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2021年01月24日放送『麒麟がくる』ざっくり解説  高まる信長への不信感

本日放送のNHK大河ドラマ麒麟がくる』ざっくり解説記事です。
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荒木村重の謀反、毛利や本願寺との戦。

世を平らかにするには対抗勢力があってはならぬ。

今回の話で光秀は、残念なことにその存在が争いの世の元凶になってしまっている足利義昭のところへ赴きます。

この頃、足利義昭は毛利領の備後・鞆の浦に滞在していました。

毛利の本城である吉田郡山城には招かれず、毛利領の東の端でもある備後に留め置かれていたのです。

これは、毛利も本腰を入れて足利将軍家を支えるつもりはない…という何よりの証拠。

この頃には、足利義昭は良いようにあしらわれる、悲しい存在になっていたのです。

この時点で足利義昭織田信長がヨリを戻せば…天下平定は数年早まったことでしょう。

しかし、これまでの信長からの仕打ちに信頼がおけぬ足利義昭はこれを拒否します。

それもこれも、信長のこれまでの行動が生み出した不信感のせい。

信長は自分で自分の首を絞めているのです。

さて、徳川家康明智光秀の非公式会談が行われました。

まさか、朝廷の有力者三条西実澄(さんじょうにしさねずみ)徳川家康が繋がっていようとは!

徳川家康は、嫡男信康を抹殺するよう織田信長から命じられています。

家康にとっては家を継がせるべき大切な跡取り。

やがて家康は涙を飲んで信康を切腹に追いやることになります。

これで…徳川家康の恨みと朝廷の危惧が繋がりました。

しかも徳川家康は、先年三河へ鷹狩に参った際に…身辺警護の兵はごくわずか。

いっそのこと…!と、本能寺を示唆する言葉も発しています。

そして…ついに訪れた信長と光秀の訣別。

正親町天皇との面談内容を詰問折檻する信長。

思い通りに操れぬ天皇を攘夷させると口走ります。

正親町天皇、朝廷、徳川家康、そして足利義昭。周囲が信長に拒否反応を示し始めたことで…徐々に追い詰められていく光秀。

揺らぐ心はまさに表題『離れゆく心』そのもの。

あと残り2話。本能寺の変へのクライマックスが…はじまります。

次回はこちら!


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