
その場所こそ…『真名井神社』。次回、こちらのブログでまとめます。
国内最高のパワースポットとも言われる『真名井神社』。次回の記事も…必見ですよ!
元伊勢籠神社
アクセス
京タンゴ鉄道 天橋立駅より路線バスまたは観光船
開門時間
7:30-17:00
駐車場
有料駐車場あり(30分以内無料)
参拝料
無料
アドレス
0772-27-0006
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