『八大神社』は剣豪・宮本武蔵ゆかりの神社!
《宮本武蔵と吉岡一門の決戦場!八大神社の参拝レポートです!》
筆者紹介
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こちらの記事は【初夏の京都滋賀旅行記】よりシリーズでお届けしております。
『八大神社』の歴史
剣豪・宮本武蔵の、京都における最大の決戦ともいえる戦いが行われたのが…ここ洛北一乗寺の地です。
いわゆる…「一乗寺戻り松の決闘」ですね。京都の剣術一門「吉岡一門」と戦ったのがこの決闘でした。
この決闘を前にして、宮本武蔵が戦勝の祈願を行ったとされるのが…ここ『八大神社』です。
ここ『八大神社』の歴史は古く、その創始は不明ながら、記録によると鎌倉時代には「八大天王」を祀る神社があったとされています。
八大天王は、祇園・八坂神社の主祭神と同一で「北の祇園」とも称された京都御所の鬼門を守る神社として古くから厚く崇敬を集めました。
剣豪・宮本武蔵が、一乗寺下り松における決闘を前に参拝した当時の「下り松」は、現在、ここ『八大神社』の、境内にその古木が祀られています。
なお現在の社殿は、大正15年に建てられたものです。
『八大神社』の見どころ
美しい庭園で知られる「詩仙堂」のすぐお隣にあるのが『八大神社』です。詩仙堂の表門を出て、右手の坂を登るとすぐに鳥居が見えてきますので分かりやすいハズです。
鳥居をくぐると…カーブしながら伸びる参道を進むと…左手に石垣が見えてきます。
『八大神社』の拝殿は、この階段を上った先です。しっかりとした石垣が組まれていますね。
『八大神社』の拝殿本殿は傾斜地に建っているようで…やや左下がりになっています。
拝殿へ登る石段には、金魚鉢にアジサイの花が詰められた装飾が並べられています。参拝者をおもてなしする気持ちが見られて良いですよね!
こちらが『八大神社』の拝殿です。建物は大正時代に新たに立てられたものです。唐破風のカーブが絶妙ですね。
社殿こそ近年のものですが…この場所であの宮本武蔵が勝利を祈願したのでしょうか。そう思うと…感慨深いものがありますね。
境内には、その宮本武蔵像も置かれています。二刀流を構える宮本武蔵の勇姿。かっこいい銅像ですね!
そして…武蔵の決闘を見届けていた名木も、境内に保存されています。それがこの「一乗寺下り松」!現在は枯れて朽ちていますが…宮本武蔵が吉岡一門との決闘をしたこの地で、今も幹だけが残されています。
なお代替わりした、当代の「四代目一乗寺下り松」は、『八大神社』から西へ坂を降りたところに植えられています。こちらも歩いてすぐですので、ぜひ見ていってください。宮本武蔵と吉岡一門が実際に戦ったのは…この辺りだと伝わっています。
『八大神社』へのアクセス/駐車場
『八大神社』は、人気の庭園スポット「詩仙堂」と隣接していますので、「詩仙堂」を目印に向かうと良いでしょう。
最寄駅は叡山鉄道の一乗寺駅で、駅前からは徒歩7分ほどかかります。バスをご利用の場合は、京都市バスの一乗寺下り松バス停が最寄りです。
お車の場合は、京都東ICから30分ほどです。近く詩仙堂と共用の有料駐車場がありますのでご利用ください。
【初夏の京都滋賀旅行記】2日目。この日は洛北一乗寺近辺の各所をめぐっています。八大神社の参拝を終えたら、すぐ近くの名物茶店に立ち寄りました。次回もお楽しみに!
『八大神社』の基本情報
アクセス
名神高速道路 京都東ICより20分
営業時間
24時間参拝自由
定休日
年中無休
入場料金
無料
駐車場
有料駐車場あり
アドレス
075-781-9076