こんにちは!本業の傍ら年間宿泊40泊する旅のセミプロ!旅行プランナー/ライターの旅人サイファです。
毎週日曜日は、その時に起こっていることをリアルタイム投稿する『週末雑感』をお届けします。
筆者紹介
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実は…筆者一家は、間も無く引越しを控えています。
現在は東京都北区で生活しており、子供たちもここで生まれここで育ってきましたが…15年住んだマンションから、東京都杉並区へと引越しすることが正式に決まりました!
先日、完成した建物のら内覧へ行ってきましたが…やはり新築はテンション上がりますね(笑)
高層階ということで、展望は申し分なし!遠くに新宿やスカイツリー、東京タワーも見える部屋でしたので、夜の景色も楽しめそうです。
今は、10月の引越しに備えて引越し業者の選定・見積りや、家電の選定購入などの準備をしているところです。
今回、15年ぶりの引越しを受けて感じたのは、定期的な引越しの重要性でした。
賃貸住宅であればいざ知らず…購入物件の場合は、一度購入した住宅からは、よほどのことがないと引越しすることはありません。いわゆる「終の棲家」ですよね。
筆者も今住んでいる住宅を購入した際は、もう引越しをすることはないだろうと思っていました。
しかし…いざ、新たな住居が決まり引越しに向けて動き出していると、これはこれでとても重要なイベントだと思うのです。
何より、部屋がキレイになります。
引越しという強制力がなければ、冷蔵庫の裏やソファの下など…普段はあまり手入れが届かない箇所は見て見ぬフリをしてしまいがちですよね。
そしてそのまま…10年、15年、20年と年月が経過して、そういった「普段お手入れされない箇所」には、積年のホコリが積もり酷いことになっています。
また、家電も入れ替え買い換えが必要ですよね。
せっかく新居に移るのだから…と、これまで10年以上使ってきた家電はそのほとんど全てをご一新!買い換えすることになりました。
この「引越しによる強制力」って…実はとても重要なことだと思うんです。だって「こんなタイミングじゃないとやらない」から。
そんなこんなで、引越し準備をしていて思ったんです。これ…日本の伝統行事にも通ずるところがあるな。と。
それこそが、伊勢神宮などで行われる「式年遷宮」です。伊勢神宮は20年に一度、社殿をそっくりそのまま建て替えるというイベントを何百年も繰り返して現存してきました。
ただの引越しと式年遷宮を一緒にするなよ!と怒られそうですが…伊勢神宮の場合、式年遷宮という「強制的な建て替え」があるおかげで、社殿の建築技術が現代まで伝わったという側面があります。
今回は我が家は一個人の引越しでしかありませんが、意外とこの「強制力」があるおかげで、衛生面や家電更新のきっかけになり得るのかなーとも感じています。
また江戸時代の大名たちは、幕府から「転封」という強制的な引越しを度々命ぜられていました。いわゆる「国替え」というヤツです。
この転封は、命ぜられた大名たちにとっては堪ったものではありません。これまで生活していた城や屋敷も全て次の大名へと差し出して、自分達は次の城屋敷へと移っていく。2016年に映画化された「引越し大名」という作品も、この転封をテーマにしたコメディです。
大名たちにとっては甚だ迷惑な命令であった転封。しかし…この転封、意外な人たちにとって大きなチャンスだったりします。
それが、商人たち。
転封という引越しがあると、家財道具などもこれを機に一新されることが多く、大きなビジネスチャンスになっていたようです。
これ、現代にも通じるかもしれませんね。定期的に引越しをさせることで…その都度かなり大きなお金が動きます。引越しが引き起こす経済効果はかなりの規模になることでしょう。
今回は、我が家の引越しというイベントから、式年遷宮や転封について考えました。
ただの個人の引越しとはいえ…意外と大きな意味があるイベントだな…としみじみ感じています。
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