こんにちは。旅人サイファです。
毎週日曜日は下書きなしのリアルタイム投稿、週末雑感です。
まだまだ日中は暑い日が続きますね!
ただ、朝晩は少し涼しい風も吹くようになってきました。
季節は少しずつ進んでいるんですね。
さて、ここのところコロナ禍の雰囲気も若干落ち着いてきたように思います。
他の話題が多かったせいか、以前ほど神経質な雰囲気はなくなって来ました。
これは喜ばしい限り。
そんな中、ひとつ気になったニュースがありました。
9月7日に発生した、ピーチ・アビエーション釧路空港発→関西空港行きの機内トラブルです。
ある一人の男性が機内でのマスク着用を拒否。
マスク着用をお願いしに行った乗務員に対して恫喝、大声をあげるなどしたため、新潟空港へ緊急着陸し当該男性を機内から下ろした…というニュースです。
いやはや。
なんと迷惑な。
もし私が同乗していたらかなり不愉快な気分になったことでしょう。
なにせ、元々出発遅れしていた分と合わせて、関西空港着陸は2時間以上遅れたそうです。
もしかしたらこの2時間の遅れのせいて、大切な結婚式や出産、親の死に目などに立ち会えなかった方もいるかもしれません…。
本当に心が痛みます。
当該男性は、『マスク着用には科学的根拠がない!』等の主張をなさっていたようです。
確かに、通常の不織布マスクに厳格な感染予防力は無いかもしれません。
私も『マスク非着用人は非国民』のような同調圧力や自粛警察・マスク警察のやり過ぎ行為には辟易しているのは同じです。
しかし、今回のケース。
飛行機内という閉鎖された空間での団体行動が求められる場所では、航空会社の定めたルールには従うべきでしょう。
それこそ『大人の社会性』かと。
なお、今回のケースはマスク着用拒否が理由で強制退去させられたのではありません。
マスクの着用はあくまで『お願い』『努力義務』にすぎません。
今回の強制退去は、『大声で騒ぐ、乗務員を恫喝するといった、機内秩序を乱したこと』に対する措置です。
本来であれば、はじめからこの男性は搭乗させるべきではありませんでした。
ピーチ・アビエーションの社内ルールがどのように運用されているのかは分かりませんが、マスク着用をお願いし、それに従わない場合は搭乗拒否する条項をきちんと運用していれば防げたのかもしれません。
この男性は『持病がある』との理由でマスクを拒否したと伝わっていますが…それであれば、きちんと理由を説明し座席の移動にも応じるべきかと思います。
周辺の乗客の撮影した動画も拝見しましたが…かなり意地になっている様子が見受けられました。
持病がどんなものかは分かりませんが、ほんの少し我を抑えればこんな大事にならなかったのに…。
もしかしたら、前頭葉の抑制機能の障害も考えられるケースです。
ともかく、航空機の安全な航行を邪魔した罪は重い。
緊急着陸した新潟空港のスタッフにも、かなりの緊張を強いたでしょう。
空港使用料や燃料費もかなりかかったことと思います。
民事でも『損害賠償』
これらが考えられます。
当該男性はTwitterにアカウントを作って反論なさってますがね。
ともかく、こんな事案は2度と発生してほしくありません。
航空会社各社には、こういったトラブルを未然に防ぐ手だてを厳格にとってほしいと思います。
せっかく少しずつ落ち着いてきた世の中に水を差す今回のニュース。
こんな事案が発生すること自体が、非常に残念です。
次回です
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