織田信長と父・織田信秀の複雑な親子関係が描かれていましたね。
織田信長は若い頃奇抜な行動が多く『うつけもの』と呼ばれていました。
父親の織田信秀はその裏側にある英雄の素質を見抜いていたよう。
織田家の家督は嫡男の信長に継がせる腹積もりだったと言われています。
しかし、母親の土田御前(どたごぜん / つちだごぜん)はそんな奇抜な信長を愛さなかったらしい。
むしろ聡明な次弟・信勝を愛し家督も継がせようと画策していたと…とも伝わります。
そんな歪んだ関係の中で育ち成長した信長。
鬱屈した青春時代の苦悩が、やがて狂気な一面を内に秘めた織田信長像を形作ることになるのでしょう。
やがて反旗を翻す弟・信勝の抹殺。
それに与した家老衆の追放。
そして比叡山や伊勢長島での皆殺し。
まさに三つ子の魂百まで。
多感な青春期に受けた扱い。
その経験が人間性を決めた例と言えるかもしれません。
本能寺の変のきっかけへも通じる信長の狂気。
この狂気がどのように育っていくのか。
これから見物ですね。
次回はついに斎藤道三と織田信長の対面、善徳寺の会見が行われる回となるようです!
次回も楽しみですね!
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