『土井竹林』はドラマロケ地にも使われた神秘的な竹林!
三重県尾鷲市にある穴場スポット。手堀りのトンネルを抜けた先に現れる『土井竹林』は、神秘的な美しさです!
筆者紹介
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こちらの記事は【ぐるっと紀伊半島一周旅行記】よりシリーズでお届けしております。
『土井竹林』の歴史
尾鷲市の国道沿い。大規模なパチンコ店の裏手にひっそりと存在するのが、今回紹介する『土井竹林』です。ここは…知らないとたどり着けない、知る人ぞ知る穴場スポット!
元江戸時代中期に、尾鷲の林業家として名を馳せた土井家の7代目・八郎兵衛が、薩摩から取り寄せた孟宗竹を植えたのが始まりとされています。
その広さはなんと4000平米超!尾鷲という多雨多湿な気候が馴染んだのでしょうか?大きなものは直径30cmにも育つという巨大な竹林です。
NHKの連続テレビ小説「旅路」(昭和42年)のロケ地ともなっていたそうで、当時のファンにとっては聖地にもなっているようですよ。
『土井竹林』の見どころ
『土井竹林』は尾鷲市内のパチンコ店の裏手にひっそりと存在する穴場絶景スポットです。
え?ここ入っていいの?
伺ったところ、パチンコ店の駐車場は広大なので、隅っこにとめても大丈夫とのことでした。良かったひと安心。
駐車場の左奥、フェンスの向こう側に『土井竹林』への遊歩道入口が整備されています。邪魔にならないよう端の端に駐車させていただきました。
しばらく進むと…木で作られた古民家が見えてきます。この日は閉じていましたが、ここは人形の家という施設のようです。ただし案内板も何もないので…詳細はナゾ。『土井竹林』はこの古民家を通り抜けて、さらに先にあります。
ここからは少し道が悪くなります。木々の生い茂る小路を進むと…少しだけ上り坂になっていきます。
左にカーブする上り坂を進むと…あれ?なんか見えてきた!
おおおおー!これはすごい!
なんと江戸時代に人の手で掘られた手堀りのトンネル!その向こう側に…鮮やかな緑色の世界が見えています。
恐る恐る歩を進めてみると…舗装などもしておらず、岩盤がそのまま剥き出し!すっご!崩れたりしないの?
トンネルの長さは25mほど。出口の方が広く作られていますね。その先には…見事な竹林が見えてきました!これこそが『土井竹林』ですね!
竹林は板塀に囲まれて中に入ることはできません。事前に連絡をしておけばカギを開けてもらえるという情報もありましたが…ここからの風景でも充分見ごたえがありますよね!
塀の向こう側は竹の密集地帯!毎年増えるでしょうから…きちんと手入れしていないとすごいことになりそうですよね。筍たくさん採れるのかな?(笑)
『土井竹林』の見学を終えて…車へ戻ります。このパチンコ店(キング観光)の駐車場には、色々なキッチンカーが並んでいたので、ランチにこちらを購入!車の中で美味しくいただきましたよ。
『土井竹林』へのアクセス/駐車場/所要時間
『土井竹林』は尾鷲市の中心近く、国道42号線沿いにあるパチンコ店の裏手にある穴場スポットです。
JR尾鷲駅からは徒歩15分ほど。お車の場合は紀勢自動車道の尾鷲北ICより5分ほどです。
駐車場は国道沿いにあるパチンコ店「キング観光」の駐車場を利用してください。左奥に竹林へ向かう遊歩道の入り口があります。
見学の所要時間は15~20分ほどあれば充分です。
【年末年始ぐるっと紀伊半島一周旅行記】3日目。尾鷲市にある穴場スポット『土井竹林』の見学を終えたら、続いて熊野市方面へと車を走らせました。次回は世界遺産の絶景スポットをレポートします。お楽しみに!
『土井竹林』の基本情報
アクセス
JR紀勢本線 尾鷲駅より徒歩15分
紀勢自動車道 尾鷲北ICより5分
営業時間
24時間自由
定休日
年中無休
入場料金
無料
駐車場
パチンコキング観光駐車場利用
アドレス