『三次の雲海』は広島の秋の風物詩!谷の町を埋め尽くす雲海は圧巻!
日本の美しい風景。その秘訣は「四季」にあります。春は花が咲き乱れ、夏には山や海がきらめき、秋は紅葉で真っ赤に燃え、冬は白銀の世界が広がる。
日本には、その季節にしか出会えない素晴らしいスポットがあります。その季節にその場所を訪れたものだけが出会える風景は、やはり格別です。
毎週月曜日は、そんな特定の季節にしか見ることができない【季節限定の絶景スポット】を毎週ひとつずつご紹介します。
筆者紹介
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毎週月曜日は旅人サイファ厳選【季節限定の絶景スポット100選】と題して、毎週1ヶ所ずつ、その季節ならではのおすすめスポットをご紹介しています!
『三次の雲海』のおすすめポイント
広島県北部、周囲を山に囲まれた三次盆地は、雲海の名所として知られています。
ここ三次市の中心部は、西城川、馬洗川、江の川という3つの川が合流する珍しい地点で、川によって運ばれた冷気が生み出す雲海は、えもいわれぬ美しさ!
この雲海が発生する条件はいくつかあり、川の水面温度が気温よりも高いこと、そして冷たい空気が水面に流れ込むこと、さらに水面から出る蒸気がとどまりやすい無風状態であることなどが挙げられます。
すべての条件が合致した時…三次盆地全てが雲海に包まれる、まさに絶景が広がるんです!
『三次の雲海』を眺めるベストスポットは、市の西部に位置する高谷山です。標高490mの山頂近くには展望台が作られ、シーズン中には早朝からカメラマンが列をなすほど!
『三次の雲海』のベストシーズン
『三次の雲海』が現れるのは、秋から翌年3月にかけて。中でも、9月下旬から11月にかけてが、ベストシーズンとされています。
この時期は雲海発生に必要な湿度も高く、また寒暖差が激しいことも、濃密な雲海が発生しやすい条件が揃いやすいのが特徴です。
実はこの『三次の雲海』は四六時中発生しているワケではなく、鑑賞に適した時間も限定されています。
それが…早朝からわずか3時間ほど。日の出前、うっすらの東の空が白みだしたころから雲海が現れはじめ、日が昇りきるころにはなくなってしまいます。そのため、予めきちんと準備して訪れるのがおすすめ!
今年の秋は…紅葉鑑賞だけでなく、広島県三次市の雲海鑑賞もセットで狙ってみてはいかがてしょうか?
『三次の雲海』へのアクセス/駐車場
『三次の雲海』を眺めるならば、三次市街地の西に佇む「高谷山」が最適です。こちらにら「霧の海展望台」と呼ばれる、雲海を眺めるのに最適な展望スポットが作られており、多くのカメラマンがその絶景を狙って訪れます。
「高谷山霧の海展望台」へは、三次駅からタクシーで15分ほど、お車の場合は、中国自動車道の三次ICから20分ほどです。
山頂近くの駐車場まで車で入れますので助かりますよね。ただし、道は細く狭いため、特に深夜のアクセスは充分お気をつけください。
『三次の雲海』を訪れる際のおすすめお宿
『三次の雲海』を見に行く際、ポイントになるのは時間帯です。
中でも最も雲海が現れやすいのは早朝ですので…できるだけ展望スポットである「高谷山」に近いところに宿を取っておくと良いでしょう。
三次市周辺には温泉地はありませんので、お宿は三次の市街地にあるホテルがおすすめです。ここ「ホテルルートイン三次駅前」は、館内に大浴場もありますし、駅前ですので飲食店にも困りません。
『三次の雲海』の基本情報
アクセス
JR芸備線 三次駅よりタクシー
中国自動車道 三次ICより20分
営業時間
24時間自由
定休日
年中無休
入場料金
無料
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
0824-63-9268
※一般社団法人三次観光推進機構