こんにちは!旅人サイファです!
本日も昨日に続いて、一昨年に登った穂高連峰縦走の記録をお届けします!
今回で三部作の最終回!
さて。この登山記。
初日は上高地から涸沢カールまで。
二日目は涸沢カールから穂高岳山荘まで。
最終日の今日は、奥穂高岳と前穂高岳のピークを踏んで岳沢から上高地へ下るルートです。
朝4時。行程が長いため早めに起床して準備を整えます。
外は黎明…
早速、昨日見た垂直の壁に取り付きます。
渋滞してるのでゆっくり…ゆっくり。
足元には穂高岳山荘が見えてます。
その向こうは昨日登った涸沢岳。
遠くに槍ヶ岳も見えていますね。
かなり日も上がって来ました。
ガレた登山道を一歩一歩。
真上を見上げると…あそこがピーク!
ついに登頂!ここが北アルプスの最高峰!
奥穂高岳の山頂です!3190m!
山頂にはお堂が鎮座しています。
下山までの安全を祈願して、参拝します。
こちらは北側。
つん!と尖った槍ヶ岳は目立ちますね!
こちらは南側。
中央に赤い屋根がポツンと見えるところが上高地かな。
右手に焼岳。それに向かい合うように霞沢岳。
中央奥には乗鞍岳。
お隣に見えるのが西穂高岳。
ここへ行くには護衛兵(ジャンダルム)を越えて行かないといけません。
さて。山頂で少し休憩したら吊り尾根を伝って前穂高岳へ進みます。
岩場が続くため両手両足をしっかり使って山頂から下ります。
さすが穂高岳。かなり急激に下りますね。
細かなアップダウンを繰り返して吊り尾根を進むこと90分。
前方に次の目的地前穂高をが迫って来ました。
中腹に登山道が見えていますね。
あの道の切れ目が紀美子平(きみこだいら)。
ひとまずあそこまで行って休憩にしようー。
紀美子平に到着!
人の名前みたいで不思議な名称ですよね。
実はここの由来は本当に紀美子さん。
穂高岳山荘を作り、このルートを拓いた穂高の名ガイド『今田重太郎』。
ルートを整備している際に、当時五歳の愛娘紀美子さんを遊ばせて(寝かせて)おいたポイントが由来とされています。
さて、ここ紀美子平に荷物を下ろして前穂高岳を往復しましょう!
片道およそ20分。
今回の行程最後の登りです。
ひと歩きで登頂!
ここの山頂は広々していますね!
右の一際鋭い峰が槍ヶ岳。
3000mを超える高峰がそろい踏み!
さてら山頂の眺めを堪能したら紀美子平に戻りましょう。
下りも気を抜かずにそろりそろり…。
紀美子平で少しお腹に入れて、ここから一気に下ります。
ここ紀美子平が標高およそ3000m。
ゴールの上高地が標高およそ1500m。
1500mの標高差を一気に下る!
山の事故は下りに多い。
早く下山したくて急いでしまう気持ちもよく分かります。
慎重に。慎重に。
特に下り出しが怖い。
垂直に近いような崖をそろりそろり。
鎖場を下り…
長い長いハシゴを下り…
下ることおよそ2時間。
岳沢小屋まで降りてきました!
ここまで来ると一息つけます!
ここでまたお腹に入れてラストスパート!
最後の2時間の下りへ!
この下りが長い!ところどころで休憩挟みつつぐんぐん下る!
そして…人の声が聞こえてきたかなと思ったところで上高地の自然探勝路と合流!
相方とハイタッチして無事の下山を祝いました!
スタート地点のかっぱ橋!
奥に見える山頂から一気に下山して来ました!
いやあ!よく歩いた!
これから帰りの運転もしないといけないので…
コーラで乾杯!お疲れ様でした!
以上で一昨年の夏山登山!
穂高連峰縦走記の三部作はおしまいです!ありがとうございました♪
今年はどこかに登れるかなー!
その2はこちら
その1です