こんにちは!旅人サイファです!本日も昨日と連続して号外です!
北海道・北東北各県に広がる『縄文遺跡群』が世界遺産への登録が決定しました!!
北海道・北東北の縄文遺跡群、世界文化遺産に登録決定 | 毎日新聞
今回登録された『縄文遺跡群』を構成するのは、北海道、青森県、秋田県、岩手県にまたがる全部で17件!
北海道
- 御所野遺跡(一戸町)
この17箇所のうち、筆者が訪れたことがあるのは、三内丸山遺跡と大湯環状列石の2箇所。
三内丸山遺跡を訪問したときの記事はこちらです!
それに、亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した、有名な「遮光器土偶」も拝見したことがあります!
およそ1万年もの期間を持つ縄文時代。緑豊かな自然の恵みを受けながら、この北の大地に生きた縄文人たちは採集、漁労、狩猟により定住していました。そして、後のヤマト朝廷(弥生人)たちの文化とはまた異なる、独自の文化を醸成していました。
以前、こちらのブログでも記事にまとめたように、古来より日本列島全土で狩猟採集の生活をしていた縄文人たちは、南西方面からの稲作文化を持ち込んだ弥生人たちの圧迫を受け、徐々に東北地方及び北海道へ追いやられていきます。
その、圧迫され続けた縄文人たちのユートピアが、今回登録された『北海道・東北の縄文遺跡群』なのです。
先日、一足先に登録決定した『沖縄戦・奄美』と共に、新しく日本の世界遺産に登録された『北海道・北東北の縄文遺跡群』。一昨年訪れたばかりの「三内丸山遺跡」をはじめ、貴重な遺跡がラインナップされています。
ですが、昨日の記事にも書いたとおり、世界遺産とは観光のための選定ではありません。この貴重な遺跡群を後世に残すこと、これこそが第一使命です。これからも、これら世界の宝を官民協力して守っていかねばなりません。
前回です!