『瓢湖』はラムサール条約登録湿地!ハクチョウが飛来する湖!
新潟県阿賀野市。『瓢湖』は白鳥の湖として知られる野鳥の楽園です。3月半ばでもハクチョウがいました!
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こちらの記事は【残雪の新潟グルメ旅行記】よりシリーズでお届けしております。
『瓢湖』の歴史
白鳥の湖として知られる『瓢湖』。実はこの美しい湖は、江戸時代に作られた人工的なため池なんです。
昭和25年、初めてオオハクチョウが飛来してから、毎年多くのハクチョウが越冬しに来る「白鳥の湖」として知られるようになりました。
ここに飛来するハクチョウは、暖かい越冬地を求めてはるばるロシアからやって来ます。
例年10月頃には第一陣が到着し、11月下旬がピーク。3月頃にはみな北へと帰っていくそうです。
ピーク時にはなんと5000羽ものハクチョウが生活するといいますから…その風景は圧巻でしょうね!
『瓢湖』の見どころ
3月半ば、白鳥の湖で知られる『瓢湖』へとやって来ました。現在は「瓢湖きん水公園」として整備され、市民やバードウォッチングをする観光客のために開放されています。
公園入り口を入ると、広い湖が広がっています。片隅には小屋が建てられています。
中に入ると、ハクチョウなどを観察できる展望の良い休憩所になっています。ハクチョウが飛来するピークは冬場ですからね。室内から見学できるのは嬉しい配慮ですね。
休憩所内には水鳥のえさも販売しています。ひとつ100円ですからぜひ購入してみてください。ハクチョウやカモたちがエサをついばむ様子を楽しむことができますよ!
3月15日(金)現在、ケガなどで帰れない白鳥のみとなりました
館内にはちょっと悲しいお知らせ。ハクチョウたちの越冬は終わり、そのほとんどがロシアへ向かって帰っていったそうです。この時『瓢湖』に残っているのは…ケガなどで帰ることが出来ない子たち。彼らは…ここ『瓢湖』でその後の一生を終えるのでしょうね。来年、家族と再会できると良いのですが。
そんな気の毒なハクチョウですが…ここ『瓢湖』では意外と元気に過ごしていました。
ざっと見た感じ、10羽近くのハクチョウが『瓢湖』に留まっているようです。
エサをあげると…ハクチョウやカモたちが一目散に集まってきます。中にはエサを奪い合ってケンカする子たちも。
新潟県は雪国のため、車でアクセスするには少々気を遣うところです。しかし、ハクチョウが飛来するピークは11月から!ぜひ、雪が積もる前の11月後半にここ『瓢湖』を訪れてみてください。大きなハクチョウたちの楽園を…垣間見ることができますよ!
『瓢湖』へのアクセス/駐車場/所要時間
白鳥の湖『瓢湖』へは、JR水原駅が最寄りです。水原駅からは徒歩30分ほどかかりますので、路線バスもしくはタクシー利用がおすすめめです。
お車の場合は、磐越自動車道の新津ICもしくは安田ICから15分ほどです。阿賀野市営の無料駐車場がありますのでそちらをご利用ください。
見学所要時間は、時期によって異なります。ハクチョウがたくさん訪れている時期は、数時間居ても退屈しません。ハクチョウがあまり居ない時期であれば、30分ほどの滞在で充分です。
【残雪の新潟グルメ旅行記】二日目。白鳥の湖として知られる『瓢湖』を見学しました。この後は、すぐ近くにある城跡(代官所)へと向かいます。次回もお楽しみに!
『瓢湖』の基本情報
アクセス
磐越自動車道 新津ICより15分
営業時間
24時間自由
定休日
年中無休
入場料金
無料
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
0250-62-2690