『泉仙』は鐵鉢精進料理の老舗!大徳寺界隈でお食事ならここで決まり!
大徳寺の門前にお店を構える『泉仙』は鐵鉢精進料理の老舗!美味しいゆば御膳をいただけますのでおすすめです!
筆者紹介
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こちらの記事は【紅葉の京都奈良旅行記】よりシリーズでお届けしております。
『泉仙』のおすすめポイント
京都の中でも静かなエリアをとして知られる「大徳寺」。そんな大徳寺の門前にお店を構えているのが『泉仙』です。
ここ『泉仙』は明治4年創業の老舗です。一号店は大徳寺の境内にある大慈院店で、寺院の境内で営業する料亭の走りとなったお店としても知られています。現在、大徳寺の周辺には大慈院店と紫野店の2店舗が営業しています。
今回は、大徳寺散策の途中で紫野店にお邪魔しました。
泉仙の鐵鉢精進料理
鉄鉢とは、僧が食物を受けるために用いた鉄製のまるい鉢のことをいいます。
遠くインドにはじまり、日本へは奈良時代につたわったとされ、托鉢の僧が用いたといわれています。
古くから伝わる「精進料理」では、仏の教えによって肉類魚介類を使用せずに、穀物、豆類、野菜などの食材だけを使用したお料理です。また、食材の味をいかすため、調味料の使用を抑え、また食材を余すところなく使い切ります。
泉仙の精進鉄鉢料理は、鉄鉢を形どった器に、四季おりおりの味覚を盛り込んだもので、禅のこころと、京料理の伝統を現代に生かしています。
『泉仙』のお品書きはこちら。この日はランチでお邪魔しましたが…精進料理と聞くとかなりお高いイメージありますが、意外とそうでもありません。
アラカルトでの注文も可能ですが、基本的に はコース料理がメインです。
最もお安いコースでも「精進点心 雲水」で2600円。
看板メニューでもある「ゆば御膳」で3000円!
季節限定の「松茸御膳」でも3500円です。
せっかく京都にいらしたのですから…京都らしいお食事をいただくのもおすすめですよ!
今回はふたりでしたので…「ゆば御膳」と「松茸御膳」をひとつずつオーダーしました。
まず運ばれてきたのがなんとお抹茶!しかも、わらび餅つきです。大徳寺の境内はかなり広く、あちこちを歩き回らないといけませんのでこのタイミングでお抹茶をいただけるのは非常にありがたい!
続いて運ばれてきたのが「ゆば御膳」の前菜の盛り合わせ。この日は車での移動でしたので、お酒は飲めませんでしたが…日本酒いただきながらでも良さそうな前菜が並んでいました。
続いては松茸御膳のメイン!松茸ご飯や前菜が食べやすいサイズで並べられています。京都らしい、味わい深いお出汁で丁寧に作られていました。
そしてこちらが松茸の天婦羅!風味豊かな松茸の旨味がとっても美味しい!なんて贅沢!
さらに、松茸の土瓶蒸しまで運ばれてきました。松茸の旨味を最大限まで味わえるのは、やはりこれですよねぇ!
続いてこちらは、ゆば御膳のゆば寿司です。さすが京都のゆば!普通のお寿司と遜色ないほど、しっかりと旨味のあるお寿司になっています。
そして…これこれ!ゆばのお刺身です。ちょちょっとお醤油をつけていただきます。ふふ!思わず絵顔になるほどの美味しさ!はあ…すばらしいー!
天婦羅もゆばの天婦羅をメインに4種類!抹茶塩で素材の味をしっかりと味わいました。
大徳寺野界隈は静かな環境のため、あまりお食事スポットは多くありません。そんな中でもここ『泉仙』はお値段も手頃で入りやすいお料理屋さんです。大徳寺界隈へお越しの際、ランチはここで召し上がってみてはいかがでしょうか?
『泉仙』へのアクセス/駐車場
『泉仙』のある大徳寺エリアは、京都市街地北方に位置しています。京都駅からは、市営地下鉄烏丸線の北大路駅から路線バスに乗り換えてのアクセスがスムーズてす。また時間はかかりますが、京都駅から206系統バスで直接アクセスすることも可能です。
お車の場合は、京都駅から堀川通を北上しおよそ30分。駐車場は大徳寺の有料駐車場をご利用ください。
【紅葉の京都奈良旅行記】3日目。この日午前中は大徳寺界隈を散策しました。午後は、京都でも穴場!京都西山三山をめぐります。次回もお楽しみに!
『泉仙 大徳寺店』の基本情報
アクセス
京都市営地下鉄烏丸線 北大路駅より路線バス
京都駅前より車で30分
営業時間
11:00-17:00
定休日
毎週水曜日
駐車場
大徳寺有料駐車場ほか利用
アドレス
075-493-0889