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奥嵯峨の隠れた絶景寺院!圧倒的な緑溢れる『常寂光寺』【GW京都&北近畿旅行記】④

こんにちは!旅人サイファです!

本日も【京都&北近畿旅行記】からの記事が続きます!

 

苔の名園「祇王寺」の拝観を終えて、奥嵯峨エリアを散策を続けます。祇王寺を出て嵐山方面へ南下すると…すぐ隣には立派な山門のある「二尊院」、そしてその先には、これまた立派な茅葺き屋根のある「落柿舎」へとたどり着きます。

今回はこちらの2つは門の外から一礼し…さらに南へ歩を進めました。

 

たどり着いたのは…こちら!

これまた新緑の美しい寺院『常寂光寺(じょうじゃっこうじ)』です!
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もうね…言葉にならないほど圧倒的な緑のパワー!!

空気や水、人の影や発する言葉すらも緑を帯びているかのような…!

 

偶然同じタイミングで通りかかったカメラマンからさんも、やや興奮気味に『こんなに絶景独占の常寂光寺は滅多にありませんよ!』と言うほどの神々しさ!


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山門をくぐると参道の奥にまっすぐ階段が伸びています。

こちらの『常寂光寺』も、先程訪れた「祇王寺」と同じように、背後に山を背負ったどん詰まり。巧みに地形を活かした伽藍配置になっています。


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息を切らして登りきると…そこは陽光眩しい明るい空間が広がっています。

十界大曼陀羅を本尊とする本堂は、なんとかつて伏見城の客殿だった建物を移築したものとか!もしかしたら秀吉や家康もかつて足を運んでいたかも!そう考えると興奮しますね!

 

なお、この伏見城客殿の移築には、関ヶ原の寝返りで有名な小早川秀秋の尽力があったようです。


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そしてここ『常寂光寺』は、かの藤原定家が「百人一首」の選定をした「時雨亭」の跡地と言われています。

この風光明媚な奥嵯峨の地で、何万首もの和歌の世界に浸ったんでしょうね。


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本堂から一段上がった最上部には多宝塔が建っています。こちらからは、まさに京都市内を一望できます。ここまで上がれば、かなり高いところまで来たということを実感できるかと思います!

 

境内にはおよそ2000本のカエデが植えられているとも言われています。新緑期の青もみじも、紅葉の赤もみじも絶品!ぜひ、一度足をお運びください!

 

いかがでしたか?奥嵯峨の名刹『常寂光寺』。嵐山や渡月橋にばかり足を向けがちですが、実は奥嵯峨には絶景の古刹目白押し!隠れた名所を探しに、ぶらぶら町歩きなんかもおすすめですよ!

 

 

常寂光寺

アクセス

JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅より徒歩15分


拝観時間

9:00-17:00


拝観料

500円


アドレス

京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3

075-861-0435

 

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