こんにちは!旅人サイファです!
本日も【伊豆神奈川旅行記】からの記事をお届けします。
この旅行記もこの日が最終日!
湯河原温泉をチェックアウトしてから、神奈川県の由緒ある神社を2ヵ所巡って都内へ戻ります。
この日最初に訪れたのが『平塚八幡宮』。
場所は平塚市街地の北方。
JR平塚駅から北へ伸びるメインロードを進んだ先にあります。すぐ裏は平塚市役所。
天下の街道『東海道』…現在の国道1号線が目の前を通過しているのでご存知の方も多いかもしれません。
この日はちょうど11月。七五三詣りの方々の姿が目立ちました。
慣れない着物姿でよちよち歩く姿…愛らしいですね!
東海道に面して、大きな鳥居が建っていますので、とても目立ちます!
西暦380年ごろと伝わる古社です。
その当時、このあたり一帯に大地震があったそうです。
この時に人々の苦しむ様を見かねた仁徳天皇が社を建てたと伝わっています。
古くはこの地周辺の微高地の名を冠して『鶴峯山八幡宮』と呼ばれていたそうです。
また、毎年5月にお隣の大磯町にある神揃山で行われる国府祭に参加する相模五社のひとつにも数えられる、由緒正しき神社。
※相模五社は
一宮 寒川神社(寒川町)
二宮 川勾神社(二宮町)
三宮 比々田神社(伊勢原市)
四宮 前鳥神社(平塚市)
全国の八幡神社の御祭神はこの三神(武内宿禰の代わりに比売大神の場合も多い)セットで祀られているのが定番です。
ここ、平塚八幡宮はその宇佐神宮から直接分霊を受けていますので、そのご縁起の深さが知れますね。
※同じ神奈川県内にある鎌倉の『鶴岡八幡宮』は、宇佐神宮の分霊を受けた『石清水八幡宮』からさらに分霊を受けています。
そのご縁起からも分かる通り、ここ平塚八幡宮は鎮地の神様。大地を鎮める神様です。
言うなれば地震の被害を抑える神様。
神奈川県のホームページを見ると、平塚や周辺の伊勢原、国府津辺りに活断層が存在することが分かります。
もしかしたら…先人はこの付近に断層が走っていることを、経験から知っていたのかも?
活断層を鎮める神様。旧社殿は関東大震災で倒壊しているのは何とも皮肉なものです。
平塚八幡宮
アクセス
参拝時間
24時間出入り自由
駐車場
参拝者駐車場無料(8:30-16:00)
アドレス
0463-23-3315
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