こんにちは!旅人サイファです!
毎週日曜日はその時起こっていることをリアルタイムで執筆する『週末雑感』です。
先日smartnewsでこんな記事が掲載されていました。
新型コロナが旅行意向に与えるネガティブな影響とワクチンパスポートへの期待
ふむふむ。なかなか興味深い内容ですね。
2020年6月の初回調査と、2021年4月の今回調査の結果を比較して考察しています。
Q. 今後6ヶ月以内に旅行の予定はありますか?
プライベート旅行の予定がある 54%
予定はない 31%
およそ3割の回答者が、今後6ヶ月以内の旅行予定なしとの回答。
やはりまだまだ世の中は旅行抑制マインドが強いようです。
ただし、改善の兆しもチラホラと見えてきています。
Q. 今後6ヶ月以内に旅行をするつもりがないのはなぜですか?
(矢印は昨年の調査との比較)
感染が心配だから 54%↓
昨年の調査結果(68%)と比べて、14ポイントも低下が見られます。
コロナウィルスへの警戒感はここ一年でかなり薄れているのがよく分かりますね。
Q. ワクチン接種が始まることで、あなた自身の旅行頻度はどのようになると思いますか
かつてほど旅行しない 48%
ワクチン開発前と同じ 42%
以前予定していた以上に旅行にいける 11%
これは、我が国におけるワクチン接種が進んでいない現状が反映されていそうです。
ワクチン接種済みの人が大多数となり、世の中の空気が変わるまでは…もう少し時間がかかりそうですね。
Q. 今後旅行をするのであれば、どのような旅行なら行ってみたいと思いますか。
(矢印は昨年の調査との比較)
車での近場の旅行 50%→
ホテル宿泊を伴う旅行 45%↓
家族や友人と一緒に滞在する旅行 31%↓
旅館に滞在する旅行 29%↓
飛行機での国内旅行 27%↓
滞在型リゾートホテルへの旅行 14%↑
キャンプ場に滞在する旅行 14%↑
貸別荘・コテージに滞在する旅行 9%↑
(回答は一部抜粋)
これもまた興味深い結果です。
不特定多数との接触を嫌う傾向が如実に出ていますね。移動は飛行機や電車よりも車!
そしてホテルや旅館よりも、リゾートホテル、キャンプ、コテージといった他者と接触を制限できる環境を好む傾向が出ています。
昨今、若者の車離れが叫ばれています。
運転免許を取得しない若者も増えていると聞きます。
もしかしたら…『車離れ』と『旅行離れ』は、コロナ禍でよりいっそうその相関を強めているのかもしれませんね。
また、高齢者からスタートしたワクチン接種。
政府は、ワクチン接種済みを証明する『ワクチンパスポート』の導入も検討しているようです。
こうなると『ワクチンパスポート』を取得した人から、大手を振って外出するような世の中になりそうですが…若者の気持ちを考えると複雑です。
これまで散々に叩かれ制限を受けてきた若者たち。彼らにはまだワクチンは行き渡っていません。
ワクチン接種が各世代へ行き渡ったら、彼らへのケアと補償も、行政は考えて欲しいものです。
なにせ修学旅行も卒業旅行も我慢せざるを得なかった人も多いのですから。
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