『橋杭岩』は和歌山のウユニ塩湖!奇岩が反射するリフレクションの世界!
まるで鏡のようなリフレクションを楽しめる!まるでウユニ塩湖のような写真が撮れる『橋杭岩』をご紹介します!
筆者紹介
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『橋杭岩』の歴史
本州最南端・潮岬を有する和歌山県串本町。その、海岸線にまるで橋の杭のように規則的に並ぶ奇岩群が『橋杭岩』です。
ここは、弘法大師が一夜でかけた…という伝説の残る場所。
弘法大師がこの地を訪れた際、天邪鬼という鬼と一夜で橋を架ける競争をしました。
弘法大師が神力を用いてあっという間に橋杭をのをみた天邪鬼は、弘法大師を騙そうと、とっさに鶏の鳴き声を発しました。すると…弘法大師は、朝がきてしまったと勘違いしてその場を立ち去ってしまったために、現在のように橋杭だけが残された風景になった…といわれています。
串本から大島に向かい、海中に約850mの列を成して大小40余りの岩柱がそそり立っています。
その規則的な並び方が橋の杭に似ていることからこの名が付きました。
海の浸食により岩の硬い部分だけが残り、あたかも橋の杭だけが立っているように見えるこの奇岩には、その昔、弘法大師と天邪鬼が一晩で橋を架ける賭をして、一夜にして立てたという伝説も伝わっています。
海岸線に沿って、奇岩が並ぶ景観は圧巻です。潮の道引きによって、さまざまに風景が変わりますので、いつ訪れても楽しめるスポットです。
特に干潮時には…ボリビアのウユニ塩湖と同じようなリフレクションの世界が誕生するんです!
『橋杭岩』の見どころ
海岸線に奇岩が並ぶ『橋杭岩』へとやって来ました。国道沿いには「道の駅くしもと橋杭岩」がありますので、そちらへ車をとめて散策します。訪れたのはちょうど夕方近く潮が引いている時間でした。
道の駅の脇には、海岸へと下りられる階段がありますので行ってみます。水面近くに目線を落とすと…あれ!ここ!リフレクションする!!
穏やかな潮溜まりが水鏡となり、青い空と『橋杭岩』の奇岩がくっきりと映りこんでいます。おおー!すげー!!
少しアップにしてみると…歩く人の姿も水面に映っているのも分かりますね!『橋杭岩』の奇岩を背景にすると…もはや日本じゃないみたい!
香川県の父母ヶ浜など、「◯◯のウユニ塩湖」と呼ばれるスポットがここのところ急増してあますが…ここ『橋杭岩』は、まさに「和歌山のウユニ塩湖」!!背景に橋杭岩という被写体があるため、アレンジ次第で面白い写真も撮れるかも!
せっかくなのて一緒に散策していた息子にポーズ取らせておきました。ジャンプでもさせれば良かったかな(笑)
ちなみに、干潮時は広い潮溜まりができていますので、夏場は磯遊びすることもできそう!探せば、こんなに大きなカニもいたりしますから、お子さまと遊ぶのもおすすめですよ!
『橋杭岩』でウユニ塩湖のようなリフレクション撮影ができるのは干潮時限定です。潮溜まりができていたら…できるだけ水面に近付けて撮影してみてください。びっくりするくらい美しい写真が撮れますよ!
『橋杭岩』へのアクセス/駐車場/所要時間
和歌山県串本町の『橋杭岩』は、紀伊半島をぐるっと回る国道42号線沿いに位置していますので、基本的に迷うことは無いでしょう。
お車の場合は、紀勢自動車道のすさみ南ICから30分ほどです。国道を走らせていると、大きな案内看板と道の駅が見えてきますのでそちらを目印になさってください。道の駅には大きな駐車場も整っています。
公共交通機関ご利用の場合は、JR串本駅から徒歩20分ほど。歩くのが大変な場合は、タクシーをご利用ください。
『橋杭岩』の鑑賞は30分ほどあれば充分見て回ることができるはずです。先端の弁天島まで歩かれる場合は、45分ほどお時間みておくと良いでしょう。
【年末年始ぐるっと紀伊半島一周旅行記】4日目。紀伊半島の南端・串本の名所『橋杭岩』を鑑賞しました。この後は白浜温泉へ向かい、絶景レストランでの食事を楽しみました。次回もお楽しみに!
『橋杭岩』の基本情報
アクセス
紀勢自動車道 すさみ南ICより30分
営業時間
24時間自由
定休日
年中無休
入場料金
無料
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
0735-62-5755